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ICUにおける作業療法士の役割|包括的リハビリテーションについて  

 

開催日 2024年5月27日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 信州大学医学部附属病院リハビリテーション部 講師:塚越 大智 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

お問い合わせはこちらから▼
https://seminar.ep-och.com/products/seminar2203

開催日時:2024年5月27日(水)20:00~21:30【オンライン開催】


ICUにおける作業療法士のニーズが高まっています

ICUにおける作業療法士の役割はとても重要であり、

ここで生活における大切な能力を利用して

早期に日常生活を営むことができるかどうかが変わると言っても過言ではありません。



特に近年、急性期における作業療法に対する様々な報告が増加しており、

ICUにおける作業療法士のニーズが高まっていると言っても過言ではありません。



ICUにおける作業療法は早期離床や拘縮などの二次的合併症の予防や

心身機能、身体構造の改善のみではなく、早期から日常生活動作や社会参加の獲得に繋がる介入が重要です。



本セミナーでは、急性期で活躍されている作業療法士の塚越先生に、

ICUにおける作業療法の役割や今後の展望などについてお話しいただきます。



●●●●●ICUにおける作業療法士のニーズが高まっています●●●●●

現在、集中治療室(ICU)におけるリハビリテーションは、

早期離床
呼吸リハビリテーション
基本動作練習
などの理学療法的アプローチが中心であり、

エビデンスもほとんどがこれらに基づいて構築されています。

しかし、近年はICU入室中や入室後に生じる身体だけでなく

認知・精神障害が問題視され、集中治療後症候群(post intensive care syndrome:PICS)と呼ばれています。



これらは作業療法士が長年対象としてきた疾患であり、

作業療法士の役割に期待が寄せられています。

また、ICUにおける患者の重症度や滞在日数は年々増加しており、

ICUは救命だけでなく療養の場であるという考え方も提唱されています。

以上のことから、ICUにおける作業療法の需要や必要性は高まっていますが、

依然その報告は乏しいのが現状です。



作業療法士は養成校や卒後教育において、

ICUをはじめとする超急性期における作業療法について学ぶ機会が少なく、

実際の臨床において介入方法やアイデンティティに悩むことも多いのではないでしょうか。



本セミナーでは、作業療法士だけでなく、作業療法士に対してどのように介入依頼や連携をしたらよいか悩んでいる多職種の方々にも、

ICUにおける作業療法のエビデンス、臨床的推論、適応などについて学ぶ機会が提供できれば幸いです。




プログラム

  1. ●●●●●オンラインセミナーのプログラム●●●●●

    ICUの作業療法概論
    ICUにおける作業療法実践
    作業療法の適応を考える
    ICUにおけるVRの応用
    多職種との連携
    ICU退室後の作業療法
    事例紹介

講師

  • 信州大学医学部附属病院リハビリテーション部
    講師:塚越 大智 先生

    心不全療養指導士

    日本集中治療作業療法研究会 役員

    循環器臨床作業療法研究会 世話人

    日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)リハビリテーション部会 サポートメンバー

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  • 本セミナーでは、令和6年度診療報酬改定や働き方改革を踏まえ、病院組織のマネジメントに焦点を当てます。さらに、自律搬送ロボットを活用したタスクシフトが医療現場の課題をどのように解決するかについて、中国での活用事例などを用いてご紹介します。