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臨床活動に求められるレベルの失語症学と脳画像診断スキルの基礎を習得!
このセミナーは受付終了しました。
ねらい 失語症の臨床に携わるコメディカル・スタッフ(言語聴覚士など)が、 臨床活動(症例検討会・学会発表など)に求められるレベルの失語症学と 脳画像診断スキルの基礎を習得します。 講義概要 臨床失語症学において、言語機能障害の言語学的分析と神経心理学的解析は、 より良い臨床サービスを提供するための両翼です。 神経心理学は、脳損傷後に惹起する心理学的異常言動を、 脳損傷部位との関連に基づき考究する学問です。 1861年Brocaによる失語学史上における記念碑的症例Leborgne&Lelongの 報告に、その端を発します。 失語症の歴史を知ることは、現在の失語学が擁する種々の問題や矛盾の由縁を 理解する契機になると同時に、新たなブレイクスルーの手蔓にもなり得ます。 脳損傷の画像情報は、的確な神経心理学的評価や病態把握、発現機序、 リハビリテーション戦略、予後予測において重要な意味をもちます。 しかし、脳部位の解剖学的同定は、必ずしも容易な作業ではありません。 病巣部位を三次元的に把握するためには、相応の手順と着眼が必要です。 コメディカル・スタッフが、脳画像診断スキルを習得し、失語症の言語学的分析と 病巣の脳解剖学的解析を有機的に相関させることで、リハビリテーションの質は 向上します。 本講義の前半は、 本邦において、失語症の一般的知識の礎となっている失語古典論から 新古典的失語理論(Wernicke-Lichtheim-Geschwind model)への変遷を辿り、 「要素的言語症状と病巣局在」の最新の知見を踏まえて、失語症診断プロセスの 実践的なknow-howを押さえます。 臨床で活用できる基本的な脳解剖学的情報、 すなわち、脳画像診断技術(CT,MRI)の基礎、脳の形態学(脳溝と脳回)、 病巣の同定法、脳の領域間結合(連合線維&投射線維)に関する知見を整理し、 脳損傷部位を立体的にイメージし易くするために、実際のMRI画像を用いて、 脳の解剖学的な模式断面図に病巣部位をトレースする作業を行います。 本講義の後半は、 実際の失語症ケースの動画・音声データや検査結果などを用いて、 可能な限り丁寧にシミュレートした模擬臨床カンファレンスを実施します。 「病巣から症候」と「症候から病巣」の二方向性検討bidirectional approachを 系統的に展開することで、教科書通りには解釈できないダイナミックな 臨床失語症学の奥深さを理解します。
プログラム 午前 ・歴史から学ぶ臨床失語症学(講義):70分 ・脳画像診断スキルの基礎と実際(演習):90分 午後 ・模擬臨床カンファレンス(演習):120分 (1)「病巣から症候」へのアプローチ編 (2)「症候から病巣」へのアプローチ編 ※プログラムは追加・変更になる場合がございます。 愛知学院大学 大学院 心身科学研究科 教授・言語聴覚士 辰巳 寛 先生
愛知学院大学 大学院 心身科学研究科 教授・言語聴覚士 辰巳 寛 先生
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