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作業療法士の皆さんトイレ動作の訓練にてこんな悩みを抱えていませんか? ・骨盤の前傾できず、離臀が困難・・・ ・立位保持にて体幹が起きてこない・・・ ・ステップが踏み出せず、便座への移乗に時間がかかる などなど この悩みは多くの作業療法士が抱えているかと思います。 しかし、改善しようとすると上肢・下肢・体幹と見る箇所が多くあり、どこに評価・アプローチをしていいのかわからなくなります。 人の身体は体幹から抹消へつながっています。そのため、まずは体幹から評価・アプローチすることが必要となります。 【講義内容】 ・立ち上がりに必要な体幹機能 ・体幹機能の評価と解釈(Finger floor distance (FFD) 検査) ・体幹に影響を及ぼす3つの原因(上肢・下肢・体幹深層筋) ・問題点に対するアプローチ法 ・上肢・下肢・体幹深層筋に対するアプローチ
立ち上がりでの体幹の機能とは 椅子からの立ち上がり動作における体幹前傾角度の下肢関節モーメントへの影響を検討した研究では、『体幹前傾角度の影響はすべての関節モーメントで認められ, 殿部離床時の体幹前傾角度と股関節最大伸展モーメントにもっとも大きな相関があった』と報告がある。 (引用:椅子からの立ち上がり動作における体幹前傾角度と下肢関節モーメントとの関係) この研究からも分かる通り、体幹での前傾角度が立位保持に大きく影響している。その体幹の前傾を保つためにはやはり 1.腹圧が高められること 2.柔軟な体幹の可動性があること の2点が大切となるのです。 作業療法士がトイレ動作訓練で、体幹が起きてこない時に 『〇〇さん、顔上げて背中を伸ばしましょう』 と指示をしても、できる人と出来ない人がいます。その違いは何だと思いますか? できる人は腹圧が高められ、柔軟な脊柱の可動性がある状態に整っているからこそできるのです。 しかし、出来ない人はその状態に整っていないのです。つまり、声かけだ改善できない身体機能の問題を療法士が見逃している状態です。 ではどうすればいいのか? リハビリの手順は 動きやすいに身体に整える ↓ 意識的に動かす ↓ 無意識に落とし込む の順番が大切です。 つまり、意識的に動かせない人はまず、『動かしやすい身体に整える』の段階が大切です。 そのためには、体幹の評価方法とアプローチ法を作業療法士が学ぶのが大切になってきています。 7/15に東京にて開催されます、 『トイレ動作に必要な体幹機能の評価・アプローチ法』では、 1つの評価方法と4つのアプローチ方法をお伝えすることで、 1.腹圧を高められる身体 2.柔軟な体幹の可動性 この2点のトイレ動作に必要な身体基盤を整えることが可能となります。 臨床で悩んでいる作業療法士の皆さん、体幹機能について学び、トイレ動作獲得の糸口を掴んでみませんか? 国際統合リハビリテーション協会 加藤淳 国際統合リハビリテーション協会認定インストラクター 作業療法士 セロトニントレーナー
国際統合リハビリテーション協会 加藤淳
国際統合リハビリテーション協会認定インストラクター 作業療法士 セロトニントレーナー
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