当会は、心理学の一分野である交流分析を学習、普及しているNPO法人です。交流分析とは、コミュニケーションの心理学とも呼ばれ、人間関係を良好にするために活用されています。全国に9つの支部があり、約１万名の会員が活動しています。関西支部は、東京に次ぐ全国2番目の規模で、約500名の会員がいます。交流分析は、日本に導入された時は産業分野で使われていましたが、現在では、教育、看護・介護、子育て、ビジネスなど様々な場面で活用されています。我々が学んでいるのは、ノンクリニカルな面での活用ですが、医療関係者にもカウンセリングで使っておられる方はたくさんいます。今回は、認知症という看護・介護面でどのようにコミュニケーションをとるのかを、認知症ケア指導管理士でもある、当会の教授による実践面での活用法をお届けします。

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