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コミュニケーションオフィスサンクリエイト

介護・医療職専門コーチの三田村薫です。

私が介護現場にいたころ、さまざまな研修やセミナーに参加しても、いつも違和感がありました。介護現場に則していない事例や理論、ロールプレイング・・・介護は、キレイ事ではありませんし実際に重労働な上、精神的ストレスも加わります。現場たたきあげの私だからこそ、お伝えできることがあります。

私はケアマネージャーとして様々なケースを担当してきました。

実際に介護現場で“難ししい”といわれるケースを担当していると、ご利用者やご家族とのコミュニケーションは、もちろん大切なんだけど、それ以上に一緒に働くスタッフ同士のコミュニケーションが大切なんだと痛感しました。

介護の仕事は、物を扱っているわけではありません。ご利用者も人、ご家族も人、同僚も人、上司も人、すべてが人間関係です。

一般的に社会人の悩みのトップが「人間関係」と言われている時代で介護職は業務の殆どが「人間関係」です。そのため、「人間関係」で成り立っている介護現場は、悩みの多い職場と言えます。でも、反対から言うと、コミュニケーションが円滑にいくと業務の殆どがスムーズにいくとも言えます。

私がお伝えしております研修では、コミュニケーションを改善するスキルやテクニックもお伝えしていきますが、スキルやテクニックより何より大切なのは、「誰がこのスキルをつかうのか?」が大切ですとお伝えしています。つまり、一緒に働くスタッフにとって、どんな存在のどんなあり方の人がスキルやテクニックをつかうのかです。

弊社では、自分で自分に影響を与えていく『セルフリーダーシップ』という概念を大切にしています。

リーダーシップという言葉は子供の頃から良く聞かされているので知らない人はあまり居ないかもしれませんが、あまり語られる事がなく概念自体を知らない言葉が『セルフリーダーシップ』かと思います。

コンディションの良い組織を創る際には、リーダーシップが大切なコトはもちろん、それ同等、もしくはそれ以上に『セルフリーダーシップ』が大切です。なぜなら、良いチームというのは、個々のセルフリーダーシップのレベルが高いはずです。

良いチームはリーダーだけがつくるものじゃない。リーダーのリーダーシップとメンバーのセルフリーダーシップの両輪がお互いに協力し合って初めて出来上がるものです。なぜなら、チームマネジメントの推進には、個人とチームメンバー双方の成長が不可欠だからです。

介護現場に限らず、多くの職場ではマネジメントのみを行うのではなく、自らもプレイヤーとして業務を行うプレイングマネジャーです。そのため、マネジメントに十分な時間を割けず、ついやり方(スキル・テクニック)に終始してしまうのも致し方ないのかもしれませんが、今から、求められる組織というのは、『セルフリーダーシップ』を発揮できるメンバーを延ばせる組織です。

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