Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

介護のリハビリ研修会(大阪会場)

生活期リハの実践的リハビリアプローチとマネジメント力を習得する

このセミナーは受付終了しました。
セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。

開催日 2018年8月19日 開始:10:00 | 終了:17:00 | 開場:09:30
会場 マイドームおおさか
大阪府大阪市中央区本町橋2-5[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 ひかりメディカルグループ 中道 哲郎
一般社団法人動きのコツ協会 生野 達也 氏
医療法人寿山会 喜馬病院 光田 尚代
NPO法人日本介護福祉教育研修機構 野田 和美 氏
定員 100名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考
関連資料 パンフレット

概要

平成30年度の医療と介護の同時改定では、地域包括ケアシステムの構築に向けて医療と介護の連携推進がキーワードとなり、大きなテーマの一つとして「リハビリテーションにおける医療介護連携の推進」が盛り込まれました。これは医療でのリハビリテーションと介護でのリハビリテーションの双方が専門性の高いサービスを提供し、高い次元での連携が求められているということを意味しています。そのためには介護現場のリハビリ専門職は介護現場のことだけでなく、医師や医療現場のリハ職と連携し医療から移行してくる利用者に最適なリハビリテーションを提供しなければ何も変わりません。「軽度者の改善ができない」「重症な患者・利用者には対応できない」というリハビリ専門職では事業者が今後淘汰されていきます。この研修会では、医療・介護の現場実践・マネジメントに精通した4名の理学療法士が、地域に必要とされる生活期リハ拠点でのADL・IADLの回復、活動と参加につながる実践的リハビリアプローチ、医療・介護の連携力を高める人材育成・マネジメント手法などを講義と実技でお伝えいたします。

こんな方におすすめ

  • リハビリ効果を向上させる連携強化について学びを深めたい方

プログラム

  1. 【選べる12の分科会】
    (分科会1)
    2018年医療と介護同時改定に対する取り組み
    ・回復期リハ病棟、老健施設の在宅復帰対応
    ・アウトカムを高める
    ・通所リハ、訪問リハ、通所介護での対応の変化と工夫

    (分科会2)
    デイケア運営 新規利用者確保と加算算定
    ・新規利用者確保のための工夫
    ・リハマネ加算2・3算定の工夫
    ・リハ会議の効率的、効果的な開催

    (分科会3)
    歩行の限界に挑戦!
    ・歩行の運動学習メカニズム
    ・歩行可否の判断のポイント
    ・歩行困難事例の評価のポイント(実技)

    (分科会4)
    ADL・IADLを改善する福祉用具、自助具などの工夫
    ・スクリーニング、優先順位の決定
    ・在宅アセスメント、実際の動作チェック
    ・模擬トレーニング、実践的トレーニングにおける道具活用の工夫

    (分科会5)
    リハビリ部門のグループ拠点間での医療・介護連携
    リハビリ部門のマネジメントと人材育成①
    ・組織として何を実現するか
    ・インターナルマーケティングの重要性
    ・セラピストの残業時間減少対策

    (分科会6)
    デイケア運営② 短時間デイケアと長時間デイケア
    ・短時間デイケアと長時間デイケアのメリット・デメリット
    ・グループワーク
    ・短時間デイケアへの移行に必要なこと

    (分科会7)
    慢性片麻痺の方へのアプローチと効果の出し方
    ・慢性期片麻痺の方における歩行困難事例の特徴
    ・慢性期片麻痺の方への効果につなげるため脳科学
    ・慢性期片麻痺の方の効果につなげる評価のポイント(実技)

    (分科会8)
    慢性疼痛を持つ方へのリハビリアプローチ
    ・痛みの理解と共感
    ・痛みの評価(アプローチできる痛みかどうか)
    ・痛みに固執しやすい方の特徴と対処法

    (分科会9)
    リハビリ部門のグループ拠点間での医療・介護連携
    リハビリ部門のマネジメントと人材育成②
    ・モチベーションマネジメントへの取り組み
    ・目標設定による人材育成
    ・採用基準と不採用基準

    (分科会10)
    デイサービス、デイケアのリハ職のあり方
    ・通所系サービスのリハ職に求められること
    ・当施設での介護士によるグループリハビリと個別リハビリ
    (リハビリテーションマネジメント加算Ⅲのサービスとしての展開)
    ・目標達成のための自主練習の提案 など

    (分科会11)
    パーキンソン病症候群へのアプローチ
    ・パーキンソン病症候群の脳科学
    ・無動、すくみ足、姿勢制御異常の評価とアプローチのポイント(実技)
    ・口腔、嚥下、呼吸の評価とアプローチのポイント(実技)

    (分科会12)
    ワンランク上のシーティング技術
    ・中重度の方へのシーティング
    ・認知症のある方へのシーティング
    ・疾患別シーティング

    【講師】
    ・中道 哲郎氏(ひかりメディカルグループリハビリテーション部門 統括責任者)
    ・光田 尚代氏(医療法人寿山会 喜馬病院リハビリテーション部 課長)
    ・生野 達也氏(一般社団法人動きのコツ協会 代表理事)
    ・野田 和美氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師)

    【詳細】
    下記RULよりご確認ください
    https://www.tsuusho.com/reha-care/

受講されることで得られる効果

  • セラピストを中心に現場で働くスタッフの下記の今知りたいが学べます!
    ・医療・介護同時改定後のリハ部門のマネジメントはこのままで大丈夫?
    ・通所リハが通所介護との差別化を図るためにすべきことって何!?
    ・リハ職に求められている専門性って何!?
    ・ご利用者に効果を実感してもらうためには、どうすれば良いの!?

講師

  • 中道 哲郎

    ひかりメディカルグループ
    リハビリテーション部門
    統括責任者
    中道 哲郎

    和歌山県出身。ひかりメディカルグループに勤務し病院、老健、特養等、15施設のリハビリテーション部の管理、運営と臨床業務を行っている。現在は、2018年の医療介護の同時改定、2025年の地域包括ケアシステムにおいて、各地域でのリハビリテーション部の使命を果たすため、グループ拠点間での医介連携、人材育成に精力的に取り組んでいる。

  • 生野 達也 氏

    一般社団法人動きのコツ協会
    代表理事/理学療法士
    生野 達也 氏

    2006年に医療法人孟仁会摂南総合病院認知神経リハビリテーションセンターへ入職。2007年にはイタリアへリハビリの研修で渡欧。2012年に県立広島大学大学院総合学術研究科を卒業し、修士号を取得。2013年4月生活期の脳卒中患者に対して、マンツーマンで「動きのコツ」のリハビリを受けていただける場所を作るために動きのコツ研究所を開設。生活期の脳卒中患者に対して改善の笑顔を提供するとともに、プロのセラピストに対して技術を指導する講演活動を積極的に行っている。2017年には一般社団法人動きのコツ協会を設立し、さらに積極的な啓蒙活動を行っている。運動指導者の祭典スピーチコンテスト「ベストブレインウエルネスアワード2017」にて優勝。

  • 光田 尚代

    医療法人寿山会 喜馬病院
    リハビリテーション部
    課長/理学療法士
    光田 尚代

    大阪府出身。2004年に医療法人寿山会喜馬病院リハビリテーション部に入職。2012年より現職に従事。同法人内のリハビリテーション部は「養成校卒業後の臨床研究機関として存在したいという目標」のもと、入職間もないセラピストの育成に力を入れて取り組んでいる。現在、法人全体の運営・営業活動に参画しながら入所・通所双方のリハビリテーションマネジメントを任されている。

  • 野田 和美 氏

    NPO法人日本介護福祉教育研修機構
    認定講師/理学療法士
    野田 和美 氏

    広島県出身。阪奈中央リハビリテーション専門学校卒業。卒業後、祐生会みどりヶ丘病院に理学療法士として入職。7年間の勤務の後、退職し株式会社QOLサービスに入社。多機能リハビリセンターありがとうに配属される。現在は、法人内のデイサービスと訪問部門、ショートステイ、サービス付き高齢者住宅にてセラピストとしての視点からよりよい在宅介護のあり方を模索しながらケア・リハビリの知識と技術を提供している。現在、月刊デイにて「歌に合わせてLet's体操!」を好評連載中。

レコメンドセミナー

もっと見る