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医療者のためのリスクマネジメントセミナー ~チームと仕組みの観点から事故を未然に防ぐ~ 

スキルアップセミナー

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2018年12月1日 開始:13:00 | 終了:16:00 | 開場:12:00
会場 早稲田大学 早稲田キャンパス19号館4階413教室
東京都新宿区西早稲田1-9-12大隈スクエアビル2階[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 株式会社フォーサイツコンサルティング 浅野 睦
定員 10名
主催 株式会社早稲田大学アカデミックソリューション
受講備考
関連資料

概要

医療現場は、事故やヒューマンエラーといった重大なリスクを常に抱えています。しかしながら、多くの医療機関においては「しっかり注意する」「今後は気をつける」「見守りを強化する」といった曖昧で精神論的な防止策に終始してしまう傾向にあり、同じような事故の発生を予防できないケースが多く散見されています。
医療現場のスタッフは、事故の未然防止のために毎日細心の注意を払いながら奮闘しています。しかし、「患者さんからのコールがずっと続いている」、「突然同僚から業務について話しかけられた」、「スタッフの人数が今日は少ない」といったヒューマンエラーを誘発する諸条件が多くそろう医療現場において、スタッフのスキルの不足や意識の低さのみを事故の原因として追究するのは適切ではありません。
事故やヒューマンエラーを防止するためには、現場スタッフだけではなく、その活動を支える業務プロセスや教育活動、組織(チーム)の構造といった仕組みや、リーダーシップ、マネジメントといった管理職のあり方に目を向け、多忙で不確実性の高い状況においても、リスクの出現を防止するような根本的な対策を構築することが不可欠です。

そこで、このセミナーでは、医療事故やヒューマンエラーが発生する構造やメカニズムを、個人や組織、人間の特性の観点から紹介します。そのうえで、チームや仕組みの観点からリスクをマネジメントしていくため実践的な手法を、講義はもちろんのこと、ワークや演習を取り入れながら学びます。

こんな方におすすめ

  • 事故を未然に防ぐ仕組み作りに興味ある医療従事者の方。
    (どのような職種、役職の方もご受講いただけます)

プログラム

  1. ・医療現場におけるリスクの捉え方
    ・リスクに対応するための組織マネジメントの構造(氷山モデル)
    ・医療事故発生のメカニズム(転倒事故発生のメカニズムを中心に解説)
    ・ヒューマンエラーの特性(人はなぜミスをするのか)
    ・実効性の高いリスクコミュニケーション
    ・役になりきって演じることで学ぶロールプレイ演習
     (苦情対応演習)
    ・まとめ

講師

  • 株式会社フォーサイツコンサルティング
    代表取締役社長
    浅野 睦

    一般財団法人リスクマネジメント協会 理事
    リスクマネジメントや危機管理、災害対策、コンプライアンスを中心に、大企業をはじめ官公庁、自治体、医療機関、福祉施設、保育所などのコンサルティングや研修などを行っている。医療機関における事故防止については、20年以上のキャリアを持ち、数多くの案件について研修やコンサルティング実績を持つ。今までアセスメントや研修、具体的な対策を講じるなど関わった案件数は3000件を超えている。
    厚労省主催の各県指導監査職員の研修講師もつとめる。

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