Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

(東京会場)新人セラピストのための脳卒中片麻痺者への運動療法2 ~いつものADLと歩行で 潜在能力を引き出すハンドリングスキル~

  

このセミナーは受付終了しました。
セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。

開催日 2018年12月16日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 社会医学技術学院 https://www.sigg.ac.jp/corporate/about/index.html
東京都小金井市中町社会医学技術学院[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 未登録 小西 健一郎 先生
定員 30名
主催 一般社団法人セラピストフォーライフ
受講備考 セミナー料金 : (一般)15000  (メルマガ会員)12000
 
<会員価格で受講するには>
メルマガ会員は会員価格で受講できます 

<キャンセルポリシー>
キャンセル料金は以下のようになっています。 
お申込みから開催8日前まで:受講料の0%
開催7日前から4日前まで:受講料の50%
開催3日前から当日:受講料の100%
関連資料

概要

脳卒中を発症して完全に回復することは稀で、何らかの機能障害をかかえたまま退院し在宅に戻る方がほとんどです。 
 
そしてその患者さんは後遺障害を抱えたまま、その身体とともに余生を過ごさなくてはなりません。  
 
きっとツライ思いをしている方も多くおられることでしょう。
 
私たちセラピストはそんな方々に対して何ができるでしょうか。 

できる限りのことをしてあげたいですよね!  
  
そんな想いを持った方にピッタリの講習会です。 
 
平成28年度医療保険の改正により回復期リハビリテーション病棟は、FIMによるリハビリ効果を今まで以上に厳しく評価されるようになりました。  
 
そこでいま、国や職場から求められているのは 
 
”明確なリハビリ効果を示せるセラピスト” 
 
です。  
  
つまりは「看護師やヘルパーやったって、そう変わらないんじゃないの?」と思われてはいけない、 
  
『さすがPTだよね』『さすがOTだよね』『さすがにプロだよね』って言われないとダメなのです。 

そのため明確なリハビリ効果を示せることは、セラピストが生き残り、職場で地位を確保するための条件として今後さらに重要になるのではないかと考えられます。 
  
そして”理学・作業療法士(潜在能力を引き出すプロ)”である私達は、職場によってはさらにプラスアルファの要素を求められるようになってきています。 
 
それに関係してくるのがPTとOTの境界線です。   
 
以前よりもPTはOT、OTはPTの勉強をするようになってきています。 
(私達は推奨するわけではありませんが、現状としてそうなってきており、また必要とされる職場も多いようです)
  

PTとOTの境界線はもちろん必要なのですが、そうも言ってられないことも多いですよね。 
  
OT不足はその原因の一つと言えるでしょう。 
 

また人間の身体機能は明確に分けることは難しく、相互に影響を与え合っています。 
 
肩甲帯から上肢の動きやアライメントが悪ければ立位や歩行に影響が出てきます。  
 
逆に、下肢や骨盤・体幹などの動きやアライメントが悪ければ、上肢が関係するADLや嚥下などにも影響が出ます。 

そのため、この講習会ではあえてPTとOTという明確な区別を付けず、脳卒中のリハビリテーションとして、ADLと歩行という広い視点で捉えています。 

PTとOTという境界線を越えた療法士は、今後ますます必要とされる機会が多くなります。  
 
特にOT不足と言われている現状では、上肢のリハビリができるPTは重宝されることでしょう。 
  

以上のように脳卒中のリハビリテーションにおいて 
 
上肢、下肢を個別で捉えるのではなく全体観としての広い視野を持ったセラピスト  
  
『さすがPTだよね』『さすがOTだよね』『さすがにプロだよね』と言われるような明確なリハビリ効果を出せるセラピスト   

を目指していただきたいと思います。 
 
  
そのために必要なセラピストの手や身体の使い方や患者さんの動きの質の評価や、特徴的な歩行、潜在能力を引き出すハンドリングなどをお伝えするセミナーです。
 

下記に記載の【講義メニュー】に講習会の内容を記載してあるのでご確認ください。 
 
脳卒中のリハビリで押さえておくべき座学だけでなく、実技の時間をたっぷり練習してスキルアップしていただきます! 
 
楽しみにしていてください!

こんな方におすすめ

  • 職場ではなかなか実技的な部分を時間をかけて教えてもらう機会がないのではありませんか?  

    そのような方々のため、そして脳卒中のリハビリのためのハンドリングスキルを学びたい方のために、この講習会は実技練習を大切に考えています。 

    実技では、脳卒中片麻痺者に対する 

    『 ADLと歩行時に潜在能力を引き出すハンドリングの練習』 
     
    をたくさんしていただきます。   
     
    また脳卒中の特徴的な動きや感覚、評価などを学んでいただき、ADLと歩行の改善へと導けるようになっていただきたいと思います。 
     
    なかなか、脳卒中リハビリで必要なハンドリングや運動療法を学べない方はぜひご検討ください。 

プログラム

  1. 講義メニュー
     
    ・背臥位の筋緊張の診かた
    ・寝返りと起き上がりの誘導
    ・端座位の診かた
    ・立ち上がりの誘導
    ・洗体動作の誘導
    ・ペンの操作と利き手交換 
    ・上半身の更衣の誘導
    ・靴や靴下の操作の誘導
    ・移乗の介助と誘導
    ・車椅子の駆動練習
    ・重症度に応じた歩行の介助
     
    脳卒中のリハビリで押さえておくべき座学だけでなく、実技の時間をたっぷり練習してスキルアップしていただきます! 
     
    楽しみにしていてください!  

受講されることで得られる効果

  • 今までのアンケート結果
    ☆満足度の評価は4段階で集計してあります:大満足、満足、普通、不満 
     

    ◇2015年11月22日 新人セラピストのための片麻痺の運動療法:歩行の再獲得に向けてのハンドリング(参加26名) 

    <アンケート集計結果> 
    大満足13名 
    満足6名 
    普通0名
    不満0名 
    未回答7名
      
    (PT1年目)
    今担当している患者さんが今日の歩行介助にあてはまるような方だったので学べて良かったです。 
       
    (職種不明) 
    目からウロコでした!明日からの練習勉強がんばります。 
     
    (PT1年目) 
    患者さんの操作の仕方でラクに動かせれば患者さんもセラピストも楽だということが実技を通して実感できました。まだまだ治療内容の奥は深いですが、操作の基本的な考え方として本日のセミナーは大変有意義でした。ありがとうございました。 

    ------------- 
     
    ◇2016年4月29日  新人セラピストのための片麻痺の運動療法:起居動作に生かすハンドリング(参加22名)

    <アンケート集計結果> 
    大満足13名 
    満足9名 
    普通0名
    不満0名 
    未回答0名 

    (PT1年目) 
    ハンドリングスキルの方法を教えていただいただけで、こんなに簡単に身体を操作できるのかと思いました。歩行につながる寝返り、立ち直りの出し方などまだまだ経験が足りないのでこれからたくさん経験していこうと思います。 
     
    (PT5年目)
    先生が近く、質問しやすい環境、雰囲気でした。先生がとてもていねいに教えて下さった。 

    (OT1年目)
    片麻痺の患者様の感覚を体験し、私は日頃あんな怖い思いをさせてしまっていたんだと申し訳なく思いました。それと同時に今後は恐怖心を軽減させる入り方を心がけることができるので、職場の皆にも伝達したいです。また立ち直りの重要性を分かっておらず、いままで手の治療に入っていたのですが、これからは治療手順を正しくできると思います。 
     
    (職種不明) 
    hemiのPt様がどんな風な感覚でリハビリを受けているのか、悪い対応をすればどんな反応が出るのかよくわかりました。hemiのPt様のみならずnormalなPt様にも生かしていける技術だと思うので、ハンドリングを取り入れたいです。本日は本当にありがとうございました! 
     
    (PT1年目) 
    基本動作を行うにあたり、アライメントの確認から動作の結びつけることが難しかったですが、一つ一つ丁寧に教えてくださり、臨床で活かせることがあったと思います。背臥位、端座位のでアプローチが立位、歩行とつながっていくということを実感できました。 
     
    ------------- 
     
    ◇2016年11月27日 新人セラピストのための片麻痺の運動療法:歩行の再獲得に向けてのハンドリング(参加25名) 

    <アンケート集計結果> 
    大満足9名 
    満足13名 
    普通0名
    不満0名 
    未回答3名
     
    (PT2年目) 
    ・色々な問題点に対しての治療法が学べた。
    ・治療のアイデアを多くもらえた
    ・実技体験が多く体感できた為、もっと練習し、患者様に治療として使えるようにしていきたい。  
     
    (鍼灸マ指師) 
    すべてが勉強になりました。実技が多かったことで健常な状態でも変化が確認できることが多く大変勉強になりました。
     
    (PT2年目) 
    概念からハンドリングの実技まで学べてとても良かった。明日から臨床で活かしていきたいです。

    (PT2年目) 
    生活に沿ったリハビリを考えられていて、参考になりました。また色々な分野の勉強をされていることを感じ、私も頑張ろうと思いました。

講師

  • 小西 健一郎 先生

    未登録
    小西 健一郎 先生

    神経内科リハビリテーションクリニック主任(臨床19年)
    国際医療福祉大学保健学部理学療法学科卒

    認定資格等:
    LSVT global認定 LSVT Big セラピスト(パーキンソン病の運動療法)
    JBITA認定 ボバース・セラピスト
    日本理学療法士協会認定理学療法士(介護予防)

レコメンドセミナー

もっと見る