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『待つ介護』『奪わない介護』で『寝たきり』をなくす基礎研修

【福岡】

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開催日 2018年9月27日 開始:10:00 | 終了:16:30
会場 福岡商工会議所
福岡県福岡市博多区博多駅前2-9-28[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 グループホームあんずの家 田島利子
定員 30名
主催 お茶の水ケアサービス学院株式会社
受講備考
関連資料 申込書

概要

介護現場においては、時間や業務に追われ、利用者の『言葉(思いの表出)』や『行動』を「待つ」ことができず、利用者の思いに寄り添ってケアすることに限界が生じています。しかし、利用者の『言葉(思い)』や『行動』を待たずに介護することは、利用者の「やってみよう」という『言葉(思い)』や『行動』を「奪ってしまっていること」を理解しなければなりません。更に、利用者の持つ能力(精神及び身体的能力)を十分に活かさず介護者がケアしてしまうこと(過介護)は、利用者の精神的及び身体的な能力を低下させます。このような介護では、利用者の『こころ』と『からだ』の自立を促すことはできません。介護の支援内容に問題があるのに、知らず知らずのうちに『からだ』のみならず『こころ』が「寝てしまっている」ケースも多いのではないでしょうか。特に、『こころの寝たきり』は外には見えにくいため、職員の「気づき(観察力、洞察力、推察力)」が必要不可欠です。「待つことができなかったり」、「利用者の能力を奪ってしまったり」するのは、介護職員が介護という仕事の本質に気づいていないことも大きな要因の一つでもあります。今回は、利用者の『こころの自立(律)』から『生活の自立』に繋げるための支援の姿勢や知識と技術を学ぶための研修を企画いたしました。是非本研修にご参加いただき、高齢者の『真の自立(律)』を実現していただくことを願っています。

プログラム

  1. Ⅰ.介護の基本
     ①介護とは
     ②介護の基本姿勢
     ③こころの自立(律)
     ④からだの自立
     ⑤『役割』や『できること』を支え続けるための基本
    Ⅱ.『待つ介護』、『奪わない介護』の実践に向けて
     ①高齢者の特徴を理解する
     ②認知症の特徴を理解する
     ③『待つこと』の意味と視点
     ④『奪わない介護』の意味と視点
     ⑤『待つ介護』の実践
     ⑥『奪わない介護』の実践
     ⑦事例紹介
     ⑧まとめ

講師

  • グループホームあんずの家
    介護福祉士/介護支援専門員/認知症ケア専門士
    施設長
    田島利子

    日本でもモデル的なグループホームの礎をつくったグループホーム施設長。現場の業務に精通したスペシャリストで、介護現場の実情を踏まえた実践的な講義が好評。グループホームの母体が医療機関でありながら、すべて外部(母体の医療機関には頼らず)の医療機関と連携を図り、利用者の生活を支え続けている実践者。

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