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ナイトセミナー 上肢機能の評価〜リーチ動作と挙上動作〜

上肢機能評価の基本を学びます

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開催日 2018年12月14日 開始:19:00 | 終了:21:30
会場 株式会社Work Shiftセミナールーム
大阪府大阪市淀川区西中島3-20-8新和ビル403 ワークシフトセミナールーム[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

住所:大阪府大阪市淀川区西中島3-20-8 新和ビル 403号室
阪急線南方駅下車 徒歩3分
地下鉄御堂筋線西中島南方駅下車 徒歩2分
JR線新大阪駅下車 徒歩8分
講師 六地蔵総合病院 楠 貴光
定員 36名
主催 Work Shift
受講備考 受講料は当日受付にてお支払ください。
関連資料

概要

本セミナーでは、日常生活活動における上肢のリーチと挙上動作での正常運動と代償について、筋電図学的な知見をもとに運動学、解剖学の知識に基づいた評価、治療について学ぶことができます。

日常生活活動において上肢をリーチすることや挙上する場面が多く、環境や目的、課題に応じて、その運動方向は様々であり、動作遂行時の姿勢も異なります。

たとえば
・前方に手を伸ばす、側方に手を伸ばす
・座位で机の上に手を伸ばし物を取る
・洗濯物干しなどのように立位で両上肢を挙上する
・炊事の際、立位を保ち両上肢を操作する など、、、

一方、脳血管障害片麻痺患者様や腱板断裂患者様では、上肢の運動時に過度な大胸筋の筋収縮を伴うことや、過度な肩甲帯の挙上、体幹の伸展や側屈のような代償運動が生じることが多くあります。

また、脊柱疾患を有する患者様においては、上肢のリーチや挙上が困難となることに加え、両上肢を運動する際の姿勢が保持できないといった問題が生じることを経験します。

このように上肢のリーチや挙上は、日常生活活動の多くの場面で用いられる動作であるとともに、患者様においては、様々な問題点に出くわす動作であると考えられます。

そのため我々セラピストは、上肢のリーチや挙上に必要な肩関節、肩甲骨運動および体幹機能についての知識や各動作の特徴、日常生活活動に応じた姿勢での動作特性を理解する必要があります。

さらには、過度な筋活動が生じる要因や代償動作のメカニズムを理解し、評価、治療に繋げていく必要があると考えます。

そこで、本セミナーでは、講師の楠貴光先生がこれまで筋電図を用いておこなってきた研究から得られた知見をもとに、上肢のリーチと挙上動作の正常運動と代償について、運動学、解剖学的な視点から解説させて頂き、評価、治療に必要な知識を深めていきたいと考えております。

内容
1)上肢のリーチと挙上運動の違い
2)上肢挙上の評価:大胸筋と肩甲骨アライメント
3)上肢挙上の評価:体幹機能

講師

  • 楠 貴光

    六地蔵総合病院
    楠 貴光

    理学療法士
    六地蔵総合病院 リハビリテーション科
    関西医療大学大学院 保健医療学研究科


    上肢機能に関する学会・論文発表が多数

    臨床と研究を組み合わせて高いリハビリテーション効果を出している若手臨床家

    代表論文

    洗濯物干し動作において右肩関節前面に疼痛を認めた右上腕骨近位部骨折後患者に対する理学療法
    楠貴光、早田荘、赤松圭介、大沼俊博、渡邊裕文、鈴木俊明
    関西理学療法.13:111-120,2013.

    肩関節水平屈曲角度変化が大胸筋の筋電図積分値に及ぼす影響楠貴光、早田荘、赤松圭介、大沼俊博、渡邊裕文、鈴木俊明
    関西理学療法.15:45-48,2015.

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