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ケアレク100連発セミナー(福岡会場)

介護現場や地域で役立つ【生活機能再創造参加体験型プログラム】

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開催日 2019年3月16日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 リファレンス駅東ビル貸し会議室
福岡県福岡市博多区博多駅東1-16-14リファレンス駅東ビル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

※「博多駅」筑紫口より徒歩約4分
講師 日本介護エンターテイメント協会 代表/作業療法士 石田 竜生 氏
白木せいかつのデイ 作業療法士 山口 健一氏
定員 60名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考 資料代込み
関連資料

概要

介護現場で提供するレクを「レク=ゲーム」「あ~楽しかった」で終わらせない

レクを行う目的は、「真のその人らしさを創造すること」であり、そのためにはその人そのものだけでなく、「生活」「人生」などを考慮に入れたアプローチが必要となります。ただ単に「身体面」「精神面」「社会面」のそれぞれの面だけでなく、それらの関係性にも有意義でなければなりません。人は一連の流れの中で生きています。したがって瞬間瞬間の「その人」を大切にするだけでなく、その人の「生活」や「人生」といった時間的・空間的・関係的視点を持ってアプローチする必要があります。
またレクの主体である「私」にとって「心地よい」「爽快」などの感情を基にした「楽しみ」という心の動きを基礎としています。レクは最終的には自らの意思で行うものであり、それは「活動」という現象そのものではなく、その「活動」を生み出す考え方、哲学を含むものです。
本セミナーでは上記の「レクの目的」「視点」などをケアに取り入れ、介護・福祉現場で提供するサービスが「レク=ゲーム」にならない、意味ある【人生再創造】活動の一助となる提供方法について学びます。レクに無理やり誘ったり、レクが盛り上がらない…という現状をこのセミナーに参加して変えませんか!?

こんな方におすすめ

  • ・ご利用者の生活に創意工夫をプラスしたい方
    ・「やり方」ではなく「あり方」を身に付けたい方

プログラム

  1. 心が動けば体が動く!体験していただく意味あるレク・アクティビティの実践内容

    講師:山口 健一氏(株式会社バイタル エフステージ白木せいかつのデイ 作業療法士)

    ・上手なレクの案内と心理的アプローチ
    ・「伝える」「思考する」「 実行する」
    ・楽しい!すぐに取り組める!ADL・IADLの維持向上につながる一石三鳥レク
    ・場面ごとの動作確認につながるレク、体操
    ・麻痺側の随意性を引き出す応用的プログラム、運動
    ・視力低下で困る生活動作を考えてみよう!
    ・できることはできるままに!できないことはできるように!
    ・潜在する手の感覚を使って行うレク5連発
    ・潜在する足の感覚を使って行うレク5連発
    ・手続き記憶を活用したチラシタワー
    ・あなたが主役!一問一答形式のインタビュー
    ・役割みっけ
    ・生活意欲が低下する原因を考えながらLet’s create
    ・「できた」「楽しかった」という体験を通して生活意欲の向上を目指すケアレク
    ・生活意欲が向上する体操
    ・レクでご利用者が元気になる理由と仕組み
    ・なんだか元気が湧いてくるレク
    ・即興でアレンジレクをしよう
    ・心身機能の向上が期待できる活動量豊富なケアレク
    ・ご利用者の可能性を伸ばす方法
    ・ご利用者、スタッフが一緒に楽しめる歌体操
    ・楽しく基本動作アップレク
    ・抑うつ気分よ、さようならケアレク
    ・認知機能や実行機能が低下してきた方が楽しく参加できるケアレク
    ・私はだ~れ?記憶力アップケアレク
    ・紙コップを使ったケアレク
    ・A4用紙を使ったケアレク
    ・爆笑レクネタベスト10
    ・レクネタを無限大にする方法
    ・誰でも爆笑王
    ・トランプで効果的な認知症の予防ができるレク
    ・良いとこ探しレク
    ・青竹踏みレク
    ・思考力・理解力・記憶力が自然と上がるレク
    ・本気の拍手
    ・ストレス発散!バズーカーレク ほか


    講師:石田 竜生氏(一般社団法人介護エンターテイメント協会 代表/作業療法士)

    ・マンネリネタ切れさようなら今日一日でオリジナルレク100個作ります
    ・ネタがつきないオリジナル体操の作り方
    ・次回の来所につながる「快刺激」を生み出すレク
    ・送迎待ちの方を退屈させない環境づくり
    ・パタカラで終わらない目からウロコの口腔体操
    ・食事を楽しくさせる口腔体操
    ・呼吸・摂食機能改善レク
    ・食事やおやつが楽しくなるワクワク感を引き出すレク
    ・「幼稚」にならないレクアクティビティ
    ・お笑い芸人でもある作業療法士が実践する笑いを取り入れた体操
    ・漫才から学んだ介護現場で実践できるレクリエーション4つの公式
    ・TVディレクターから学んだマンネリ化しないコミュニケーションレク
    ・タオルと新聞紙を使いバランスを意識した日常動作体操
    ・身近なものを使ったレクや体操のネタがつきない魔法の公式
    ・転倒予防の効果を高める身近なものを使ったレク・アクティビティ
    ・デュアルタスクを取り入れ、認知症・転倒予防を目指す
    ・笑って笑って転倒予防レク・アクティビティ
    ・笑って動いてADLの維持向上レク
    ・「動機づけ」でレクと体操により大きな効果を引き出す方法
    ・場面設定を「ビジュアル化」そこから生まれるADL体操
    ・体幹を意識したリハビリ体操
    ・家でも思わず体が動く!ご利用者が受け身にならないレク活動
    ・既存のレクに「プラス1」でガラリと効果を上げる方法
    ・ADL・IADL向上!身近なものを使ったレク・アクティビティ
    ・ご利用者が受け身にならないレク活動
    ・中重度の方へのレクアクティビティ
    ・レベルが異なる人たちで形成される集団へのポイント
    ・いつものレクに一工夫で認知症・転倒予防につなげる方法
    ・ポイントは足裏!「転倒予防センサー」を高めるレク
    ・転倒予防につながる「2重課題の運動」を無限につくり出してみよう
    ・新聞を使った認知症予防レク5連発
    ・季節感を取り入れた認知症予防レク
    ・明日からすぐに実践できるコミュニケーションレク
    ・中重度の方にもおススメ!五感を研ぎ澄ます体操
    ・ご利用者のキャンセル防止に繋がる「考えるレク」
    ・実践!集団で座ったままその場でADL体操 ほか

受講されることで得られる効果

  • (1)レクを目標達成型プログラムのツールにする
    (2)「レク当番だから…」「とりあえずレク…」という意識を変える!
    (3)レクのマンネリって悪いこと!?効果が出せるマンネリは悪くない!
    (4)日常の生活やケアにレクの視点が入るとQOLが向上する
    (5)レクは単なる楽しみ目的の集団活動ではない!

講師

  • 石田 竜生 氏

    日本介護エンターテイメント協会 代表/作業療法士
    石田 竜生 氏

    富山県出身。リハビリの国家資格である作業療法士として働きながら、大阪よしもとの養成所に通い、フリーのお笑い芸人として活動を続けている。芸人活動で培った技術を生かして、日本介護エンターテイメント協会を設立。『人生のラストに「笑い」と「生きがい」を』をモットーに、『介護エンターテイナー』と名乗り活動している。介護現場を『笑い』でいっぱいにするために、日本全国でボランティアやセミナーを開催中。開催したボランティアは、のべ150ヶ所を超える。施設研修・介護イベント・自治体からの講師依頼多数。『介護×笑い』に関する取り組みへの注目度は高く、日本経済新聞に特集記事掲載。NHKでは密着取材の様子が『おはよう関西』で放送される。その他メディアで取り扱われること多数。「第11回日本通所ケア研究大会」一般演題発表にて最優秀賞受賞。

    【資格】
    ケアマネジャー

    - 機能訓練の視点を取り入れた活動の展開で気を付けている事 -
    心が動けば体が動く!すべてのレクアクティビティには意味があり、機能回復へと繋がっています。問題なのは、スタッフがそれに気が付いていないことです。スタッフの意識改革・効果的な動機づけ・目標設定の方法を学んでもらい、今後のレクに活かしていただければと思います。

    - 機能訓練などを行う際にご利用者のモチベーションを高める方法 -
    「幼稚だと思われる」「マンネリ化する」などの問題点を解決していきましょう。動機づけやレクの公式、既存のレクにプラス1でクオリティを上げる方法を学んでもらい、モチベーションupのヒントを持ち帰って頂ければと思います。

    - メッセージ -
    レク・アクティビティの「やり方」ではなく「あり方」を学びましょう。新しいものを生み出そうとして悩む必要はありません。ちょっとの視点の変え方や表現方法を変えるだけで、今までのレクが機能回復へ繋がるものへとガラリと変化します。

  • 山口 健一氏

    白木せいかつのデイ 作業療法士
    山口 健一氏

    長崎県出身。長崎医療技術専門学校作業療法科を卒業後、南長崎クリニックリハビリテーション科へ勤務。7年間の勤務後、平成26年より現職。作業療法のプロとして心身機能への働きだけでなく、「活動」「参加」を意識したプログラム・トレーニングを日々現場で実践している。また、医療や介護現場・在宅でも使え、人の生活を少しでも改善する、新しい生活の発想の提案やアイデアについてのヒントを見つけるワークショップなどを開催している。第14回日本通所ケア研究大会「ケアの工夫コンテスト」【プログラム・活動・参加を促す工夫】部門で最終優秀賞を受賞。月刊デイ、リハージュなど寄稿多数あり。

    【資格】
    ・福祉住環境コーディネーター2級
    ・認知症ライフパートナー基礎/応用
    ・浮腫療法手技取得

    - 現場ケアでの自分の強み -
    「できない」と決めつけてアプローチをしないこと。

    - 今回のセミナーの参加しどころ -
    レクやアクティビティがトレーニング・機能訓練につながるまでのプロセスや在宅生活を改善するためのプログラムにつながる工夫を知ってほしいと思います。

    - メッセージ -
    明日からすぐにでも使える活動や考え方やアイデアをご紹介したいと思います。現場で行っていることを分かりやすく説明したいと思います。ニードや気持ちを合わせる工夫などをお伝えしたいと思います。

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