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せん妄の予防・早期発見と薬物療法の基礎と応用

『精神科医不在』『不穏時指示に不安』『寝かせたい』ときの使える処方例を紹介‼

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対象 医師看護師薬剤師
分野 臨床技術救命救急ICUリハビリテーション終末期医療
受講料 12,000円(税込)
開催日 2019年6月16日 開始:10:00 | 終了:16:15 | 開場:09:20
会場 国際デザインセンター 6階 セミナールーム3
愛知県名古屋市中区栄3₋18₋1[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

★大阪・東京でも開催します!
講師 小川 朝生 先生 国立がん研究センター東病院 先端医療開発センター 精神腫瘍学開発分野
定員 80名
主催 株式会社e-nus
受講備考 ※3名様以上のお申込みは,お一人様1,000円割引。5名様以上のお申込みは,お一人様2,000円割引。
関連資料 チラシデータ

概要

 このセミナーでは,せん妄の定義・病態・症状・診断基準・原因・発症要因や,過活動型・低活動型せん妄の特徴,認知症やうつ病との見分け方などの基本を押さえたうえで,「おかしい‼」「何か変……」と感じたときの観察ポイントや対応方法,接し方など,看護師のとるべき行動やケアのポイントを解説します。また薬物療法についても,看護師に知ってもらいたい基礎や投与原則,処方例などをお伝えします。精神科医が不在,不穏時の指示が有効じゃない,寝かせたいときなどにお役立てください。

こんな方におすすめ

  • 急性期病院でのせん妄管理の実践知とトレンドを凝縮!
    ●精神科医がいないので,薬剤指示が昔から変わっていません。最新かつ効果的な指示って……
    ●リスペリドンを使用すると中止になりがちです。どういう投与がよいのでしょうか?
    ●昼夜のリズムを整えるための薬剤の選択・調整はどのようにすればよいでしょうか?
    ●H2ブロッカーはどの程度の服用でせん妄症状が出現するのでしょうか?
    ●部署でアセスメントの視点が統一できません。何かよい方法はあるのでしょうか?
    ●低活動型せん妄とアパシーの鑑別方法は? また,低活動型への対応には何がありますか?
    ●「眠れなかった」という患者の『睡眠の評価』はどのようにすればよいでしょうか?
    ●ハイリスク患者にはオピオイドをどのように使用すればよいでしょうか?
    ●認知症を併発している患者の場合,せん妄の改善を何で判断すればよいでしょうか?
    ●夜間に発症しそうな予感がする場合,予防的に服用するにはどの薬剤が最適でしょうか?  などなど

プログラム

  1. 午前(10:00~12:30)
     ●せん妄とは:意識レベルと精神状態の評価
     ●せん妄の症状:診断基準と分類
     ●せん妄の原因:代謝性脳症,薬剤性 ほか
     ●せん妄の発生要因:準備・誘発・直接因子
     ●早期発見と環境調整:予防的介入,対処法 ほか
     ●動画で学ぶ「せん妄アセスメント」

    午後(13:30~16:15)
     ●薬物療法の基本
     ●向精神薬の基本:抗精神病薬,抗不安薬,睡眠導入薬
     ●せん妄を引き起こす薬剤一覧
     ●せん妄・不眠の重症度と処方(内服・注射)例
      ①夜間不眠 ②日中の混乱 ③夜間不眠・日中の混乱
     ●重篤な副作用:錐体外路症状,パーキンソン症候群
     ●事例で学ぶ「薬物療法の実際」
     ●まとめ・質疑応答

講師

  • 小川 朝生 先生
    国立がん研究センター東病院 先端医療開発センター 精神腫瘍学開発分野

    2004年大阪大学大学院医学系研究科卒業。同年国立病院機構大阪医療センター神経科勤務。2007年国立がんセンター東病院精神腫瘍科医員。2009年同院臨床開発センター精神腫瘍学開発部に所属。2013年度厚生労働科学研究費補助認知症対策総合研究事業に主任研究員として,認知症の包括的支援プログラムの開発を担当。がん研究助成金「がん治療中のせん妄の発症・重症化を予防する効果的な介入プログラムの開発」班に主任研究者としてせん妄に対する介入プログラムの有効性の検証を担当。専門は精神医学,精神腫瘍学。日本サイコオンコロジー学会理事。

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