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医薬品錠剤製造技術のニューイノベーション

~直打技術(打錠障害)、造粒ノウハウ / 3Dプリンテイング / 添加剤 / 錠剤機~

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開催日 2019年3月28日 開始:12:30 | 終了:16:00
会場 江東区文化センター 3F 第2研修室
東京都江東区東陽4-11-3 [地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 マキノ製剤技術研究所 槙野 正
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

概要

最新の錠剤製造技術のニューイノベーションとして
1.直打技術
2.3Dプリンティング技術、そして特許戦略についてお話しします。

プログラム


  1.  1.はじめに
      ・連続製造システムの上市・承認例から直打の再発見
     2.流動層造粒を用いた顆粒製造技術
      ・直打用アスコルビン酸97%顆粒(VC-97)の実施例
      ・スーパースケールアップ(10kgから1000kg仕込み)
      ・流動層造粒機の改良
      ・連続糊炊き機の新設 
      ・薬物の表面処理の重要性(将来技術)
     3.打錠技術
      ・圧縮理論の理解
      ・打錠障害(キャッピング、バインディング、スティツキング)
      ・滑沢剤の処方設計とスケールアップ
     4.新直打
      ・超高速直打の実施例
      ・直打用錠剤機の製造(特殊密閉撹拌フィードシュ)
      ・プレミックス添加剤を用いた新直打
      ・直打ゾーンを狙へ(1%~30%、好ましくは5~10%)
      ・薬物の微粒化と倍散操作がポイント(粉体の粒子数)
     5.3Dプリンティング
      ・Spritam速溶錠の実施例
      ・特許例多数
      ・実験例
      ・今後の課題
     6.製剤技術者の特許戦略
     7.まとめ
       薬業界の今後について、開発スピードアップと製造のコストダウンが命題である。
       新薬メーカーとジェネリックメーカーとも自然淘汰の時代でもある。
       この時代にこそ新しい製剤技術のイノベーションをなすべきである。

受講されることで得られる効果

  • 習得できる知識
    製剤技術としての単位操作の造粒技術、打錠技術(打錠障害)、そして、3Dプリンティング技術、添加剤、錠剤機、特許について学んで頂きます。

受講対象・レベル

製薬メーカー、添加剤メーカー、機械メーカー、アカデミア、行政  レベルとしては、初級から上級まで。

講師

  • マキノ製剤技術研究所
    所長 
    槙野 正

    【略歴(学歴、職歴)】
     1964年 武田薬品工業(株)工業技術研究所 製剤技術部
     1969年 近畿大学 理工学部 化学科卒
     1970年 武田薬品工業(株)中央研究所 製剤研究所
     1982年 ビルマ製剤開発センター(DCPT) 技術指導(JICA)
     1994年 特許訴訟関連・デポジション(New York)
     1996年 薬学博士授与(名城大学・薬学部)主査:
           砂田久一副査:大塚昭信学長、檀上和美教授
         “固形製剤用添加剤としてのアルファー化デンプンに関する基礎的及び応用的研究”
     1996年 武田薬品工業(株)製薬本部・製剤研究所 専任研究員
     1997年 武田薬品工業(株)ヘルスケアカンパニー ヘルスケア研究所 主席研究員
     2005年 京都薬品工業(株)執行役員・創剤研究部長  
     2008年 京都薬品工業(株)取締役・創剤研究部 →(2013顧問) 
     2012年 静岡県立大・薬学部 客員教授(2012-)
     2014年 マキノ製剤技術研究所 所長
        (小野薬品工業(株)・(株)菊水製作所アドバイザー) 現在に至る

    【賞罰】
     2002年 粉体工学会・製剤と粒子設計部会・標準処方研究会 功労賞受賞
     2003年 粉体工学会・製剤と粒子設計シンポジウム 貢献賞受賞
     2004年 製剤機械技術研究会 第4回製剤技術賞(仲井賞)受賞
     2007年 日本薬剤学会 “製剤の達人”の称号
     2013年 粉体工学会・製剤と粒子設計学術賞受賞
       (作業環境測定士、X線作業主任者)、京都検定

    【要職】
     立命館・製剤技術コンソーシアム・アドバイザー(2012~)
     一般薬製剤技術セミナー・アドバイザー(2005~)
     PLCM研究会・実行委員(2007~)
     粉体工学会 製剤と粒子設計部会 標準処方研究会 元副会長
     日本薬剤学会・評議員(2000~) 
     製剤機械技術学会・評議員(2014~) 粉体工学会員
     直打研究会会長(2016~)

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