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抗がん剤領域におけるこれからの承認申請資料と審査のポイント

~免疫チェックポイント阻害剤/分子標的阻害剤の審査報告書から読み取れる開発のポイントとは?~

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開催日 2019年6月28日 開始:12:30 | 終了:16:30
会場 江東区産業会館 第1会議室
東京都江東区東陽4-5-18[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 メディカルサービスネットワーク(株) 石田啓介
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

概要

抗がん剤領域は、昨年のノーベル医学生理学賞で話題となったオプジーボを含む「免疫チェックポイント阻害剤」を筆頭に有望な新薬が次々と承認され、市場拡大が続いています。本邦の抗がん剤市場は、2014年には約8500億円に達し薬効別で国内最大の市場となっています。当該市場は今後も拡大を続け、2023年には約1兆5000億円にまで達すると予想されています。
がん種別の市場規模は、2014年は1位が大腸がん、2位が乳がん、3位が前立腺がんでしたが、2023年には1位が肺がん、2位が乳がん、3位が前立腺がんとなると予想されています。とくに肺がんは、免疫チェックポイント阻害剤や分子標的薬の承認が続くことで、今後10年で市場規模が約3.5倍(2014年948億円、2023年約3300億円)に急拡大すると分析されています。
本研修では、今後ますます拡大が見込まれる抗がん剤領域、とくに肺がん領域の承認申請資料と審査のポイントについて、最近承認された免疫チェックポイント阻害剤及び分子標的阻害剤の分子メカニズムを踏まえて、審査報告書から読み取れるポイントを参考にしながら考察します。
また、最近話題の「がんゲノム医療」及び薬剤費の高騰による「経済毒性」が今後の承認審査に与える影響として何が考えられるのかについても考察します。

プログラム

  1.  1.はじめに
      1.1 抗がん剤開発の概略
      1.2 肺がん治療薬の承認動向
     2.審査報告書から読み取れるポイント
      2.1 EGFRチロシンキナーゼ阻害剤
      2.2 ALKチロシンキナーゼ阻害剤
      2.3 免疫チェックポイント阻害剤
      2.4 VEGF受容体阻害剤
     3.がんゲノム医療
     4.経済毒性
     5.今後の展望

講師

  • メディカルサービスネットワーク(株)
    代表取締役 博士(理学) 
    石田啓介

    《略歴》
    北大院卒。製薬会社及び内外の研究機関にて主に新規抗がん剤の創薬研究及びプロジェクトリーダーの経験を経て、2015年メディカルサービスネットワークに参画。メディシナルケミストリー、天然物化学、コンピュータ支援薬剤設計、薬剤-標的相互作用解析、各種in vitro試験、各種in vivo試験、薬物動態、毒性試験、製剤検討、メディカルライティング、コンサルティング業務に携わる。基礎-非臨床-CMC-臨床という医薬品開発の全領域をカバーする経験を有することから、薬剤の分子メカニズムに立脚した質の高いメディカルライティング、コンサルティングが可能。2016年メディカルサービスネットワーク株式会社代表取締役就任。

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