Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

股関節機能障害へのアプローチ~股関節周辺疼痛に対する機能解剖学的解釈と運動療法の考え方~大阪会場~

「痛い」という症状を、機能解剖学的にどう解釈し、運動療法へとつなげていくのかについて理解を深める!

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2019年6月22日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 大阪科学技術センター 8階 大ホール
大阪府大阪市西区靱本町1丁目8番4号大阪科学技術センター[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師   林 典雄 先生
定員 200名
主催 株式会社gene
受講備考 ※当日会場にてお支払い下さい。
※開催日を含め7日前からのキャンセルについては、キャンセル料(受講料全額)が発生いたします。
関連資料

概要

【ねらい】
股関節周辺に疼痛を発生させる病態は様々なものがあります。「痛い」という症状を、機能解剖学的にどう解釈し、
運動療法へとつなげていくのかについて理解を深めていただきます。

【講義概要】
日常診療をしていますと、股関節周辺に疼痛を訴える患者は少なくありません。
その痛みは、鼠径靭帯の周辺、上前腸骨棘の周辺、骨頭の周辺、恥骨の周辺、大転子の周辺、場合によっては大腿部の痛みも、
「股関節が痛い!」と表現されることもあります。
このように、患者が股関節痛として表現している範囲は、我々が認識している股関節とは違っていることもしばしばです。

股関節痛は、あくまで「股関節」に何らかの病変があるものとして区別すべきと考えます。
例えば、股関節の滑膜炎、股関節症、関節唇損傷、頸部骨折などは、股関節構成体が原因となった疼痛ですから、
股関節痛と表現してよいと思われます。
一方で、大腿神経障害、腸腰筋のコンパートメント症候群、大腿直筋や内転筋の付着部症などは、
関節外要因が原因となった疼痛ですから、股関節痛とは区別すべきです。

患者をみる際には安易に股関節痛と決めつけず、まず股関節周辺部痛として広くとらえ、一つ一つの身体所見、検査を通して、
その疼痛原因を絞り込んでいくことが大切です。
股関節周辺部痛と股関節痛は一緒ではありません!

プログラム

  1. 1 FAIに由来する疼痛にPTとしてどう対処する?
    2 変形性股関節症の疼痛にPTとしてどう対処する?
    3 絞扼性神経障害由来の疼痛にPTとしてどう対処する?
    4 股関節内転制限が及ぼす弊害とピットホール

    ※プログラムは追加・変更になる場合がございます。

講師

  •  
    林 典雄 先生

    運動器機能解剖学研究所 所長・理学療法士

レコメンドセミナー

もっと見る