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病棟看護師のための認知症ケア集中セミナー(東京会場)

認知症患者に寄り添う看護を学んで、BPSD対応の困難さを軽減

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対象 看護師その他
分野 臨床技術その他
受講料 10,800円(税込)
開催日 2019年6月22日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 CIVI研修センター秋葉原
東京都千代田区神田須田町1-5-10 相鉄万世橋ビル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

JR秋葉原駅から徒歩5分
講師 大垣市民病院看護部主任 認知症看護認定看護師 鈴木 弥生 氏
定員 50名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考 (税・資料代込)
関連資料 認知症ケア集中セミナー

概要

軽度認知障害(MCI)を含めれば65歳以上の4人に1人が認知症またはその予備軍であると言われている今、急性期・一般病院でも身体疾患のケアと同様に認知症のケアが求められています。今セミナーでは、認知症疾患の基本知識からBPSDへの対応法、薬の知識と内服管理まで総合的にお伝えします。

プログラム

  1. 1.認知症の理解
    (1)認知症の種類と特徴
    (2)中核症状・周辺症状(BPSD)の理解
    (3)認知症タイプ別の基本的なケア
     ・アルツハイマー型認知症
     ・脳血管性認知症
     ・レビー小体型認知症
     ・前頭側頭型認知症

    2.入院中にみられやすい高齢者の状況と環境の工夫
    (1)なぜ入院すると、認知機能や身体機能が衰える?
    (2)入院によるストレス軽減のケアと環境の工夫
    (3)入院すると、昼と夜が逆転するのはなぜ?
       高齢者の睡眠の特徴と認知機能低下のリスク
    (4)「大人しいのはいい患者」という勘違い
       せん妄の予防的介入とアプローチ法
    (5)せん妄のリスクのある薬と副作用
    (6)入院後、家族がだんだん面会に来なくなるのはなぜ?

    3.病棟で起こりやすいBPSDの対応と工夫
    (1)認知症ケアに対する看護の視点
    (2)認知症を持つ人の心理と心の変化
    (3)病棟で起こりやすいBPSDの対応法と工夫
      ・点滴自己抜去      ・意欲低下
      ・やまないナースコール  ・幻聴、幻視
      ・徘徊          ・転倒
      ・拒薬          ・拒食
      ・相部屋で大きな声を出す ・治療や処置の拒否
      ・帰宅願望        ・夜間不眠など実例を紹介

    4.認知症タイプ別 コミュニケーションのポイント
    ・アルツハイマー型認知症
    ・脳血管性認知症
    ・レビー小体型認知症
    ・前頭側頭型認知症

    5.身体的拘束の早期解除に向けたケアの工夫
    (1)身体拘束と身体的拘束の違い
    (2)身体的拘束は必要か?
    (3)安易に身体的拘束をしないための、身体的拘束に代わるケアの工夫
    (4)事例検討

    6.認知症の薬の効果を知ってケアに活かす!
    (1)認知症薬の薬剤効果の長所と短所
    (2)BPSDへの薬物療法
    (3)効果に合わせた薬の飲み方
    (4)内服管理を行う場合の注意点

講師

  • 鈴木 弥生 氏

    大垣市民病院看護部主任 認知症看護認定看護師
    鈴木 弥生 氏

    看護師として実務を積んで行く中、「認知症の患者さんは、なぜ自宅に退院できないんだろう」と思ったことがきっかけとなり、平成24年に認知症看護認定看護師の資格を取得。現在、認知症ケアチームのラウンドを通じて院内の認知症ケアの普及に従事する傍ら、初期集中支援チームのアドバイザーや地域の認知症ケアの質の向上に取り組むなど精力的に活動している。

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