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ゼロから学ぶ!実践薬物動態学 ~入門、基礎、そして実践へ~ 【薬物動態解析のPC実習付き】

【情報機構】

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開催日 2019年5月27日 開始:10:30 | 終了:16:30 | 開場:10:00
会場  [東京・大井町]きゅりあん4階第3グループ活動室
東京都品川区東大井5-18-1[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 東京薬科大学  白坂 善之 氏
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

以下、申込要領をご了承のうえお申込み下さい。

<申込要領>
※受講料のお支払いは、原則として開催日までにお願いいたします。
  当日会場でのお支払いも可能です(請求書に同封の振込連絡書にてその旨ご連絡下さい)。

※申込後、ご都合により講習会に出席できなくなりました場合は、代理の方がご出席ください 。
 止むを得ず欠席の場合、弊社事務局迄ご連絡下さい(受付時間9:00-17:00)。
 以下の規定に基づき、料金を申し受けます。
 開催日から逆算(土日・祝祭日を除く)して、
  講座5日前以前での欠席のご連絡:受講料は頂戴いたしません
  講座3日前~4日前での欠席のご連絡:受講料の70%
  講座当日~2日前での欠席のご連絡:受講料の100%
  セミナー開始後のご連絡なき場合の欠席:受講料の100%

※最小催行人数に満たない場合等、事情により中止になる場合がございます。
   講座の中止・延期に伴う、会場までの宿泊費・交通費等(キャンセル料含)の補償は
   致しかねますのでご了承ください。

詳細はhttps://johokiko.co.jp/seminar_medical/AA190532.php
関連資料

概要

<実習用PCに関するご注意>
各自にてPCをご持参ください。
ご持参が難しい場合には、お申し込み時に、選択欄から『PC貸出』を選択ください。
7,560円(税込)にて貸出致します。
 ※PCの貸出は原則として1週間前までにお申し出ください。
 ※PC貸出には、学校法人割引は適用されません。

<PC持参される方へ>
PCは、以下の環境が整ったものをご準備ください。
・USBメモリからデータを取り込めるPC
 ※セミナー当日、講師よりUSBメモリで演習に用いるデータを配布致します。
・Excelのインストール
 ※Excelのバージョン指定は特にございません。

*各自にてインストールおよび動作確認をお願い致します。
*PCの準備に関するサポートは弊社では行っておりませんので、インストール方法等のお問い合わせはご遠慮ください。

■講座のポイント
本セミナーでは、薬物動態学の習得ステップを3~4段階に分けることで、理解力の効率的な強化を図ります。ステップ1の入門編では「吸収、分布、代謝、排泄および相互作用」の超入門学習を、ステップ2の理論編では「クリアランスの概念、バイオアベイラビィティ、コンパートメント理論および生理学的薬物速度論」の基礎習得を、ステップ3の習得編では「速度論解析ソフトウェアを使用した薬物動態解析」の演習を試みます。さらに、受講の進捗状況(受講者の習得度)次第で、ステップ4の実践編として「規制当局ガイドラインに従った薬物相互作用リスク評価」の実践を試みたいと思います。
薬物動態の初心者の方、文系出身の方、専門外の方々であっても、簡単でわかり易く、一歩一歩、確実な基礎知識と実践力を習得してご帰宅頂けます。

■受講後、習得できること
・薬物の吸収、分布、代謝、排泄および相互作用の基礎が理解できる。
・薬物動態パラメータの意味を説明できる。
・薬物動態の解析方法を習得できる。
・コンピュータを使用した速度論解析を習得できる。
・規制当局ガイドラインに従った薬物相互作用リスク評価を実践できる。

■受講対象
・創薬のための薬物動態学をこれから学びたい方 (入門/薬学外出身)
・創薬のための薬物動態学を改めて復習したい方 (復習/薬学出身)
・創薬のための薬物動態学の基本的実践力を習得したい方 (理解/医療系薬学出身)

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・FDA、EMA、厚生労働省/PMDAが公布する「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン」

■講演中のキーワード
薬物動態
ADME
薬物速度論
PK/PD
コンパートメントモデル
モデリング&シミュレーション
薬物相互作用

プログラム

  1. 【ステップ1 入門編】
    1.薬物動態
     1-1)膜透過
      ・生体膜透過機構 (単純拡散、能動輸送、促進拡散、膜動輸送)
      ・pH分配仮説
      ・P糖タンパク質
     1-2)吸収
      ・消化管
      ・リンパ管
      ・口腔、直腸、皮膚、肺、その他
     1-3)分布
      ・血液-脳関門
      ・血液-胎盤関門
      ・分布容積
      ・Kp値
     1-4)代謝
      ・薬物代謝の様式
      ・チトクロムP450 (CYP)
      ・還元、加水分解、抱合
      ・初回通過効果
      ・遺伝的素因
     1-5)排泄
      ・腎排泄
      ・糸球体ろ過速度
      ・腎クリアランス
      ・胆汁中排泄
      ・腸肝循環
      ・唾液、乳汁中排泄

    2.薬物相互作用
     2-1)吸収過程
     2-2)代謝過程
     2-3)排泄過程

    【ステップ2 理論編】
    3.薬物動態パラメータ
     3-1)CmaxとTmax
     3-2)血中薬物濃度-時間曲線下面積 (AUC)
     3-3)吸収速度と消失速度
     3-4)半減期
     3-5)クリアランス
     3-6)分布容積
     3-7)バイオアベイラビィティ
     3-8)タンパク結合
     3-9)非線形性

    【ステップ3 習得編】
    4.薬物速度論
     4-1)コンパートメント理論
      ・コンパートメントモデルの基本的な考え方
      ・パラメータの意味
      ・パラメータの算出法
      ・非線形モデルの考え方
      ・非線形最小二乗法
     4-2)モーメント解析
     4-3)デコンボリューション法
     4-4)生理学的薬物動態モデル
     4-5)グラフ用紙を用いた薬物動態解析
     4-6)エクセルソフトウェアを用いた薬物動態解析
     4-7)モデリング&シミュレーション

    【ステップ4 実践編】
    5.薬物相互作用ガイドライン
     5-1)薬物代謝酵素を介した薬物動態学的相互作用
     5-2)トランスポーターを介した薬物動態学的相互作用
     5-3)In vitro実験法と結果の見方
     5-4)In vitroパラメータの意味と考え方
     5-5)Decision Tree: 相互作用リスク評価の方法モーメント解析

    <終了後、質疑応答>

講師

  • 東京薬科大学
    薬学部 薬物動態制御学教室
    准教授
    白坂 善之 氏

    ■経歴
    2007年3月 摂南大学大学院 薬学研究科 博士後期課程 修了
    2007年4月 東京理科大学 薬学部 助教
    2008年4月 金沢大学 医薬保健研究域薬学系 助教
    2012年1月 ワシントン大学 薬学部 客員研究員
    2012年1月 日本学術振興会 海外特別研究員
    2014年1月 上原記念生命科学財団 リサーチフェロー
    2015年1月 東京薬科大学 薬学部 講師
    2017年4月 東京薬科大学 薬学部 准教授

    ■主な受賞歴
    2009年 日本薬剤学会第24年会 最優秀発表者賞
    2009年 第34回製剤セミナー Postdoctoral Presentation Award
    2013年 APSTJ Global Education Seminar Presentation Award 2013
    2013年 10th ISSX Poster Award, Finalist
    2015年 平成27年度 日本薬物動態学会 奨励賞
    2017年 平成29年度 日本薬剤学会 奨励賞
    2018年 平成30年度 日本薬学会関東支部 奨励賞

    ■専門および得意な分野・研究
    薬物動態学
    生物薬剤学
    薬物吸収

    ■本テーマ関連学協会での活動
    【所属学会】
    日本薬学会
    日本薬物動態学会
    日本薬剤学会
    日本医療薬学会
    日本消化吸収学会
    米国薬学会 (AAPS)
    国際薬物動態学会 (ISSX)
    創剤フォーラム
    トランスポーター研究会

    【委員会活動】
    日本薬物動態学会 代議員
    日本薬剤学会 代議員
    日本薬学会 医療薬科学部会 若手世話人
    日本薬剤学会 薬剤学編集委員 委員長
    日本薬剤学会 薬物相互作用フォーカスグループ 委員
    日本薬剤学会 英語セミナー委員会 委員
    日韓若手薬剤学研究者ワークショップ 組織委員長
    トランスポーター研究会 幹事

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