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脳画像のリハビリテーションへの活用~画像から考える臨床症状とアプローチ~東京会場~

本当に画像所見から根拠をもってアプローチしていますか?

このセミナーは受付終了しました。

対象 理学療法士作業療法士言語聴覚士その他
分野 リハビリテーション
受講料 12,500円(税込)
開催日 2019年9月23日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 平和と労働センター・全労連会館 2階 ホール
東京都文京区湯島2-4-4平和と労働センター[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師   阿部 浩明 先生
定員 100名
主催 株式会社gene
受講備考 ※当日会場にてお支払い下さい。
※開催日を含め7日前からのキャンセルについては、キャンセル料(受講料全額)が発生いたします。
関連資料

概要

【ねらい】
・本セミナーの前編となる「脳画像を理解するための脳の機能解剖と脳画像の基礎知識」にて説明した皮質に関わる基礎知識を活かすため、脳画像を活用する上で欠かすことのできない白質線維と脳血管の走行を中心とした脳解剖学的基礎について説明します。
・画像を読むトレーニングや実際の症例を提示し、具体的な臨床での脳画像の活用方法やリーズニングについて提示します。

【講義概要】
中枢神経疾患においては、運動障害が観察される上肢や下肢に直接的な損傷があるわけではありません。
しかし、実際の臨床では運動学的所見の評価が中心になることが多く、損傷した脳そのものに眼を向けて治療プログラムを立案する事は多くない印象があります。
損傷した脳そのものを評価の対象に含める事、すなわち、脳画像情報を評価に取り入れる事とは、機能・能力的側面から得た情報を、脳機能を含めて解釈する事に他なりません。

リハビリテーションにおいて脳画像を活用する意義は、評価の精度を高め、治療的介入をより的確なものとすることにあります。
このセミナーは、前編となる『脳画像を理解するための脳の機能解剖と脳画像の基礎知識』で学んだ大脳の皮質の解剖の知識を基礎とし、それらを連絡する白質の走行と、白質の損傷によって出現することが予想される障害及び症候を把握します。

具体的には、運動麻痺や感覚障害の出現が把握できるようトレーニングし、その上で、高次脳機能障害と神経白質損傷の関係性について学びます。
また、栄養血管について学びます。脳の栄養血管の走行と支配領域を学ぶことで脳梗塞の症状の把握がより具体的なものとなります。
さらに、複数例の画像所見から脳画像を活用するトレーニングを行い、実際の臨床での活用事例を紹介します。

本セミナーは、前編『脳画像を理解するための脳の機能解剖と脳画像の基礎知識~脳画像を理解するために習得すべきこと~』の知識が習得されていることを前提とした内容になることにご留意ください。

プログラム

  1. <前半>
     1.なぜ脳画像を活用した方がいいのか?
     2.白質線維の走行
     3.各種伝導路の走行と水平断面での解剖

    <後半>
     4.画像から捉える高次脳機能障害
     5.脳血管の走行と栄養領域の把握
     6.画像をみるトレーニング
     7.活用事例の紹介

    ※プログラムは追加・変更になる場合があります。

    【必要準備】
    ・三色以上のカラーペン、または 色鉛筆

    【本セミナーについて】
    事前に『 脳画像を理解するための脳の機能解剖と脳画像の基礎知識
    ~脳画像を理解するために習得すべきこと~ 』のご受講を推奨致します。

    以前、弊社が開催致しました
    「 脳画像のリハビリテーションへの活用
       -中枢神経疾患による障害を理解するための脳解剖学知識の整理- 」
    を受講された方は、「再受講割引」を適用してのご参加が可能です。

講師

  •  
    阿部 浩明 先生

    一般財団法人広南会 広南病院 リハビリテーション科総括主任・理学療法士

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