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リハビリ・トレーニング効果を向上させる新しい視点の活動分析と介入セミナー(大阪会場)

運動分析や課題分析をクリアに行うプロセスを学ぶ

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開催日 2019年7月13日 開始:10:00 | 終了:15:30 | 開場:09:30
会場 天満ガーデン貸し会議室
大阪府大阪市北区天神橋3丁目4-14天満ガーデン[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 医療法人おもと会 大浜第二病院 リハビリテーション科統括科長/理学療法士 末吉 恒一郎 氏
定員 40名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考
関連資料 パンフレット

概要

エビデンスに基づいた活動障害の評価、リスクを回避しながら活動性を向上させる技術

セラピストは、生活機能の低下した高齢者に対して身体機能の改善だけを目指すのではなく、「心身機能」「活動」「参加」のそれぞれの要素にバランスよく多面的に働きかける必要性があります。
また、「活動」「参加」が不十分となる要因として、動作不良があげられるので、機能障害を特定する動作分析はADLを高め、QOLの向上を目指す上で重要となります。
しかし、機能訓練が漠然と実施され訓練そのものが目的化してしまっているケースも見受けられます。
このセミナーでは、ご利用者主体の日常生活に着目した目標を設定するための活動分析と介入方法を学び、ご利用者が在宅生活をイメージし、「したい」「してみたい」「うまくできるようになりたい」と思う生活行為を引き出す実践について学びます。

こんな方におすすめ

  • 医療、介護分野に従事される方

プログラム

  1. ■知っておくべきADLの注意点
    ・医介連携に必要なBarthel Index(BI)とFunctional Independence Measure(FIM)の違いとそれぞれの特徴の理解
    ・最大能力(できるADL)と実用能力(しているADL)を捉える視点
    ■ご利用者、家族、スタッフで大きな乖離「できるADL」と「しているADL」
    ・ご利用者、家族、スタッフ間において、ADLの乖離が生じる原因は「生活でのADL」と「現場でのADL」という視点の違い
    ・通所での訓練やケアの目的は、在宅生活や地域社会への参加に繋げる事
    ・ご利用者、家族から情報収集する事の重要性(情報共有)
    ・「できるADL」をご利用者、家族へフィードバックし、ADLに汎化する働きかけ
    ■ご利用者の状態を情報共有する工夫
    ・共通言語でのやり取り(専門用語は噛み砕いて伝える)
    ・担当者会議で共通認識をもつ
    ・情報提供書などの書式内容の標準化
    ・適材適所の情報共有と専門職の特化した職能の理解と尊重
    ■ケアを阻害する因子
    ・内的要因と外的要因の把握をした上で、個別的な阻害的因子の整理・分析
    ・考えられる内的因子(疾患による影響、身体機能面の変化、認知機能面、内服薬の副作用、体調不良や痛みによる影響、ご利用者の性格やモチベーションなど)
    ・考えられる外的因子(環境への適応力、補装具などの適応、ケアに関わる介護方法の相違など)
    ・効果的な「ケア計画書」「リハビリ計画書」への繋げ方
    ■ケア、リハビリ場面で気をつけるべきポイント
    ・ご利用者のニーズと自分たちのサービス提供内容がマッチングしているか
    ・ご利用者の利用目的やニーズを把握し、ケアプランに繋げ、結果としてアウトカムを伝えるまでのプロセス
    ・ご利用者のモチベーションを向上させるプロセス
    ・多職種が共通認識を持ち「自立支援」に向け関わる仕組みづくり
    ■ケアの工夫で脳が動き身体が動く
    ・脳のメカニズムの視点
    ・外部からの感覚情報(視覚、聴覚、体性感覚、前庭系等)を適切に伝え、脳内の神経ネットワークを望ましい方向へと導く
    ・動作や活動が上手く行ったときは報酬系を賦活する目的での“褒める”重要性
    ・何が正しい動作なのか…トライ&エラーの中での学習促進
    ・脳内ネットワークとケアの工夫の関連づけ
    ■身体機能、認知機能の評価と介入
    ・疾患により身体機能や認知機能の評価と介入は異なる
    ・普遍的な要素(重力環境下での抗重力活動、ヒトの筋骨格系)
    ・疾患別のスクリーニング評価
    ・認知機能のスクリーニング評価(ご利用者との問診や標準化されたテストバッテリー) ・介入は的確な評価に基づき、的を得た介入となる
    ・一連の評価と介入のリーズニング過程
    ■日常生活を想定した関わり
    ・課題となっている動作や活動は、どこが問題でどこに潜在能力があるのか
    ・自宅に近い環境設定の中で行う動作確認の重要性
    ・運動分析と課題分析
    ■実技・演習 など
    ・日常生活を想定した介入のベースとなる「姿勢・動作分析」
    ・食事や整容、トイレ動作、手を用いた活動などの基盤となる「坐位姿勢の評価」
    ・更衣(特に下衣更衣)や入浴、さらには歩行にも繋がる「立位姿勢の評価」
    ・「できるADL」と「しているADL」の差を縮めるために重要な誘導や介助の段階付け
    ・hands on から hands off へ移行していく判断やプロセス ほか

    ※詳細はこちらからもご覧いただけます
    https://www.tsuusho.com/activity_analysis/

受講されることで得られる効果

  • (1)最大能力(できるADL)と実用能力(しているADL)を捉える視点
    (2)ご利用者、家族へフィードバックし、ADLに汎化するような働きかけ
    (3)一連の評価と介入のリーズニング過程

講師

  • 末吉 恒一郎 氏

    医療法人おもと会 大浜第二病院 リハビリテーション科統括科長/理学療法士
    末吉 恒一郎 氏

    沖縄県出身。平成11年に理学療法士の免許取得後、大浜第一病院の急性期に入職。その後、同法人の大浜第二病院の回復期病棟に異動となり、平成27年より現職。急性期、回復期での現場・臨床経験、在宅(訪問リハ)~通所リハ、通所介護などでのマネジメント経験は豊富。医療から介護へのシームレスな連携のため、地域ケア会議などにも積極的に携わっている。

    【所属】
    ・沖縄ボバース研究会世話人
    ・沖縄県理学療法士協会理事
    ・日本理学療法士協会代議員

    【著書や執筆・寄稿など】
    ・歩行機能の改善に向けた姿勢制御と身体図式の再構築(ボバースジャーナル第38巻第1号 2015)
    ・歩行のみかた~中枢神経~(理学療法沖縄 2014)
    ・重度障害者への活動分析アプローチ 大腿骨頸部骨折 脳梗塞発症後に大腿骨転子部骨折を呈した症例へのアプローチ(青梅社 2013)

    - 強み -
    これまでの臨床経験の中で「中枢神経系」を専門としてきました。また急性期から回復期、生活期を支える在宅(訪問リハ)~通所リハ、通所介護とマネジメンをト経験しています。地域ケア会議などにも積極的に参加させていただき、医療・介護連携について勉強しているところです。

    - 臨床現場実践で気を付けていること -
    患者様、利用者様のニーズに応えること、潜在能力を引き出すことを常に頭に入れて治療実践しています。また、最近は管理業務が増え、臨床機会が減ってはいますが、部下や後輩の臨床指導を入りながら、臨床スキルのブラッシュアップを図っています。また、臨床現場で質の高いtherapyを提供するためには、普段セラピスト同士で実技演習やディスカッションする事が重要ですので、職場や研究会にて互いに研鑚しております。

    - リハビリテーションにおける活動分析の際に工夫していること -
    対象者(患者様、利用者様)のニーズを傾聴し、可能な限り、ニーズに沿った活動からトライするようにしています。例えば、まだ重介助の方でも「歩きたい」というニーズが聞かれたら、徒手誘導や補装具を使用しながら実践します。その中で課題となる構成要素が見えてきたり、対象者も身近な短期目標に気づけるようになると考えています。

    - 今セミナーのポイント -
    「できるADL」と「しているADL」の差を縮めるために、対象者の個別性に焦点をあて、運動分析や課題分析をクリアに行うプロセスを学ぶ点が、本セミナーのポイントです。

    - メッセージ -
    医療分野では、急性期のみならず回復期においてもFIMアウトカム評価の導入を境に在院日数が大幅に短縮しています。そのため、回復期退院後の介護保険へシームレスに連携していき、通所や訪問での継続介入の重要性が益々高まっていると思います。今回は、ご利用者の自立支援に向けて、どのような視点でケアや訓練を行っていくのかを分かり易くお伝えし、明日からの臨床現場に活かせるセミナーにしたいと考えていますので、よろしくお願い致します。

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