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再生医療等製品製造のリスク評価と細胞加工施設の適格性評価・バリデーションのポイント【大阪開催】

~細胞製品の多様性を前提とした「工程設計」と「バリデーション」の進め方とは?~

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開催日 2019年6月5日 開始:12:30 | 終了:16:30
会場 ドーンセンター 4F 大会議室3
大阪府大阪市中央区大手前1丁目3番49号 ドーンセンター[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 大阪大学 水谷 学 氏 
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 ■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

概要

再生医療等製品製造の品質マネジメントでは、生きた細胞を最終製品とするため一般的な製造とは異なる固有の課題が生じます。同時に、人体に適用するもので製品の無菌性確保が重要ですが、最終製品は滅菌できません。従って無菌医薬品と同等かそれ以上の全工程を通じた無菌性維持のためのマネジメントが求められます。すなわち、細胞を製品とする新しい工程設計と従来の無菌操作環境を維持可能な構造設備設計を理解し、これらを両立できる考え方を身につける必要があります。本セミナーでは、再生医療等製品の製品設計において考慮すべき点について概説し、細胞製造性を考慮した工程設計やバリデーション実施の考え方を示します。

プログラム

  1.  1.細胞を製品にすること
      1.1 細胞製品(再生医療等製品・特定細胞加工物)とは
      1.2 細胞製品の品質評価の考え方
      1.3 細胞製造性とは
      1.4 スケールアップとスケールアウト
      1.5 投与方法と最終製品形態および輸送
      1.6 原料および製品形態に依存する製造再現性
     2.無菌性を維持するシステムの構築とバリデーション
      2.1 無菌性を確保する製造システムの考え方
      2.2 バリデーションとベリフィケーションの基本的な考え方
      2.3 細胞製造の製造システム構築における課題
      2.4 GCTP省令におけるベリフィケーションとは
     3.製品設計と工程設計および工程自動化
      3.1 製品実現における留意点
      3.2 開発時の工程設計と細胞製造性
      3.3 工程設計と施設設計
      3.4 施設の適格性評価時の課題
      3.5 工程互換性の考え方と工程自動化(機械化)
     4.製造施設設計と製造方法
      4.1 構造設備要求と設計の進め方
      4.2 安全キャビネットとアイソレータシステム
     5.施設の運用における考え方
      5.1 施設の運用要件と留意事項
      5.2細胞製品に適切な製造ライン構築の考え方
      5.3 施設の運と製造コストの相関について
      5.4 チェンジオーバーに関する考え方の重要性

講師

  • 大阪大学
    大学院工学研究科 生命先端工学専攻 紀ノ岡研究室 
    特任講師 博士(工学)
    水谷 学 氏 

     

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