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最先端バイオインフォマティクス解析  オミックス・ビッグデータとレガシー・データの統合活用

~各種解析を行うための環境、方法、ポイントについてわかりやすく解説!~

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開催日 2019年8月20日 開始:10:30 | 終了:16:30 | 開場:10:00
会場 商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 研修室
東京都江東区亀戸2-19-1[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 明治大学 矢野 健太郎 氏
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 ■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

概要


 ゲノムやトランスクリプトーム、メタボロームなどの情報がオンライン上に蓄積するとともに、研究機関や企業においても独自に取得できるオミックス情報が大規模化している。しかし、オンライン上の多くの実験データは、ダウンロードしても記載情報が不十分であるなどの理由から、そのまま利用することが困難である。また、解析・収集したオミックス情報を円滑に処理し、目的とする遺伝子や代謝産物などを同定する際には、個々の解析手法の特性を理解した上で、的確なアプローチにより解析を実施する必要がある。そこで、本講習では、オンライン・データベースから目的情報を迅速かつ的確に収集するための収集・解析手法、高速シーケンサーから得られた塩基配列データの解析手法(ゲノム配列、および、RNA配列)、ゲノム配列からの遺伝子探索、発現遺伝子配列解読と生物学的機能解析、遺伝子発現量解析、遺伝子発現制御因子解析、代謝パスウェイなどのマルチオミックス情報解析について解説する。そして、遺伝子の機能解析や新規遺伝子探索を加速化する上で求められる高信頼度アノテーション情報収集解析法についても言及する。また、解析効率を飛躍的に向上するための計算機環境は低コストで導入・運営できる。ここでは、解析環境整備において求められるLinux OSや計算機言語についても触れる。

プログラム

  1. 1.バイオインフォマティクスとは
     (1)バイオインフォマティクスで何ができるのか
     (2)バイオインフォマティクスに必要な基礎知識
     ・代表的なオームとオミックス
     ・DNAシーケンサー
     ・NGS解析
     (3)解析環境
     ・基本的なLinuxコマンド
     ・その他ツール使用時に必要な知識

    2.配列解析
     (1)塩基配列、アミノ酸配列の主要データベース
     (2)配列情報からの生物学的機能推定法

    3.シークエンシング・データ解析
     (1)RNA-Seqデータによる遺伝子発現量推定
     (2)DNAシークエンシングによるゲノム配列情報取得

    4.遺伝子発現解析
     (1)有用遺伝子候補の探索方法
     (2)オーソログ情報、マルチオミックス情報、知識情報の活用
     (3)ゲノムとトランスクリプトームの情報からのシス因子探索法

講師

  • 明治大学
    農学部 生命科学科
    専任教授
    矢野 健太郎 氏

    《経歴》
    1990年3月 京都大学農学部農業工学科卒業
    1992年3月 京都大学大学院農学研究科農業工学専攻修士課程修了
    1995年3月 京都大学大学院農学研究科農業工学専攻博士課程退学
    1997年3月 京都大学大学院農学研究科農学専攻修士課程修了
    2000年3月 京都大学大学院農学研究科農学専攻博士課程修了
    2001年11月 ~ 2003年 7月 CREST博士研究員
    2003年 8月 ~ 2006年11月 かずさDNA研究所 博士研究員
    2006年12月 ~ 2008年 3月 東京大学大学院農学生命科学科 特任助手・特任助教
    2008年 4月 ~ 2011年 3月 明治大学農学部生命科学科 専任講師
    2011年 4月 ~ 2016年 3月 明治大学農学部生命科学科 准教授
    2016年 4月 ~ 現在に至る 明治大学農学部生命科学科 教授

    《学術雑誌編集委員等》
    Frontiers in Plant Systems Biology
    Plant and Cell Physiology
    Plant Molecular Biology、
    The Scientific Reports、
    PLOS ONE
    PeerJ
    Plant Biotechnology

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