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中枢神経疾患における肩関節の運動機能障害に対するアプローチ~知覚循環に基づいたアプローチの実際~名古屋会場~

【実技あり1】残存機能を潜在化させない! 肩関節の機能特性を理解し、全身的な視点からのアプローチを考える

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2019年12月1日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 株式会社gene 本社 セミナールーム
愛知県名古屋市東区葵1丁目26-12 IKKO新栄ビル 6階[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師   冨田 昌夫 先生
定員 50名
主催 株式会社gene
受講備考 ※当日会場にてお支払い下さい。
※開催日を含めて7日前からのキャンセルについては、キャンセル料(受講料全額)が発生いたします。
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概要

【ねらい】
肩、上肢の機能を全身的な機能の一部としてとらえ、機能障害に対しても全身的な視点でアプローチできるようにする。

【講義概要】
1、肩関節の特性を明確にする
 肩関節は可動性を確保するために構造的な安定性を犠牲にした構造になっている。構造的な安定性の低下は筋活動で補っている。

2、テンセグリティー構造に関して
 筋で安定性と可動性を同時に得られるように、他の関節には見られない多数の筋と関節が協調した動きを展開することで機能が遂行できるようになっている。上腕肩甲リズムにとどまらず、大きな協調機能としてテンセグリティー構造を考えたい。

3、残存能力を潜在化させない工夫(実技含む)
 肩関節、上肢は機能を潜在化させてしまう可能性の最も高い部分である。片麻痺患者ではアームスリングを着けるとつけっぱなし、中心性の頚損でも緊張の高まりをどうしようもなく放置してしまうことが多い。OKC(Open Kinetic Chain)の動かし方ではなく、CKC(Closed Kinetic Chain)の動かし方で機能の改善と維持ができないか提案してみたい。

4、肩、上肢を不動にさせないための工夫(実技含む)
 患者には、自己管理として長期にわたって、自分の身体を自分で維持管理していくという考えを身につけていただくことが重要である。自己管理のための工夫を提案してみたい。

プログラム

  1. 午前(講義)
     1 肩関節の特性を明確にする
     2 テンセグリティー構造に関して
     3 残存能力を潜在化させない工夫(午後からの実技の準備)

    午後(実技)
     3 残存能力を潜在化させない工夫(実技)
     4 肩、上肢を不動にさせないための工夫(実技含む、一部補足説明を行う)

    ※プログラムは追加・変更になる場合がございます。

    【必要物品】
    実技あり:動き易い服装(Tシャツ、ジャージ等)
    ・バスタオル1枚
    ・フェイスタオル1枚(通常のタオル)

講師

  •  
    冨田 昌夫 先生

    藤田医科大学 保健衛生学部 リハビリテーション学科 客員教授・理学療法士

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