Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

歩行に繋げる体幹機能の評価と姿勢制御の理解について

歩行のリハビリに大切な姿勢制御系についてあなたはどこまで知ってますか?

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2019年8月18日 開始:10:30 | 終了:16:30 | 開場:10:00
会場 西宮若竹生活文化会館
兵庫県西宮市西福町[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 大阪人間科学大学 理学療法科 教授 / 理学療法士 弓岡 光徳 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

※本理学療法士、作業療法士用セミナーは1日コースセミナーです

※少人数限定リハビリテーション実技講習会!お申込みはおはやめに!!

姿勢制御には、代償的姿勢制御(フィードバック系)と予測的姿勢制御(フィードフォワード系)があり、

実際の行動では、この2つのタイプの姿勢制御の調整が必要である。

本セミナーではこの理解を深めると共に、姿勢戦略をどの様に獲得していくかを目的としていく。


このエポックセミナーを受けると・・・

・姿勢制御の基礎理解を深めることができる
・体幹の評価とともに、体幹を動作の中で使える方法を理解することができる
・各動作の中で体幹がどのような役割を担っているかを理解することができる
・実技を通じて明日から使える技術を学ぶことができる


姿勢制御を理解すると歩行は劇的に変化する

例えば、電車に乗って急ブレーキ急カーブのために起こった姿勢の崩れを調整する場合の姿勢調節は、フィードバック制御である。

また、予測的姿勢制御(フィードフォワード系)の例としては、肩関節屈曲の際に腹横筋は三角筋前部線維よりも前に活動することなどが挙げられる。

また、姿勢制御の戦略としては、

①足関節戦略
②股関節戦略
③ステッピング戦略

の3つがある。

足関節戦略、股関節戦略は重心を支持基底面内に保持する戦略であり、ステッピング戦略は新たに支持基底面を作る戦略である。

足関節戦略は、遠位から近位へと筋活動が起こる。
股関節戦略は、近位から遠位へと筋活動が起こる。



そして、正常では、重心移動が大きくなるにつれて、足関節戦略、股関節戦略、ステッピング戦略に変化していく。

本セミナーでは、立位・歩行に必要な腰椎骨盤リズム、

上肢操作に必要な肩甲上腕リズムなどを基礎知識として理解した上で、

体幹、肩甲帯、骨盤帯から誘導できる基本動作として、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行動作などの実技練習を行いたい。

また、適時、姿勢制御と運動制御に関する神経機構についても触れていく。

プログラム


  1. 10:30-12:00 講義:姿勢制御について
    12:00-13:00 昼休み
    13:00-14:30 実技:体幹からの誘導による、寝返り、起き上がり練習
    14:30-14:45 休憩
    14:45-16:15 実技:体幹からの誘導による、立ち上がり、歩行練習
    16:15-16:30 まとめ・質疑応答

講師

  • 大阪人間科学大学 理学療法科 教授 / 理学療法士
    弓岡 光徳 先生

    ◯出身大学

    吉備国際大学大学院 社会福祉学研究科
    九州工業大学 工学部

    ◯所属学会

    日本理学療法士協会、日本リハビリテーション連携科学学会

    ◯著書・論文

    著書
    「基本動作の評価と治療アプローチ」共著、メジカルビュー社、平成27年3月
    「臨床歩行分析ワークブック」共著、メジカルビュー社、平成25年4月
    「運動療法学 改訂第2版」共著、金原出版、平成23年2月
    翻訳書
    「エッセンシャル・キネシオロジー 機能的運動学の基礎と臨床 原著第2版」共著、南江堂、平成27年8月
    「姿勢アセスメント―セラピストのためのハンズ・オンガイド」共著、医歯薬出版、平成26年6月
    「ブルンストローム臨床運動学 原著第6版」共著、医歯薬出版、平成25年12月
    「ペリー歩行分析 正常歩行と異常歩行 原著第2版」共著、医歯薬出版、平成24年3月

レコメンドセミナー

もっと見る