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実践的!看取りケア研修会(東京会場)

看取り介護への自信を高めるための気付きや発見がココにある!

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開催日 2019年11月17日 開始:10:15 | 終了:17:00 | 開場:09:45
会場 ビジョンセンター田町
東京都港区芝5-31-19ラウンドクロス田町[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 介護付き有料老人ホームカーサプラチナみなとみらい 小谷 洋子
在宅療養支援楓の風グループ 野島 あけみ
ありがとう総合訪問センター スタッフ
一般社団法人生活を支える看護師の会 小林 悦子
定員 100名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考 (税・資料代込み)
関連資料 パンフレット

概要

「病院から在宅へ」の流れと地域包括ケアシステムの深化により、施設サービス・在宅サービスには新たな役割が求められており、看取りの場として介護分野が請け負う期待度は、年々大きくなっています。
上記の内容を踏まえた上で、私たちが支援する高齢者が最期まで普通の暮らしができるためにはどのような視点が必要なのか。
この研修では、ご利用者の想いに寄り添い支援し、生活の場である介護現場が「看取り」の意味を理解し、多職種が共に支え合って見送るケアの実践と看取りケアのプロセス(介護職の育成)を実例と共に学びます。

こんな方におすすめ

  • ・介護現場に携わる介護、医療、福祉従事者
    ・看取り介護に興味がある方

プログラム

  1. ■第1講座:10:15~11:45
    本人が望む最期を実現する看取りケアの進め方と介護の工夫
    講師:小谷 洋子 氏(介護付き有料老人ホームカーサプラチナ みなとみらい 看護主任)
    【内容】
    1.本人の望む最期に向かうために
    (1)人生会議 ACPについて
    (2)本人の望む最期を実現するために
    ・「つむぐ」作業
    ・看取り期の前にすること
    ・看取り期にすること
    (3)家族も看取りチームの一員に
    ・看取り期になる前にすること
    ・看取り期にすること
    (4)看取りケアの具体例
    ・声を拾う
    ・苦痛を拾う
    ・環境を整える
    ・家族の気持ちを汲み取る
    ・あきらめている思いを知る
    2.事例を踏まえて解説

    ■第2講座:12:45~14:15
    『最期まで自分の場所で自分の人生を生きる』ことを支援する訪問看護
    ~在宅ホスピスケアを主軸とする訪問看護ステーションとして、年間看取り数600件以上の在宅看取りの実践から~
    講師:野島 あけみ 氏(在宅療養支援楓の風グループ 副代表)
    【内容】
    1.あなたはどことで暮していますか?家で暮すのに理由はいらない
    2.人は生まれてくる力も、死んでゆく力も持っている
    3.末期となると「医療」の出番と思うかもしれないが、実は医療者は「死」が苦手
    4.訪問看護は「看取らない」

    ■第3講座:14:30~15:15
    訪問介護でもここまでできる!看取りケアの質を高めるための取り組み
    ~ターミナル期における他サービスとの連携~
    講師:総合介護施設ありがとうグループ ありがとう総合訪問センター
    【内容】
    1.訪問介護でのターミナルケアの実態
    2.サービス付き高齢者住宅でのターミナルケアの実態
    3.ご利用者の死の受容
    4.ターミナルケア時の訪問介護の関わり方
    5.訪問看護との連携
    6.ご家族へのサポートと連携
    7.ギリギリまでデイに行く!デイとの連携
    8.それぞれの亡くなり方

    ■第4講座:15:30~17:00
    経験の浅いスタッフを育てる!
    「情報不足」「経験不足」により不安を持つ者への死生観の育て方
    講師:小林 悦子 氏(一般社団法人生活を支える看護師の会 主宰/看護師)
    【内容】
    1.看取り介護は、利用者が選択する介護サービス
    2.看取り介護は本人の望みを叶える個別ケア
    3.家族とチームになって大切な時間を楽しむ
    4.いのちが終わる瞬間まで「生ききる」ことを支える
    ・生き様と死に様の事例をたくさん写真を使ってご紹介します
    ・対象者の人生の歴史を知り、家族とチームになって進める看取り介護を事例で紹介します
    ・亡くなる数日前に何ができるでしょうか。本人がやり残したことがないように、奥さんの誕生日を祝った動画でケアのヒントを伝授します
    ・家族の生の声を聞いてください!看取り介護の最終日には、「感謝」「感動」「感激」がある!お別れ会・お見送りの動画を使って紹介します
    5.スタッフが楽しく援助できなければお年寄りは幸せになれない
    6.HAPPYを追求する「生ききるための看取り援助」

講師

  • 小谷 洋子

    介護付き有料老人ホームカーサプラチナみなとみらい
    看護主任
    小谷 洋子

    東京都出身。
    東京都出身。都立病院など病院勤務後、平成15年から介護施設の看護師となる。特養、有料老人ホーム、訪問看護ステーションの立ち上げを行い、主任看護師業務を行う。現在、有料老人ホーム主任看護師。立ち上げや、業務立案改善の経験を活かし、施設看護の業務改善のアドバイザーや施設研修やセミナー講師も行っている。福祉の看護師のやりがいを伝え、介護と看護の働きやすい業務を目指して活動。施設看護師の役割、認知症ケア、看取りケアのセミナーを行っている。

  • 野島 あけみ

    在宅療養支援楓の風グループ
    副代表
    野島 あけみ

    【学歴】
    ・1980年3月 藤田保健衛生大学(現藤田医科大学)保健医療学部看護学科卒業
    ・2001年4月 北里大学大学院看護学研究科健康看護学専攻入学
    ・2003年3月 北里大学大学院看護学研究科健康看護学専攻修了
    ・2010年4月 多摩大学大学院経営情報学研究科経営情報学修士課程入学
    ・2012年3月 多摩大学大学院経営情報学研究科経営情報学修士課程修了

    【職歴】
    ・1980年4月 国家公務員共済虎ノ門病院入職
    ・1983年3月 国家公務員共済虎ノ門病院退職
    ・1984年6月 東京都江東区役所高齢者介護課(非常勤保健師)入職
    ・1987年9月 東京都江東区役所高齢者介護課(非常勤保健師)退職
    ・1996年1月 医療法人社団三医会鶴川厚生病院(現鶴川記念病院)入職(訪問看護師、訪問看護ステーション管理者、在宅事業部長歴任)
    ・2003年4月 学校法人昭和大学保健医療学部看護学科地域在宅看護学講師
    ・2006年4月 学校法人昭和大学保健医療学部看護学科地域在宅看護学准教授
    ・2007年3月 学校法人昭和大学保健医療学部看護学科退職
    ・2007年4月 NPO法人楓の風理事
    ・2011年8月 株式会社楓の風 取締役

    【役職】
    ・公益財団法人昭和大学医学・医療振興財団 理事
    ・首都大学東京大学院人間健康科学研究科 兼任講師
    ・昭和大学保健医療学部非常勤講師 他

    【賞罰】
    ・2012年3月 多摩大学大学院 優秀論文賞
    ・2016年12月 昭和上條医療賞

  • スタッフ

    ありがとう総合訪問センター
    スタッフ

    高齢であっても疾患、障がいがあっても、安心してご自宅最期の時まで過ごしていただけるよう看護・リハビリと連携して支援しています。

  • 小林 悦子

    一般社団法人生活を支える看護師の会
    主宰/看護師
    小林 悦子

    岐阜県出身。
    1958年生まれ。幼稚園教諭10年目に難病の子供を出産。療養介護のためにやむなく退職した。
    息子を育てるために看護の世界に入り、その後病院勤務を経て2006年東京都の特別養護老人ホーム看護職員となる(介護支援専門員)。医師の常駐がない特養ホームに本物の看護を見つけ「生ききるための看取り援助」を仕組み作りから実践した。
    2014年、生活を支える看護師の会を設立。最期まで自分らしく生活できる社会を目指して活動しながら、特養ホームなどのサポーターとして「生ききるための看取り援助」ができる施設作りを支援している。

    (著書等)
    ・「いのちをつなぐ看取り援助」(共著)
    ・実践者の語りで理解する「生活を支える看護」(共著)

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