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医薬品開発におけるプロジェクトリーダーの極意 ~リスク管理・交渉スキル・グローバル対応 ・コミュニケーション・チームマネジメントなど~

【情報機構】

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開催日 2019年10月4日 開始:10:00 | 終了:17:00 | 開場:09:30
会場 [東京・大井町]きゅりあん5階第4講習室
東京都品川区東大井5-18-1[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 元 アステラス製薬株式会社 梶井寛 氏
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 1名43,000円 + 税、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき33,000円 + 税
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

以下、申込要領をご了承のうえお申込み下さい。

<申込要領>
※受講料のお支払いは、原則として開催日までにお願いいたします。
  当日会場でのお支払いも可能です(請求書に同封の振込連絡書にてその旨ご連絡下さい)。

※申込後、ご都合により講習会に出席できなくなりました場合は、代理の方がご出席ください 。
 止むを得ず欠席の場合、弊社事務局迄ご連絡下さい(受付時間9:00-17:00)。
 以下の規定に基づき、料金を申し受けます。
 開催日から逆算(土日・祝祭日を除く)して、
  講座5日前以前での欠席のご連絡:受講料は頂戴いたしません
  講座3日前~4日前での欠席のご連絡:受講料の70%
  講座当日~2日前での欠席のご連絡:受講料の100%
  セミナー開始後のご連絡なき場合の欠席:受講料の100%

※最小催行人数に満たない場合等、事情により中止になる場合がございます。
   講座の中止・延期に伴う、会場までの宿泊費・交通費等(キャンセル料含)の補償は
   致しかねますのでご了承ください。

詳細はhttps://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA191050.php
関連資料

概要

■講座のポイント
 本セミナーでは数多くのプロジェクトマネジメントを担当した講師が、18年間の現場経験を踏まえ、教科書的な紹介ではなく、現場の実態に即した経験に基づく対応・対処方法について紹介します。
 プロジェクトマネジメントという言葉を聞くと、タイムマネジメントやコスト管理を想像される方が多いと思います。しかし、その両ファクターはソフトの裏打ちがあって、初めてハード部分が活かされます。例えば、臨床試験(FSI)が○週間前倒しで達成した場合、確かにこのこと自体は喜ばしいことです。しかし、実際にはpivotal 臨床試験間で、社内合意が得られなければ、半年程度の期間は瞬く間に過ぎ去り、数週間の前倒しは一瞬のうちに消し去られます。一つでもプロジェクトを経験した方なら、ハード面のスケジュール管理よりも、ソフトスキルの重要性を身に染みて感じておられることでしょう。
 その中でも、プロジェクトマネジメントにおけるコミュニケーションが最も重要と考えます。相手がこちらの考えを理解しなければ、その先の合意はありえませんし、普段の信頼関係の形成が円滑なコミュニケーション、または、タイムリーな情報共有にも繋がります。そのコミュニケーションスキル・交渉スキルの身に着け方について伝授します。
 また、早期に、プロジェクトを市場に送り出すためのスケジュール管理が重要となりますが、プロジェクトのスケジュール遅れが生じやすい要因をいくつかに分類することは可能です。その分類に沿い、遅れやすい要因を未然に防ぐことができれば、最短で承認申請にこぎつけることができます。但し、ここでも一番重要な点は、チーム内の円滑なコミュニケーション力です。どんなに高額な費用をかけてデータ管理システムを作ったとしても、個々のデータを作るのは、『人』です。懸案事項を処理する優先順位は常に変動しますし、各懸案事項が独立したものでない場合も多いです。つまり、管理システムには俯瞰的に判断する機能がないことは理解しておく必要があります。究極的には、担当者同士が、信頼関係を構築し、小さな問題で処理できるように相互扶助を働かせることが重要となります。
 プロジェクトマネジメントには、『効率性』についてよく語られます。先進国の中で、日本企業の生産性が低いと言われます。何故、日本企業の生産性が低いのか、生産性を向上させるためにはどのような対応が必要なのか、人材育成にはどのような点に注意し、どのような点を伸ばしていけばよいかについても触れていきます。

■受講後、習得できること
・リスク管理も含めた俯瞰的なプロジェクトマネジメントが可能
・実践的且つ効率的な仕事ができるようになる
・グローバル開発の極意が明らかとなる

■講演中のキーワード
・PJマネジメントに必要なスキル
・グローバルコミュニケーション
・効果的な意思決定法
・チームマネジメント
・ストレスマネジメント
・交渉スキル開発
・効率の良い仕事術
・共同開発のポイント

プログラム

  1. プロジェクトマネジメントとそのマネージャーが持つべきスキル
      ・プロジェクトマネジメントの必要性
      ・有能なプロジェクトリーダーとは?
  2. タイムラインマネジメント
      ・スケジュールチェックだけでは本質的な解決にならない
  3. 効果的な意思決定法
      ・情報の捉え方は人(部署)により変わる
      ・何故、承認取得見込みの無いプロジェクトが中止できないのか?
  4. チームマネジメント
      ・ぶれないリーダーがチームメンバーの不安を払拭する
  5. ストレスマネジメント
      ・如何にしてストレスを最小化するか
  6. 洞察力を養う
  7. 効果的にプロジェクトを進めていく上でのコミュニケーションの重要性
      ・迅速なトラブル及びクレーム処理
  8. コミュニケーション能力開発
  9. KOLと良好な関係を築くためのコミュニケーション
      ・KOLは何故必要なのか?
      ・適切なKOLの選定
      ・当局への相談
  10. 質問力
  11. 個々の能力の見極め方
      ・仕事ができる人とは?
      ・頭の良い凡人
      ・「薄っぺらの人」か否かの判断基準
      ・「知的」か否かの判断基準
      ・良い上司とダメな上司の見極め方
  12. 依頼仕事を確実に実施してもらうための方法
  13. グローバル開発の必要性
  14. グローバルビジネスにおける日本人の強みと弱みは?
  15. あなたのグローバル感覚は?
  16. 交渉テクニック
      ・自分が決定の代替者となる
      ・相手にストレスを与えずに説得する
      ・反対給付の価値向上の具体例
  17. グローバル交渉に向けて
      ・日本人は何故、グローバル環境で苦戦を強いられるのか?
  18. 開発プロジェクトが遅れる原因分類と防止法
      ・実態に合わない開発計画
      ・あまいタイムラインマネジメント
      ・コミュニケーション不足
      ・リスクの特定が曖昧
      ・合意形成に手間取る
  19. 仕事の効率化
  20. 人材育成の留意点
      ・企業の目的と人材育成との関係性
      ・創薬における効率の考え方
      ・MECEの概念
  21. 医薬品の市場予測
      ・既存領域と新規領域
      ・薬価算定方法
  22. まとめ

講師

  • 元 アステラス製薬株式会社
    梶井寛 氏

    ■経歴
    ・動物薬の開発
    ・ライセンス業務
    ・臨床開発業務
    ・臨床Stageのプロジェクトリーダー
    ・臨床開発前のStageのリーダー

    ■専門および得意な分野・研究
    ・薬学修士
    ・MBA

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