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運動麻痺や感覚障害に対するケアのコツ

なぜ動かない、どこにあるかわからないといった現象を脳機能から理解する

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開催日 2019年9月21日 開始:13:00 | 終了:16:00 | 開場:12:30
会場 オルソ研修センターTMビル5F
大阪府大阪市西成区天下茶屋3丁目28-5TMビル5F[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 脳外臨床研究会 中上 博之
定員 20名
主催 RehaNus
受講備考 カラー資料希望の場合は別途1000円必要になります。
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概要

脳卒中患者さんをケアする際に阻害因子となる運動麻痺や感覚障害。

これら脳卒中後にみられる症状の一例として

・一体この手足はいつ動くようになるんだろうか?
・どれくらい動いて、日常生活で使えるようになるのだろうか?
・なぜ寝返りの時に、手を後ろに忘れるんだろう?

など、患者さんが呈する症状に、どういったケアの方法が脳の回復にも役立つのかは、日々悩むことが多い場面ではないでしょうか。

言葉ではなんとなくイメージできるけど、実際にこの身体機能がどういった経過の中で変化や改善していくのかを考えた時に、今後の日常生活を想定した関わりや自宅復帰に向けた看護プランを立てることが非常に重要になってきます。

ではこういった、身体機能の問題点に対してそれってリハビリセラピストに任せっきりで良いのでしょうか?

病院退院後もそうですが、実生活の中で手足を使用するのは患者さんで、患者さんはリハビリすることが主目的ではなく、生活することが主目的になるはずです。

そうなった時に実生活でどれだけ手足が自由に動かせるかという点に関しては、普段の生活場面を常にみている看護師さんの関わりがとても大きな意味をなしてきます。

むしろ、看護師さんの日ごろのケアの力添えなくして、この身体機能の問題を解決することは決してできません。

それは脳の機能からみても、ごくごく当たり前のことなのです。

ただ、病棟での麻痺側の使用を促すには、どうしてもリハビリのように介入時間も確保できず、またそれをじっくり観察するこてできません。

しかし、その中でも工夫1つで、病棟生活でも運動麻痺や感覚障害に対する関わり合いがもてるということです。

そして、それは看護師さんにしかできない、普段の日常生活場面をみている看護師さんだからできるケアの工夫が沢山あります。

今回は運動麻痺や感覚障害といったいわゆる身体機能面に対して、普段どのように看護師さんが関わっていけば良いか?そして何を考え、どういったケアが脳の回復には役立つのかを考えていければと思っています。

ケアからキュアができる看護師へ!!是非ご参加お待ちしております。

プログラム

  1. ・なぜ運動麻痺って起こるの?
    ・運動麻痺の評価ってMMTじゃないの(セラピストは何故MMTで図らないのか)
    ・運動麻痺で気を付けるケアのポイント
    ・感覚が障害されるってどういうこと?
    ・感覚障害が引き起こす病棟ADLの注意点
    ・感覚障害で気を付けるケアのポイント

受講されることで得られる効果

  • 手足が動かない原因がわかる
    動かないことに対する対応方法がわかる
    病棟でできる自主トレのコツがわかる
    手足がわからない原因がわかる
    忘れてしまうことに対する対処方法
    病棟でできるケアのコツ

講師

  • 中上 博之

    脳外臨床研究会
    中上 博之

    理学療法士として急性期、回復期、維持期での様々な脳卒中患者様と関わる中で脳画像の重要性をみつけてきました。リハビリとして身体面での治療だけでなく、普段の病棟内でのケアや関わりの中でも脳画像の知識を生かしながら、看護師さんと病棟ADL向上に向けた取り組みを展開中!!

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