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治験薬GMPの基礎講座

~ICHガイドライン、PIC/S対応のポイント~

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開催日 2019年10月17日 開始:12:30 | 終了:16:30
会場 商工情報センター(カメリアプラザ) 9F  第2研修室
東京都江東区亀戸2-19-1[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor) 古田土 真一 氏
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 ■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

概要

医薬品開発において治験は避けて通れず、そこで使用する治験薬については、GMPに基づいて製造されたものであることが必須であり万国共通である。日本において治験薬GMPは医薬品GMPと区別して制定されているが、何か違いがあるのか。あるとすれば、何が違うのか。また、日本の治験薬GMPは米国やEUにおける治験薬のGMPと何か異なるものがあるのか。
日本でも2014年7月にPIC/Sに正式加盟し、PIC/S GMPガイドについても参考として対応することが求められている。EUにおいては、2014年4月に新GCP規則(EU-CTR)が発出されたことに伴い、2017年12月にはEU-GMP Annex13(治験薬に特化したGMP)が全面改正され置き換えられた。治験については、国内だけでなくグローバル治験として国を越えて実施されることが一般化していることも踏まえれば、治験薬についてもグローバル対応のGMP下での製造を行うことが自然の流れと言える。
GMPに加え、GDPについても、PIC/S GDPをベースとした「日本版GDPガイドライン」が2018年12月に事務連絡として発出され、治験薬についても本GDPガイドラインに準拠すべきなのか気になるところである。
さらに、国際調和ということでICHの各種ガイドラインが制定・運用されている。治験薬GMPはICHガイドラインとどのような関係にあるのであろうか。
このような状況においては、治験薬GMPを基本から学び、医薬品開発の糧とすることが大事である。本セミナーでは、治験薬GMPとして求められる本質を解説し、適切な管理下での効果的・効率的な治験薬製造に、また保管・配送にどのように活かすかについて述べる。

プログラム

  1.  1.治験薬を正しく理解しよう
      1.1 医薬品とは?
      1.2 治験薬とは?
     2.医薬品/治験薬における品質を理解しよう
      2.1 医薬品の品質とは?
      2.2 治験薬の品質とは?
     3.医薬品開発と治験薬の関係を理解しよう
      3.1 医薬品開発における品質の位置づけとは?
      3.2 医薬品開発における品質保証とは?
      3.3 治験薬のGMPと医薬品GMPの違いは?
     4.治験薬のGMPを正しく理解しよう
      4.1 法的位置づけ
      4.2 3極におけるGMPの現状
      4.3 EU-GMP改正Annex13について
      4.4 3極における治験薬のGMPの共通点
      4.5 日本の治験薬GMPのポイント
     5.PIC/SとPIC/SGMDPを理解しよう
      5.1 PIC/Sとは?
      5.2 PIC/S加盟の意義とメリット
      5.3 日本におけるPIC/SGMDPの位置づけ
      5.4 PIC/SGMDPにおける治験薬のGMP
      5.5 治験薬のGDPについて(日本版GDPガイドラインを含む)
     6.CHガイドラインとの関係を理解しよう
      6.1 ICHガイドラインとは?
      6.2 ICHの品質ガイドラインと治験薬のGMPとの関係
     7.治験薬のGMPの適切な運用のために
      7.1 治験薬のGMPの本質
      7.2 治験薬のGMPの運用における留意点

    ≪注≫
    本セミナーでは以上のような内容の話をしますが、必ずしも当日の講演順番(Table of Content)ではありません。その点を予めご了承ください。

受講されることで得られる効果

  •  ・医薬品と治験薬の相違
     ・医薬品/治験薬における品質の意味と意義
     ・3極における治験薬の法的位置づけ
     ・PIC/SおよびPIC/S GMP Guideの位置づけ
     ・日本における治験薬GMPの位置づけとPIC/S GMPとの関係
     ・ICHガイドラインの位置づけ
     ・ICHの品質ガイドラインと治験薬GMPとの関係
     ・治験薬GMPの正しい理解と運用

講師

  • GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)
    薬剤師・薬学博士
    古田土 真一 氏

    (その他ご所属)
     三井倉庫ホールディングス(株)事業開発部/シニアマネージャー
     国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
        トランスレーショナル・メディカルセンター/治験薬GMP等アドバイザー
     (株)シーエムプラス GMP Platform/提携コンサルタント 

    《ご専門》
     医薬品・治験薬の製造と品質保証(GMDP関係)
    《ご略歴》
     1979年~2007年:田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)合成探索研究、プロセス・工業化研究、
              CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任
     2008年:武州製薬(株)QA/QCの管理監督
     2009年~2013年:中外製薬(株)治験薬/医薬品のQA業務・品質システムの改革推進
     2013年~2014年:アステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)CMC・Supply Chain・
              QAの長として業務構築
     2015年~2019年三井倉庫ホールディングス(株)
    現在、新たな職探し中
    業界内でも珍しい医薬品の開発から保管・流通までを品質の側面から一貫して経験

    《業界活動等》
     ・日本製薬工業協会/品質委員会/GMP部会 委員
     ・日本製薬団体連合会/品質委員会 常任委員
     ・一般社団法人・日本PDA製薬学会/開発QA委員会 委員
     ・平成18年度・19年度厚生労働科学分担研究
        「探索的臨床試験における被験物質の品質確保について」研究班メンバー
     ・(独)医薬品医療機器総合機構/
        GMP調査体制強化検討会・ガイドラインWG WG8(治験薬GMP)リーダー

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