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腸内細菌叢の基礎から応用まで~腸内細菌叢研究を始めたい人、始めてみたけど困っている人へ~

【情報機構】

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開催日 2019年11月15日 開始:12:30 | 終了:17:30 | 開場:12:00
会場 [東京・御茶ノ水]中央大学駿河台記念館5階560
東京都千代田区神田駿河台3-11-5中央大学駿河台記念館5階560[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 京都府立大学大学院  井上 亮  氏
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 1名38,000円 + 税、(資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき28,000円 + 税
*消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

以下、申込要領をご了承のうえお申込み下さい。

<申込要領>
※受講料のお支払いは、原則として開催日までにお願いいたします。
  当日会場でのお支払いも可能です(請求書に同封の振込連絡書にてその旨ご連絡下さい)。

※申込後、ご都合により講習会に出席できなくなりました場合は、代理の方がご出席ください 。
 止むを得ず欠席の場合、弊社事務局迄ご連絡下さい(受付時間9:00-17:00)。
 以下の規定に基づき、料金を申し受けます。
 開催日から逆算(土日・祝祭日を除く)して、
  講座5日前以前での欠席のご連絡:受講料は頂戴いたしません
  講座3日前~4日前での欠席のご連絡:受講料の70%
  講座当日~2日前での欠席のご連絡:受講料の100%
  セミナー開始後のご連絡なき場合の欠席:受講料の100%

※最小催行人数に満たない場合等、事情により中止になる場合がございます。
   講座の中止・延期に伴う、会場までの宿泊費・交通費等(キャンセル料含)の補償は
   致しかねますのでご了承ください。

詳細は https://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA191135.php
関連資料

概要

腸内細菌叢の研究は国内外問わず活発に行われており、食品領域のみならず、医学・薬学領域など幅広い研究領域にまで広がっている。
腸内細菌叢研究の活発化に伴い、これに携わる研究者の数も年々増加しているが、この急激な従事者の増加の裏で、多岐に渡る腸内細菌叢の役割や、複雑な腸内細菌叢の分析方法の理解や把握に戸惑う初学者も少なくない。本講座では腸内細菌叢の基礎的な役割に加えて、様々な腸内細菌叢の分析方法、特にメタゲノム解析を中心に説明する。また、動物種による腸内細菌叢の違いや、腸内細菌叢と疾病の関係なども併せて紹介する。
■講演中のキーワード
・腸内細菌叢
・メタゲノム解析
・短鎖脂肪酸
・炎症性腸疾患
・機能性食品(プロバイオティクス・プレバイオティクス)

こんな方におすすめ

  • ・腸内細菌叢研究を初めたい方
  • ・腸内細菌叢研究を初めたばかりで知識を深めたい方
  • ・腸内細菌叢のメタゲノム解析をやってみたけど、結果解釈に困っている方
  • ・腸内細菌叢解析を含む臨床研究を計画中の方

プログラム

  1. 腸内細菌叢とは
     1-1 腸内細菌叢研究の歴史
     1-2 腸内細菌叢の生理的役割
      ・腸内細菌叢はお腹のなかで何をしているのか?
     1-3 腸内細菌叢と宿主の年齢
      ・腸内細菌叢は年齢とともにどう変化するのか?
  2. 腸内細菌叢の解析方法
     2-1 解析方法の種類
      ・解析方法の種類を知ることで研究の幅は広がる
     2-2 培養法
     2-3 定量的PCR法
     2-4 DGGE/TGGE法
     2-5 T-RFLP法
     2-6 FISH法
     2-7 DNA Cloning法
     2-8 メタゲノム解析
      2-8-1 メタゲノム解析の種類
      2-8-2 16S rRNA メタゲノム解析の流れ
      2-8-3 16S rRNA メタゲノム解析におけるデータ解析(ドライ解析:QIIME1と2の違い)
      2-8-4 16S rRNA メタゲノム解析結果の見方、解釈について
      2-8-5 16S rRNA メタゲノム解析の注意点
  3. 色々な動物の腸内細菌叢
     3-1 動物種ごとの腸内細菌叢の特徴
      ・腸内細菌叢は動物種で全然違う
     3-2 実験動物で腸内細菌叢研究をするうえで注意すべきこと
      ・実験(モデル)動物で腸内細菌叢研究はできるか?
  4. 腸内細菌叢と疾病
     4-1 腸内細菌叢と消化器疾患
     4-2 腸内細菌叢と全身疾患
     4-3 腸内細菌叢改善と疾病予防・治療
      4-3-1 プロバイオティクスとプレバイオティクス
      4-3-2 腸内細菌叢変化と疾病予防・改善の実例(実験動物・ヒト)
  5. 腸内細菌叢研究の展望
     5-1 腸内細菌叢研究の今
     5-2 腸内細菌叢研究の今後
  6. 経験談
     6-1 腸内細菌叢研究を行う上で注意しないといけない事
  7. <終了後、質疑応答>

受講されることで得られる効果

  • ・腸内細菌叢の基礎知識
  • ・腸内細菌叢の解析方法の種類と適用
  • ・腸内細菌叢のメタゲノム解析の流れと結果解釈
  • ・腸内細菌叢研究の進め方

講師

  • 京都府立大学大学院
    生命環境科学研究科 動物機能学研究室
    博士(農学)
    井上 亮  氏

    ■経歴
    2004.4-2006.3 日本学術振興会 特別研究員
    2004.9 京都府立大学大学院農学研究科博士後期課程 修了
    2004.9-2005.9 英国国立ローウェット研究所腸管免疫研究室 客員研究員
    2006.4-2006.6 株式会社栄養病理学研究所 研究員
    2006.7-2008.3 北海道大学創成科学共同研究機構 明治乳業寄附研究部門 特任助教
    2008.4-現在 京都府立大学大学院生命環境科学研究科 講師
    2011.4-2012.3 日本学術振興会 海外特別研究員
    2011.4-2014.3 英国アバディーン大学 ローウェット研究所 腸管免疫研究室 客員教授

    ■専門および得意な分野・研究
    腸内細菌学・動物機能科学・畜産学
    医学、獣医学、食品科学分野で国内13大学と共同研究を実施中
    その他多くの食品企業とも共同研究を行っている

    ■本テーマ関連学協会での活動
    以下の学会で、講師本人または共同研究者が研究成果を発表している。
    日本栄養食糧学会
    日本農芸化学会
    日本食品免疫学会
    日本食物繊維学会
    腸内細菌学会
    消化器病学会など消化器関連の学会

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