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無菌医薬品の品質保証の基礎と工程別リスクの発見法<演習付き>

具体的な無菌製剤製造におけるリスク策とは??

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開催日 2019年11月18日 開始:12:30 | 終了:16:30
会場 江東区産業会館 第2会議室
東京都江東区東陽4-5-18[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 外資系製薬企業 品質保証担当部長 柳澤 徳雄 氏
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 ■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

概要


無菌製剤は、体のバリヤーを破り直接体内に投与されるため、わずかな異常が人命に係わる可能性がある医薬品である。
一方その製法は多岐にわたり、製法由来あるいは工程の段階毎に様々なリスクが潜んでいる。そのリスクを低減させるためには、以下の二つの観点が重要である。

① 網羅性高いリスクアセスメントを実施し、リスクアセスメントから得られた対策を確実に実施する。
② 製造に係わる人々のQuality Cultureを高め、対し自律的に対応する人材を育てる。

本稿座では、具体的に無菌製剤製造におけるリスクを低減させるために、以下の事項をお伝えする。

① 無菌製剤の基礎的事項
② リスクアセスメントツールの基礎的な使用法
③ 関係者への意識向上とトレーニングのコツ

プログラム


  1.  1. 無菌製剤関連者の教育のために
      1-1 無菌医薬品は何故無菌でなければならないか?
      1-2 無菌製剤の種類
      1-3 製造環境
      1-4 菌はどこから来るか?
      1-5 製造時の振る舞い
      1-6 アイソレーターにおけるグローブのリスクと対応

     2. リスクマネジメントの基礎(リスクアセスメント部分は簡単な実習有り)
      2-1 FMEA(IEC 60812)(簡単な実習あり)
       - Failure modesとは何か?
       - Failure modesの実例
       - 基本的な進め方
       - 点数化の考え方
      2-2 HAZOP(IEC 61882)(時間があれば、実習を行います)
       - HAZOP概論
       - guide word
       - 基本的な進め方

     3. 無菌製剤の製造作業とリスク
      3-1 仕込み
      3-2 充填(特にアイソレーターのリスク)
      3-3 滅菌
      3-4 包装
      3-5 品質管理
      3-6 保管

     【質疑応答・名刺交換】

受講されることで得られる効果

  • 〇 無菌製剤関係者への教育
    〇 無菌製剤のリスクの発見法とその対応法
    〇 リスクアセスメントツールの使用法(簡単な実習)

講師

  • 外資系製薬企業 品質保証担当部長
    柳澤 徳雄 氏

    《専門》
      GMP
    《経歴》
    2000~2007年 協和発酵四日市工場 品質保証室室長、医薬品製造管理者
    2009~2011年 協和発酵富士工場マネージャーとして、リスクマネジメントの指導
    2011~2014年 テバ製薬 高山注射剤工場品質保証部長など
    《発表履歴》
    2001~2003年 「再処理再加工」について(原薬工、実務担当者研修会)
    「改正薬事法下でのGMP管理、逸脱の管理」について(原薬工、実務担当者研修会)
    「自己点検」について(原薬工、実務担当者研修会)
    2006年「プロセスバリデーションとPAT?プロセス管理の一手法?」
    2012年「既存設備のリスクマネジメント」(ISPEメンテナンスCOP講演会)
    2014年「プレフィルドシリンジの製造~求められるQM」(PDA「プレフィルドシリンジセミナー2014」)
    2014年「なぜに答える品質リスクマネジメント」
    2014年「品質リスクマネジメントの実践」(富山県GMP講習会)
    2015年 「品質リスクマネジメントの導入とその結果、およびHAZOP手法について」(三重県薬事関係高度技術化研修)
    2015年「Quality Culture の意義とその醸成」(PDA冬季大会)
    2016年「実務者としてのFDA査察の準備と対応」(CMICセミナー)

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