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脳卒中片麻痺者の体幹機能と歩行動作の獲得

歩行へのアプローチには◯◯の知識が必要です

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2019年10月20日 開始:10:30 | 終了:16:30 | 開場:10:00
会場 尼崎リサーチ・インキュベーションセンター
兵庫県尼崎市道意町[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 山梨リハビリテーション病院 リハビリテーション部 副部長 /(公社)日本理学療法士協会職能業務執行委員会委員 / (社)日本ボバース研究会会長 伊藤 克浩 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

脳卒中者の歩行障害に対する従来の運動療法は、
潜在能力がかなり高い症例であっても
画一的に4点杖を用いた3動作継ぎ足歩行からスタートして、
「杖・右(麻痺側下肢)・左(非麻痺側下肢)」と号令をかけ、
まるで随意活動の一部のような方法で歩行練習が行われてきた傾向があります。



本来歩行に必要な姿勢制御機構は
脳幹網様体から両側性に制御されている部分が多く、
また、リズミカルな下肢の筋活動は
脊髄CPG(中枢性パターン発生器)による
自律(自動)的な要素が深く関わっています。



そのため姿勢制御機能の潜在性が高い症例では
最初から交互歩行を目指した方が効率的な場合もあります。

しかしそれを見極めるためには
療法士にはいつどのような歩行練習を始めるかといった
症例に合わせた細やかなクリニカルリーズニング能力が要求されます。



歩行に必要な体幹機能と上肢のつながりを考えよう



リズミカルな下肢の動きは
CPGによる自律機能によるものが大きいと書きましたが
それを可能にするためには、中枢部の安定性は必要不可欠になります。

寝返りや起き上がりから座位安定性においても、
需要なファクターとなりますので
このあたりについても歩行に必要な要素を交えて
どのように評価すればいいのか、治療方法はどのようにすればいいかを学びます



当日のリハビリテーションセミナーでは
実例を交えてそのリーズニングに必要な姿勢制御機構の背景と、
実技を通してその介入方法を提示していただきます。

プログラム

  1. ・姿勢制御機構の基礎知識を学ぶことができる。
    ・歩行に必要なバイオメカニズムを学ぶことができる。
    ・体幹機能の評価方法や治療について実技を通じて学ぶことができる
    ・症例に合わせた歩行動作の練習法を学ぶことができる

講師

  • 山梨リハビリテーション病院 リハビリテーション部 副部長 /(公社)日本理学療法士協会職能業務執行委員会委員 / (社)日本ボバース研究会会長
    伊藤 克浩 先生

     

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