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ニューロリハビリテーションの概念と基本的戦略-脳卒中後の上肢運動障害を中心に-~大阪会場~

脳科学を臨床に応用する!脳卒中後に生じる上肢運動障害はどのようにしておこるのか理解できれば、リハビリテーションのヒントとなる!

このセミナーは受付終了しました。

対象 理学療法士作業療法士言語聴覚士その他
分野 リハビリテーション
受講料 12,800円(税込)
開催日 2020年3月15日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 大阪私学会館 3階 301-303会議室
大阪府大阪市都島区網島町6-20大阪私学会館[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師   森岡 周 先生
定員 100名
主催 株式会社gene
受講備考 ※当日会場にてお支払い下さい。
※開催日を含めて7日前からのキャンセルについては、キャンセル料(受講料全額)が発生いたします。
関連資料

概要

【講義概要】
ニューロリハビリテーションとは「ニューロサイエンスと連携し、損傷後の神経機能回復の促進を目的にしたリハビリテーション手続き」のことを指します。

今日、神経科学的知見から、治療量、課題指向型練習、段階的な難易度設定、フィードバック、豊かなリハビリテ-ション環境、チーム医療がニューロリハビリテーションの原則として提唱されています。このうち、課題指向型練習や段階的な難易度設定は、運動技能向上や身体地図の変化からも強く推奨されています。

また、単純運動の繰り返しよりも、スキル要求運動の練習が機能回復を促進させることから、治療や作業場面では臨機応変に難易度を調整することが戦略的に求められます。さらに、フィードバックに関しても、単純に結果の知識を与えるよりも、その性質を吟味し、それが報酬学習や誤差学習に関連した神経メカニズムを働かせるよう配慮することが求められます。

本講義ではニューロリハビリテーションの概念、原則、そしてそのメカニズムを解説するとともに、運動学習の視点から脳卒中後の上肢運動障害に対する治療介入について説明します。

また、脳卒中後の病期別(急性期、回復期、維持期)の視点から、それぞれ神経メカニズムに見合った治療戦略について話します。特に、上肢の運動機能回復を促進させる運動イメージや運動観察、課題指向型・道具操作練習、そして体性感覚フィードバックの治療手続きについて、これまでにエビデンスの示されている内容について臨床・基礎研究成果を整理しながら紹介していきます。

講師

  •  
    森岡 周 先生

    畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授・理学療法士

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