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脳画像を理解するための脳の機能解剖と脳画像の基礎知識~脳画像を理解するために習得すべきこと~名古屋会場~

これがないと始まらない! とにかく、画像を診る前にしっかりと機能解剖の復習を!!

このセミナーは受付終了しました。

対象 理学療法士作業療法士言語聴覚士その他
分野 リハビリテーション
受講料 12,800円(税込)
開催日 2020年3月20日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 名古屋国際会議場 4号館3階 会議室431+432
愛知県名古屋市熱田区熱田西町1-1名古屋国際会議場[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師   阿部 浩明 先生
定員 100名
主催 株式会社gene
受講備考 ※当日会場にてお支払い下さい。
※開催日を含め7日前からのキャンセルについては、キャンセル料(受講料全額)が発生いたします。
関連資料

概要

【ねらい】
本セミナーでは、脳画像を活用したいけれどもどのようにみたらいいのかわからないというビギナーの方を対象として、皮質を中心とした脳解剖学的基礎知識と、臨床で使用される各種脳画像の基礎知識を説明します。
「脳画像のリハビリテーションへの活用 ~画像から考える臨床症状とアプローチ~」の前編的な内容となります。

【講義概要】
中枢神経疾患では運動障害が観察される上肢や下肢に直接的な損傷があるわけではないですが、その評価は上肢や下肢、
あるいは体幹に眼を向けたものに終始している傾向があるようです。

これを自動車修理に例えるならば、エンジンにトラブルが生じて走行することに支障をきたした自動車のタイヤばかりを
チェックし、トラブルを抱えたエンジンそのものを確認しないと言う状況に近いと思われます。
エンジンにトラブルを抱えているとすれば、やはりエンジンをチェックすべきでしょう。
中枢神経系にトラブルが生じているのであれば、やはり中枢神経系にも眼を向けるべきです。

リハビリテーションにおいて脳画像を活用する意義は、評価の精度を高め、治療的介入をより的確なものと
することにあります。
このセミナーは『脳画像のリハビリテーションへの活用~画像から考える臨床症状とアプローチ~』の前編と
位置付けております。前編となる本セミナーと、後編となる
『脳画像のリハビリテーションへの活用~画像から考える臨床症状とアプローチ~』を受講することによって、
臨床で脳画像情報を実際に活用できるようになることを目標とします。

前編であるこのセミナーでは、大脳の皮質の解剖の整理と機能を中心に解説します。
脳は表面にあるおよそ2.5mmほどの厚みを持つ、皮質で覆われているような構造であり、この皮質は灰白質で、
灰白質の深部は白質になります。灰白質には神経細胞が存在し、白質には軸索が存在します。
言い換えますと、表面にCPUの役割を果たす神経細胞のある皮質が存在し、その情報を伝える軸索が白質に存在するのです。

まず皮質の解剖を学び、次の後編となるセミナーでは白質の解剖を中心に学びます。
実際、脳卒中の多くは白質に病変が存在することが多いのですが、皮質の理解なしに白質を中心とした解剖を
学ぶのは難しいため、このセミナーではまず皮質を中心に学びます。

本セミナー終了後には、自分の評価結果と介入根拠が脳画像所見から説明でき得るか、気になって、
いつの間にか脳画像をみに行く、それが習慣化して、画像所見を確認する、そのような脳を意識した
脳卒中リハビリテーションを実践するきっかけを作るセミナーにしたいと思います。

プログラム

  1. <前半>
     1.脳画像を活用する意義
     2.大脳の基本的構造  
     3.視床の構造と連絡
     4.脳幹の構造

    <後半>
     5.小脳の構造と機能
     6.運動と感覚の主たる経路
     7.脳画像の基礎知識
     8.脳画像でみる脳解剖

    ※プログラムは追加・変更になる場合がございます。

    【必要物品】
    ・三色以上のカラーペン、または 色鉛筆

    【本セミナーについて】
    以前、弊社が開催致しました
     「 脳画像のリハビリテーションへの活用
       -中枢神経疾患による障害を理解するための脳解剖学知識の整理- 」
     を受講された方は、「再受講割引」でのご参加が可能です。

講師

  •  
    阿部 浩明 先生

    一般財団法人広南会 広南病院 リハビリテーション科総括主任・理学療法士

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