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~予後予測から最新の治療介入まで~
このセミナーは受付終了しました。
現在の作業療法では、代償手段や残存能力の強化により、障害があっても新しい生きがいを感じる価値観を生み出し、社会復帰を実現するモデルが推奨されています。 しかしながら、急性期や回復期の現場では、「治りたい、動くようになるのか不安」など悲痛な訴えがあるのも事実です。一方で、上肢の運動麻痺における予後予測の判断は難しい部分が多く、先の見えない臨床に不安を抱くこともあると思います。また、過度に目標達成を意識し過ぎてしまうと、過少な目標設定となり最大限の機能回復が得られないケースも考えられます。 上肢の運動麻痺の予後予測については、脳の損傷範囲に左右され、運動麻痺に関しては錐体路の損傷程度が大きく影響します。 今回のセミナーでは、錐体路損傷に応じた上肢の運動機能回復について動画を中心に説明し、目標達成を可能にした治療プロセスや方法について紹介していきたいと考えています。その過程で、上肢の運動麻痺の予後予測を判断する能力を高め、運動機能を最大限に高めた目標を達成するきっかけになれば幸いに思います。 [内容] Ⅰ.当院での取り組み ①rTMS(反復経頭蓋磁気刺激療法の紹介) ②tSMS(経頭蓋静磁場刺激療法の紹介) ③BMI(Brain Machine Interface)の治療紹介 Ⅱ.予後予測に応じた治療効果 ①予後予測と画像診断 ②TMS(経頭蓋磁気刺激)を用いた錐体路の機能評価 ③錐体路の損傷程度に応じた機能回復の動画紹介 ④運動機能回復の重症度に応じた脳の可塑性について Ⅲ.錐体路損傷に応じた治療仮説 ①意図と運動について ②意図を出現させる脳領域 ③情動と機能回復 ④運動学習と注意 Ⅳ.錐体路損傷に応じた治療介入の紹介(実技指導込み) ①運動錯覚における治療効果 ②FES(機能的電気刺激)の治療効果 ③代償を制限させた筋力増強訓練の紹介 Ⅴ.症例検討 ①錐体路温存型の治療解釈とアプローチ ②錐体路重度損傷型の治療解釈とアプローチ ③遂行機能障害を呈した症例に対する運動麻痺のアプローチ など上肢運動麻痺に対する客観的な評価・介入方法に関して幅広く紹介、説明(質疑応答も含む)、実技提示を行います。
医療法人 穂翔会 村田病院 リハビリテーション部 湯川 喜裕 先生
資格:作業療法士、修士(健康科学) 所属:医療法人 穂翔会 村田病院 リハビリテーション部 主任
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介護を必要とする高齢者の生活において、医療と介護の連携は不可欠です。しかし、医療と介護は相互の理解や情報共有などが十分でないなど、必ずしも円滑に連携が図られていないという課題が…
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