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脳卒中で必ずみるべきアセスメントの基本

意識や脳神経に関わるアセスメントの方法と活動性をあげる病棟ケアのコツ

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開催日 2019年11月30日 開始:13:00 | 終了:16:00 | 開場:12:30
会場 オルソ研修センターTMビル5F
大阪府大阪市西成区天下茶屋3丁目28-5TMビル5F[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 脳外臨床研究会 RehaNus代表 中上博之
定員 20名
主催 RehaNus
受講備考 カラー資料希望の場合は別途1,000円徴収させて頂きます。
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概要

脳卒中患者さんをケアする際に最も気を付けないといけない大事なポイントは、障害を受けた脳の状態を知ることです。
そして、脳の中でも生命維持に多く関わり、人が生きていくためのいわゆる低次脳としての機能が沢山詰まっているのが脳幹部分になります。
皆様は『脳幹』と聞いてどういった部位を想像されますか?

脳幹には大きく中脳・橋・延髄といわれる3つの部分に分類され、それぞれに人が生きていくうえで必要な機能があります。
ある程度覚醒しているからどんどん起こしていっても大丈夫、呼吸機能は問題ないからどんどん食事をとってもらおう、など本当にそれでリスク管理は大丈夫でしょうか?

この際に重要なのが、普段看護師の皆様が病棟場面でよく観察するアセスメントが非常に重要になってきます!
では、そのアセスメントで一体何を観察するのでしょうか?そして何を意識して脳卒中患者さんの状態を把握すれば良いのでしょうか?
バイタル状態?呼吸機能?意識レベル?これら状態をみているのは正常数値などではなく、実はみているのは脳神経の機能になってきます。
そして、この脳神経が集まっているのが今回お伝えする脳幹になるのです。

つまりこの方の呼吸機能は?代謝機能は?睡眠や覚醒状態は?目の状態は?などなど...みているのは脳幹機能がどのように働いているのか、そして結果的に脳卒中患者さんの脳がどういった状態にあるのかということになります!
臨床場面でのケアにおいて最も大事なのがこの脳幹機能をいかに情報収集して、そこから離床タイミングや食事摂取、病棟での24時間管理が非常に重要になってきます。

では、普段のアセスメントにおいてどういったことを意識してこの脳幹機能をみていけば良いのでしょうか?
そしてどうケアに活かしていけばよいのでしょうか?
それにはまずは脳幹機能を把握するための脳画像を読み解く力と、そこから考えるケアのポイントがあります。

今回のセミナーでは、脳幹部分の基本的な機能の把握から、脳画像の見方、そして脳神経機能からどう患者さんの状態を解釈し、病棟ケアにつなげるかを体感などを通して、より実践的に学んでいけたらと思います。
そして、そういったケアがどのように脳機能回復に寄与するのかといった脳の回復機序についても考えていければと思っています。
ケアからキュアができる看護師へ!!是非ご参加お待ちしております。

プログラム

  1. ・脳幹ってどこにあって何をしている部分なの?

    ・脳幹にある3つの機能を理解する

    ・アセスメントのコツと脳神経系との関わり

    ・脳幹機能を知るうえで食事や睡眠などに関わる最も大事な〇〇と、明日から実践できるケアのポイント

受講されることで得られる効果

  • 脳画像がみれることができる
    評価のアセスメントのコツが理解できる
    脳機能が理解できる

講師

  • 脳外臨床研究会 RehaNus代表
    中上博之

    10年間病院内で急性期(ICU)、回復期を経験し、脳画像の見方やそこから考えるリハビリテーションを実施。3学会呼吸療法認定士の資格を活かして急性期での呼吸療法や排痰など積極的に看護師さんなどとの多職種連携を図ることで、よりよい病棟生活を送れるよう院内活動にも従事する。現在は訪問看護のリハビリとして、慢性期の方におけるリハビリテーションとして生活ケアの視点を大事に日々臨床に取り組んでいる。

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