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課題指向型アプローチを効率化する物理療法の理論と実際~東京会場~

「握ってしまうと手が離せない」そんな脳卒中後の対象者の方に、プラットホームで寝かせて他動的な練習を行っていませんか?

このセミナーは受付終了しました。

対象 理学療法士作業療法士その他
分野 リハビリテーション
受講料 12,800円(税込)
開催日 2020年6月7日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 中央労働基準協会ビル 4階 ホール
東京都千代田区二番町9-8[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師   竹林 崇 先生
定員 50名
主催 株式会社gene
受講備考 ※当日会場にてお支払い下さい。
※開催日を含め7日前からのキャンセルについては、キャンセル料(受講料全額)が発生いたします。
関連資料

概要

【ねらい】
課題指向型アプローチの代表格である「Constraint-induced movement therapy(CI療法)」を
適応外の対象者に利用するための物理療法について理解を深める

【講義概要】
脳卒中後の麻痺手の機能と生活における使用行動を改善するアプローチにConstraint-induced movement therapy(CI療法)がある。
このアプローチの効果は実証されており、エビデンスも確立されている。
ただし、手指MP関節10度・手関節20度伸展が可能な患者といった適応があり、
中等度以上の麻痺を呈した対象者には使用が困難と言われている。

そこで本講義では、中等度・重度の痙性麻痺に対し、
ボツリヌス毒素A型施注、ロボット療法、装具療法、電気刺激療法、振動刺激療法と言った従来から利用されてきた物理療法を併用し、
CI療法を適応するために必要な技術と知識を学ぶことを目的としている。

なお、同一演者の「学習理論を基盤とした積極的上肢訓練-課題指向型訓練とTransfer package-」では、
CI療法の理論と実際を教示している。

本講義を通して参加者の皆様が、CI療法のコンセプトを従来の適応を超え、より多くの対象者に応用できることができれば幸いである。

プログラム

  1. プログラム
    1 CI療法とは?
    2 重度・中等度麻痺の予後について
    3 ボツリヌス毒素A型施注を行う際の療法士の役割について
    4 今後のリハビリテーション業界におけるロボット療法の動向
    5 装具療法の理論と実際
    6 電気刺激療法の理論と実際(運動機能、半側無視、痙縮の軽減)
    7 振動刺激療法の理論と実際(痙縮の軽減、緊張力の増大、運動失調)
    8 併用療法を使ったアプローチの戦略
    9 中等度・重度の痙性麻痺に対するCI療法の戦略

    ※プログラムは追加・変更になる場合がございます。

    【本セミナーについて】
    ※本セミナーの理解をより深めていただくため
    「 学習理論を基盤とした積極的上肢訓練
      -課題指向型訓練とTransfer package- 」をご受講頂いたうえで、
     本セミナーへご参加いただくことを推奨いたします。

    ※『 学習理論を基盤とした積極的上肢訓練
      -課題指向型訓練とTransfer package- 』の講義内容と
      一部重複する部分がございます。(全体の1割程度)

    『 脳卒中後中等度~重度麻痺に対する課題志向型訓練
      ~物理・装具・ロボット・ボツリヌス療法における療法士の役割と工夫 』
     よりタイトルを変更いたしました。

講師

  •  
    竹林 崇 先生

    大阪府立大学 地域保健学域 総合リハビリテーション学類 作業療法学専攻 教授・作業療法士

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