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臨床疫学研究における傾向スコア分析の使い方 ~観察研究における治療効果研究~

【情報機構】

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開催日 2020年2月27日 開始:12:30 | 終了:16:30 | 開場:12:00
会場 [東京・浮間舟渡]板橋区立企業活性化センター2階第1研修室
東京都板橋区舟渡1丁目13番10号 アイ・タワー2F[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 公益財団法人東京都医学総合研究所 奥村泰之 氏
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

以下、申込要領をご了承のうえお申込み下さい。

<申込要領>
※受講料のお支払いは、原則として開催日までにお願いいたします。
  当日会場でのお支払いも可能です(請求書に同封の振込連絡書にてその旨ご連絡下さい)。

※申込後、ご都合により講習会に出席できなくなりました場合は、代理の方がご出席ください 。
 止むを得ず欠席の場合、弊社事務局迄ご連絡下さい(受付時間9:00-17:00)。
 以下の規定に基づき、料金を申し受けます。
 開催日から逆算(土日・祝祭日を除く)して、
  講座5日前以前での欠席のご連絡:受講料は頂戴いたしません
  講座3日前~4日前での欠席のご連絡:受講料の70%
  講座当日~2日前での欠席のご連絡:受講料の100%
  セミナー開始後のご連絡なき場合の欠席:受講料の100%

※最小催行人数に満たない場合等、事情により中止になる場合がございます。
   講座の中止・延期に伴う、会場までの宿泊費・交通費等(キャンセル料含)の補償は
   致しかねますのでご了承ください。

詳細は https://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA200241.php
関連資料

概要

■講座のポイント
 薬剤の有効性・安全性を検証するためには、ランダム化比較試験を実施することが求められます。しかし、ランダム化比較試験を実施できない状況では、観察研究により有効性・安全性を推測せざるを得ません。
 本講座では、観察研究における治療効果研究に焦点を当てて、傾向スコア分析 (propensity score analysis) によって交絡因子を調整する方法を解説します。治療効果の定義、傾向スコア分析(マッチング法と逆確率重み付け法)の流れ、Rによるアウトプットの読み方、論文の評価ポイントを理解できることを主眼とします。
 傾向スコア分析は、夢のような統計手法と過剰な期待を受け、臨床疫学研究で活用(乱用?)されています。しかし、査読付き論文に掲載された研究であっても、科学的に適正な報告がなされていることは「稀」という残念な状況です。
 受講者は、観察研究の経験があることが望ましいです。Rと傾向スコア分析の事前知識は必須ではありません。

■受講後、習得できること
・関心のある治療効果を選択できる
・解析の流れを説明できる
・Rによるアウトプットを解釈できる
・論文を評価できる

■講演中のキーワード
・傾向スコア
・バイアス
・調整

プログラム

  1. はじめに
  2. 治療効果
  3. 傾向スコア分析の流れ
  4. Rによるアウトプットの読み方
  5. 論文の評価ポイント

講師

  • 公益財団法人東京都医学総合研究所
    精神行動医学研究分野 心の健康プロジェクト
    主席研究員
    奥村泰之 氏

    ■経歴
    2005/8-2007/3 国立保健医療科学院 政策科学部
    2006/8-2007/3 日本医科大学 医療管理学教室
    2008/11-2013/3 国立精神・神経センター 精神保健研究所 社会精神保健部
    2013/4-2018/3 一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 研究部
    2018/4-現在 公益財団法人 東京都医学総合研究所 精神行動医学研究分野 心の健康プロジェクト

    ■専門および得意な分野・研究
    ・医療ビッグデータを活用した臨床疫学研究
    ・非薬物療法の介入研究支援

    ■本テーマ関連学協会での活動
    ・ICR臨床研究入門「傾向スコアの概念とその実践」の講師
    https://www.icrweb.jp/course/view.php?id=272
    ・「臨床疫学研究の質向上のための統計学の研究会」の主催
    http://blue.zero.jp/yokumura/workshop.html

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