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【体系的にポイントを解説】 臨床検査値の読み方セミナー2020

【情報機構】

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開催日 2020年2月14日 開始:12:30 | 終了:16:30 | 開場:12:00
会場 [東京・浮間舟渡]板橋区立企業活性化センター2階第1研修室
東京都板橋区舟渡1丁目13番10号 アイ・タワー2F[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 昭和大学 大学院保健医療学部 福地邦彦 氏
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

以下、申込要領をご了承のうえお申込み下さい。

<申込要領>
※受講料のお支払いは、原則として開催日までにお願いいたします。
  当日会場でのお支払いも可能です(請求書に同封の振込連絡書にてその旨ご連絡下さい)。

※申込後、ご都合により講習会に出席できなくなりました場合は、代理の方がご出席ください 。
 止むを得ず欠席の場合、弊社事務局迄ご連絡下さい(受付時間9:00-17:00)。
 以下の規定に基づき、料金を申し受けます。
 開催日から逆算(土日・祝祭日を除く)して、
  講座5日前以前での欠席のご連絡:受講料は頂戴いたしません
  講座3日前~4日前での欠席のご連絡:受講料の70%
  講座当日~2日前での欠席のご連絡:受講料の100%
  セミナー開始後のご連絡なき場合の欠席:受講料の100%

※最小催行人数に満たない場合等、事情により中止になる場合がございます。
   講座の中止・延期に伴う、会場までの宿泊費・交通費等(キャンセル料含)の補償は
   致しかねますのでご了承ください。

詳細はhttps://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA200235.php
関連資料

概要

■講座のポイント
 臨床検査で得られるデータは客観性があり、その多くが定量値として示されるため「ある物質」の生体への影響を評価する場面で信頼を持って利用される。値であるため、効果や副反応を判定するための閾値とするカットオフ値を決めることも多い。
 薬物投与後の検査値変動を見た際、ASTが高値であれば肝ダメージがある、BUNが高値であれば、腎機能が低下している、などが推測される。一方、これらの値は上昇の程度、他の検査データとの関連を見ることで、他の理由による上昇の場合がある。これを理解する上で、広く利用されている検査項目の生体内での位置付けと異常値となるメカニズムについて理解を深めることを目的とする。

■受講後、習得できること
基準範囲と臨床判断値の意義がわかる
検査項目それぞれの代謝上の位置がわかる
検査値変動のメカニズムがわかる
検査値の中等度の変動の理由を挙げることができる

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・臨床検査のガイドラインJSLM2018

■講演中のキーワード
・基準範囲
・パニック値
・逸脱酵素
・黄疸
・偽血小板減少
・生理的変動

プログラム

  1. 基準範囲とは。カットオフ値、臨床判断値:診断閾値、治療閾値、予防閾値の決め方。パニック値
  2. 生理的変動、人為的変動、偽血小板減少
  3. 異常値の出現機構:逸脱酵素として高値となるもの。器官の機能障害で異常値を示すもの。
  4. 肝臓関連検査
     1) 肝臓の解剖生理学
     2) 逸脱酵素 AST, ALT, LDH などの代謝上の位置と高値となるメカニズム
     3) 肝機能低下による異常を示す、ビリルビン、アルブミン、血液凝固因子の変動メカニズム
     4) 胆道系異常を反映する検査項目:ALP, γGTP
  5. 腎臓関連検査
     1) 腎臓の解剖生理学
     2) 濾過装置の異常、尿細管の異常 それぞれで変動する項目が異なる。
       血液:BUN、クレアチニン、他 尿:タンパク、β2ミクログロブリン、他
     3) BUNの軽度上昇は腎機能障害以外でも頻繁に起きる。その機構は。
     4) 尿検査の意義: 尿量、pH、比重、尿タンパク、沈渣
  6. 貧血の検査
     1) 赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値、 赤血球恒数(MCV, MCH, MCHC)、血清鉄、TIBC、フェリチンによる貧血の判定
     2) 薬物による溶血の機序:血管内溶血と血管外溶血
     3) 黄疸の鑑別

    質疑応答

講師

  • 昭和大学 大学院保健医療学部
    昭和大学病院臨床病理診断科
    教授 医学博士
    福地邦彦 氏

    ■経歴
    2006年~2013年3月 臨床病理学 教授
    2013年4月~2014年3月 病理学 臨床病理診断部門 教授
    2014年~現在 昭和大学病院 臨床病理診断科 教授
    2014年~現在 昭和大学大学院 保健医療学研究科 教授

    ■専門および得意な分野・研究
    臨床検査医学、病態医化学、臨床微生物学

    ■委員歴
    2010年~2014年 臨床検査医学会 臨床検査点数委員会 委員
    2001年~現在 日本臨床検査医学会 評議員
    2004年~現在 認定臨床微生物検査技師制度審議会 審議会委員
    2005年~現在 日本臨床検査標準協議会 ISO/TC212国内検討委員会委員
    2012年~現在 臨床検査医学会 利益相反委員会 委員
    2013年~現在 遺伝子分析科学認定士 試験実行委員長
    2013年~現在 日本臨床検査医学会 臨床病理編集委員会
    2014年~現在 日本臨床検査 臨床検査専門医試験委員
    2016年4月~現在 日本臨床検査医学会 臨床病理 編集委員長

    ■本テーマ関連学協会での活動
    ・微生物学会
    ・日本化学療法学会
    ・日本感染症学会
    ・日本臨床検査医学会

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