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公開リアルワールドデータ(RWD)を活用した安全性情報分析 ~Rによる副作用DBのデータマイニング~

【情報機構】

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開催日 2020年2月19日 開始:12:30 | 終了:16:30 | 開場:12:00
会場 [東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階D会議室
東京都品川区東大井5-18-1[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 MarkeTech Consulting 武藤猛 氏
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

以下、申込要領をご了承のうえお申込み下さい。

<申込要領>
※受講料のお支払いは、原則として開催日までにお願いいたします。
  当日会場でのお支払いも可能です(請求書に同封の振込連絡書にてその旨ご連絡下さい)。

※申込後、ご都合により講習会に出席できなくなりました場合は、代理の方がご出席ください 。
 止むを得ず欠席の場合、弊社事務局迄ご連絡下さい(受付時間9:00-17:00)。
 以下の規定に基づき、料金を申し受けます。
 開催日から逆算(土日・祝祭日を除く)して、
  講座5日前以前での欠席のご連絡:受講料は頂戴いたしません
  講座3日前~4日前での欠席のご連絡:受講料の70%
  講座当日~2日前での欠席のご連絡:受講料の100%
  セミナー開始後のご連絡なき場合の欠席:受講料の100%

※最小催行人数に満たない場合等、事情により中止になる場合がございます。
   講座の中止・延期に伴う、会場までの宿泊費・交通費等(キャンセル料含)の補償は
   致しかねますのでご了承ください。

詳細はhttps://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA200269.php
関連資料

概要

■講座のポイント
本講座の目的は、公開リアルワールドデータ(RWD)の一つであるPMDAの副作用データベースJADERを、フリーソフトウェアRを用いて一気通貫でデータマイニングを行い、有益な安全情報を引き出すノウハウを提供することです。本講座では、参加者の皆様が帰社後、ご自分のPCで容易にJADERのデータマイニングを行えるように、サンプルプログラムの提供とその解説を行います。データマイニングにおいては、Rの医薬品安全性監視のための副作用シグナル計算パッケージ PhViD を用います。事例として、PMDAがMID-NETを用いて分析している事例(抗凝固剤およびがんによる骨病変に対する分子標的薬)を、本講座ではPhViDを用いて分析し、「有害事象マップ」を用いて有害事象の全体像を把握し、さらに販売開始直後の短期間のデータからの重大有害事象発見の可能性を検討します。JADERの他、国内外の副作用データベースについてもご紹介します。FDAのFAERSについては、EXCELを用いて重大有害事象を発見する手法をご紹介します。

■受講後、習得できること
・Rを用いて、JADER副作用データベースを一気通貫でシグナル分析し、可視化することで重大有害事象を早期に発見する手法を習得できます。
・安全性情報分析の基本であるシグナル分析の基礎理論を習得できます。
・国内外の副作用データベースの概要とその活用方法を習得できます。

■講演中のキーワード
・リアルワールドデータ
・副作用データベースJADER
・Rによるデータマイニング
・Rによる副作用シグナル分析
・副作用シグナル分析の基本

プログラム

  1. リアルワールドデータ(医療ビッグデータ)の概要
     ・公開リアルワールドデータ(RWD)の種類と特徴
     ・MID-NETの概要および製薬企業から見た使い勝手と留意点
  2. 副作用DBの概要と安全性情報分析の考え方
     ・副作用シグナル判定の原理
     ・副作用シグナルの計算例
     ・JADER(副作用DB)の概要とデータベース構造
  3. Rによるデータマイニング(1):分析用データベースの作成
     ・Rによるシグナル分析の全体の流れ
     ・フリーソフトウェアRの概要
     ・分析用データベース作成の流れと主要変数の度数分布
     ・Rプログラムの解説
  4. Rによるデータマイニング(2):シグナル分析
     ・医薬品安全性監視のためのRパッケージ PhViD の概要
     ・シグナル分析(データマイニング)の流れ
     ・PhViD によるシグナル計算の出力とその判定条件
     ・Rプログラムの解説
  5. シグナル分析の事例とその活用
     ・シグナル分析出力の概要
     ・シグナル分析事例(抗凝固剤およびがんによる骨病変に対する分子標的薬)
     ・販売開始直後の短期間のデータからの重大有害事象発見の可能性の検討
     ・副作用データベースを活用した臨床研究について
  6. 海外等の副作用DBの事例
     ・FDAのFAERSを用いたシグナル分析事例(EXCEL利用)
     ・CZeekV、EudraVigilance、WHO VigiAccsessの概要
  7. データマイニング結果の安全性情報分析への活用と留意事項
     ・PMDAにおけるシグナル分析の活用
     ・副作用データベース分析の安全情報活動への示唆

    【参考】データマイニングによるシグナル分析手法
    【添付】Rによる副作用DBのシグナル分析プログラム事例

    質疑応答

講師

  • MarkeTech Consulting
    代表
    武藤猛 氏

    ■経歴
    京都大学大学院工学研究科(航空工学専攻)修了。製造メーカー、外資系コンピュータメーカー(SEおよびコンサルタント)、およびITコンサルティング会社(コンサルタント)を経て、2005年11月より独立(MarkeTech Consulting)。

    ■専門および得意な分野・研究
    製薬企業を中心に、約25年間、コンサルティングに従事。営業・マーケティング分野の多数のコンサルティング実績がある。主なテーマは、データ分析を通じた戦略立案、業務改革の提言と実践支援、営業研修。

    ■主な著書・論文
    ・「NDBオープンデータを活用した医薬品エリアマーケティング」(共著)、技術情報協会(2019年)
    ・「MRの生産性アップと最適配置戦略」、アンドテック社(2012年)
    ・「1人でできる!医師ターゲティング」(共著)、メディカル・パブリケーションズ(2008年10月)
    ・「地域包括ケア時代のエリアマーケティング」、ファームステージ(2018年2月号)
    ・このほか、Monthlyミクス、医薬経済、SASユーザ総会で多数の製薬営業&マーケティング関連論文を発表

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