概要

過去2度（2016年・2018年）に渡り、抜本的な改革が行われた在宅医療分野の診療報酬改定は、極めて精緻な改定が行われ、今回の改定では現状維持を基本とし、抜本改革になることは予想しがたい状況にあります。しかし、地域包括ケアの推進を担う在宅医療においては、地域包括ケア病棟をはじめ、緩和ケア病棟、人工透析の腹膜灌流などの実施要件にも絡み重要な位置づけとなることが予想されています。また、在宅医療と関連する訪問看護、訪問リハでは、医師の指示における訪問頻度の問題など大きな見直しも予想されます。そこで、本セミナーでは、我が国の在宅医療経営の草分けとして在宅医療の整備促進に貢献してきた医療法人社団永生会特別顧問中村哲生氏に、2月に答申された２０２０年診療報酬改定の詳細について、疑義解釈解説から、在宅医療における今後の経営戦略まで徹底解説を行っていただきます。どうぞ、地域包括ケアの深化・推進で益々重要視される在宅医療の拡充整備を考えられる皆様方多数のご参加をお待ち申し上げます。

【プログラム】
Ⅰ．２０２０年診療報酬改定の基本方針と在宅医療への影響分析
　　・2020年診療報酬改定の狙いと改定のポイント ・２０２０年診療報酬改定が及ぼす在宅医療への影響分析
Ⅱ．新報酬に対応した訪問診療システムの構築とその進め方
　　・2020年診療報酬改定に対応した在宅診療活動の方針決定
　　・新報酬に対応した新たな訪問診療システム構築への提案
Ⅲ．2020年診療報酬改定における在宅医療の詳細解説と対応の具体策
　　・2020年診療報酬改定の重点施策と主要改定項目の詳細解説
　　・外来医療・初診・再診・指導・処置・検査・処方箋・その他
　　・時間外加算・休日加算・深夜加算・診療情報提供料
　　・主治医機能の強化と地域包括診療料 ・地域包括診療加算の新要件
　　・在宅医療・往診・訪問診療・在総管（在宅時医学総合管理料）
　　・特医総管（特定施設入居時等医学総合管理料）
　　・訪問看護・訪問リハ（訪問看護ステーション）の新報酬
　　・2020年診療報酬改定における新設点数の完全算定と新設基準の早期届出
　　・改定後の新報酬における集合住宅（同一建物）の報酬算定と活動の留意点
　　・有料ホーム・サ高住・グループホーム・特定施設・特養ホーム・その他
　　・ケアマネジャー・訪問看護・ホームヘルパー・その他との連携の変化
Ⅳ．在宅医療における質向上と経営収支と経営改善の進め方
　　・2020年診療報酬改定に伴う改定シミュレーション
　　・在宅医療の形態別、診療科別単価と経営収支の変化
　　・効果的な在宅患者の獲得と地域広報、在宅医療の専門性と差別化対策
　　・各種管理料記載の留意点・ITC 活用と業務の効率化・省力化の促進策
Ⅴ．2022年診療報酬改定における在宅医療分野の改革を展望する
　　・2022年診療報酬改定の方向を展望する
　　・地域包括ケア推進に伴い在宅医療における訪問診療と訪問看護の役割が変わる
　　・加速する遠隔診療とIoT・AI、ロボット、センサー活用で変わる在宅医療の展望

お知らせ

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その場合はセミナー開催日の10日前迄にご連絡させていただきます。
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送付いたしますので、ご記入の上ご返送ください。

尚、お客様都合のキャンセルの場合、返金時の振込手数料は
差し引いて返金させていただきますので、ご了承ください。

セミナー開催日前７日を過ぎましてのキャンセルやセミナーの当日欠席につきましては、
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ＣＤ受講（カラー印刷資料付）への切り替えとなります。
その場合、別途送料(1100円､税別)をご負担いただきます。
未入金でも自動的にキャンセルとはなりませんので、ご注意ください。
この場合、後日請求書を送付させていただきます。

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