概要

２０２０年診療報酬改定における急性期病院の改革目標は、やはり、２０２５年改革シナリオに基づき、増えすぎた急性期病床の縮減と回復期病床（地域包括ケア・回復期リハ）への病床再編です。しかし、急性期一般入院料１から２・３への移行が進まない現状に厚生労働省は、２０２０年診療報酬改定で、どこまで急性期一般入院料１の厳格化を進めるのかが大きな焦点です。そこで本セミナーでは、急性期病院のコンサルタントとして、全国の急性期病院で豊富な経営改善の実績を誇り、病院経営者からの信頼が厚い株式会社MMオフィス代表工藤高氏を迎え、答申された２０２０年診療報酬改定の詳細を解説いただくとともに、急性期DPC病院（高度急性期病院・急性期病院）に特化し、改定の影響分析や時代を勝ち抜き成長発展する急性期DPC病院の経営戦略について詳しくご指導いただきます。どうぞ、２０２０年診療報酬改定を克服し、益々地域に貢献する病院経営幹部の皆様のご参加をお待ち申し上げます。

【プログラム】
Ⅰ．地域医療構想と地域包括ケアの実現政策と医療介護一体改革
　・２０２５年改革シナリオの進捗　－過去・現在・未来ー
　 ・地域医療構想の推進と新たな地域医療提供体制の再構築
　・徹底した医療機能分化と病床再編による全体最適化と病床削減
Ⅱ．２０２０年診療報酬改定の基本方針と重点施策を読み解く
　・２０２０年診療報酬改定の意義と重点施策で何がどう変わる
　・急性期DPC病院（高度急性期病院・急性期病院）の改定のポイント
Ⅲ．２０２０年診療報酬改定に伴う急性期DPC病院の経営収支への影響分析
　・高度急性期病院・急性期病院 ―ＤＰＣ病院（Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ群）
Ⅳ．２０２０年診療報酬改定の主要改定項目の詳細解説と施行までの準備と対策
　・入院医療：急性期DPC病院（高度急性期病院・一般急性期病院）・地域包括ケア病棟他
　・外来医療：大病院・中小病院の初診・再診・指導・処置・手術・検査・その他
　・在宅医療：訪問診療・訪問看護・訪問リハ　　※急性期病院を中心に解説
Ⅴ．２０２０年診療報酬改定以降の急性期病院の新たな経営戦略
　・ＤＰＣ病院（Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ群）の将来と今後の急性期の医療政策
　・２０２２年改定、２０２４年同時改定を見据えた急性期病院の勝ち残り策
Ⅵ．２０４０年の病院経営を展望し、経営トップ・経営幹部への提言

お知らせ

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