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医薬品、医療機器工場における生体由来物混入の実際と管理・防止対策

☆科学的根拠のある管理手法とは?防虫管理を中心に解説します!

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開催日 2020年2月26日 開始:12:30 | 終了:16:30
会場 江東区文化センター 3F 第4研修室
東京都江東区東陽4-11-3[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 (株)フジ環境サービス 常務取締役 高橋 朋也 氏
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 ■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

概要

 GMPが要求される生産工場においては生体由来異物混入防止(特に防虫管理)が必須となっています。これは平成12年3月8日付け厚生省医薬安全局通知、医薬発237号「医薬品・医療機器等の回収について」に毛髪、虫等の生体由来物が混入した場合は回収となる旨が書かれたことに端を発しています。その後、平成26年11月21日の薬食発1121第10号で異物の種類についての記載が無くなったものの、生体由来物は保健衛生上問題が生じない対象となる為、依然として混入した場合は回収リスクの高いものとなっています。
 一方2014年7月にPIC/S加盟国となり、従い我が国のGMPも国際整合化が進んでいます。これに従い生体由来物混入防止に関しても科学的根拠に立った上で品質リスクマネジメントの考え方を取り入れる必要があり、混入防止の有効性確保だけではなく、当局の査察に対し適した回答が行われるためのプログラムの構築が望まれています。
 そこで本セミナーではガイドライン等の背景や実際の回収実態から始まり、生体由来物の中でも環境指標となり易い昆虫類の説明、更にその動態に合わせた有効な管理手法の解説を加えてお話いたします。科学的根拠のある管理手法への見直しをお考えの方々に有益なセミナーとなっておりますので、是非ご参加ください。

プログラム

  1. 1.各種GMP関連法規やガイドラインでの要求
      1.1 いわゆる薬機法
      1.2 薬局等構造設備規則
      1.3 医薬品・医療機器等の回収について
      1.4 GDPガイドライン
      1.5 ICHQ9
      1.6 PIC/S GMP
      1.7 ISPE防虫防鼠管理の手引き

     2.生体由来物混入による回収の実態

     3.生体由来物の種類
      3.1 毛髪
      3.2 昆虫類
       3.2.1 屋内発生虫
       3.2.2 排水系発生虫
       3.2.3 飛来侵入虫
      3.3 ネズミ
      3.4 鳥類

     4.管理手法の実際
      4.1 あるべき姿(構造・環境・管理)
      4.2 ペストコントロールの考え方(国際標準)
      4.3 科学的根拠に基づいたモニタリング
      4.4 有効な管理手法の実際
      4.5 リスクアセスメントシートの活用事例

     【質疑応答・名刺交換】

    ※受講に関して
    同業社やコンサルタントの方につきましては、受講をお断りする可能性がございます。予めご了承ください。詳しくはお問い合わせください。

受講されることで得られる効果

  • GMP関連法規やガイドライン等の背景、生体由来物の詳細説明、品質リスクマネジメントの取り入れ方、科学的根拠のある管理手法、有効な混入防止手段

講師

  • (株)フジ環境サービス 常務取締役
    高橋 朋也 氏

    《専門》
    医薬品・食品工場における有害生物防除、衛生管理全般
    《活動》
    日本ペストロジー学会評議員、NPO近畿HACCP実践研究会幹事、ISO9001審査員補
    IHA国際HACCPインストラクター、ペストコントロール1級技術者、防除作業監督者

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