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目からウロコが落ちる 重症患者の病態生理の知識と看護ケア 第9回

―侵襲に対する生体反応を理解した看護実践―

このセミナーは受付終了しました。
セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。

対象 看護師
分野 臨床技術ICU臨床看護臨床技術その他
受講料 15,000円(税込)
開催日 2020年6月7日 開始:09:40 | 終了:16:40 | 開場:09:20
会場 KFC国際ファッションセンタービル
東京都墨田区横網一丁目6番1号KFC国際ファッションセンタービル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 国際医療福祉大学成田病院 道又 元裕
定員 150名
主催 医学教育研究所
受講備考 ご同僚・ご友人をお誘いあわせのうえお申込ください。
お得なグループ割引価格が適用になります。
ただし、代表者様による一括払込みが適用条件になります。

3人以上のグループ受講
1名様 14,000円(お一人当り1,000円OFF)

5人以上のグループ受講
1名様 13,000円(お一人当り2,000円OFF)

10人以上のグループ受講
1名様 12,000円(お一人当り3,000円OFF)
関連資料

概要

侵襲に対する生体反応を理解して,それに対する患者の看護を学んでみませんか?侵襲を受けた患者がどのような反応を示しながら回復過程を辿ってゆくのかを細胞,組織レベルから理解することは,患者をトータルアセスメントするために必要であり,看護ケアの方法とそれを決定する根拠になるはずです.
セミナーでは,過大侵襲に対する生体反応の病態生理を医学的知識に基づき解説しながら,日常の例を取り上げながら看護ケアの基本を概説します.

こんな方におすすめ

  • 本セミナーは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催を延期いたしました。
    お申し込みをご検討されていた皆様におかれましては、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
    再開催の日程などが決まりましたらまた、こちらのサイトや弊社ホームページなどでご案内いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

プログラム

  1. 過大な侵襲が加わると,どんな生体反応が起こるだろう?
    代謝相の変化から侵襲を理解してみよう!
    侵襲時に起こる高血糖の影響と,血糖管理の考え方を知ろう!
    侵襲時の免疫機能の変化は,なぜ起きるのだろう?
    その他
  2. なぜ炎症が起きるの? 身体が炎症を起こす目的って?
    炎症を起こす物質には,どのようなものがある?
    血管内皮の働きを整理しよう!
    その他
  3. SIRS(全身性炎症反応症候群)は,どうして起こるのだろう?
    なぜ局所の炎症から全身的な炎症になるのだろう?
    結局サイトカインって悪者なの? 本当の働きを教えて!
    炎症によってなぜ発熱や痛みが起こるの? 発熱管理の考え方は?
    その他
  4. 好中球の活性は,生体にどんな影響を与えるのだろう?
    身体を守っているはずの好中球が,なぜ炎症時には悪さをするの?
    その他
  5. 虚血再灌流障害は,なぜ起こるのだろう?
    増えすぎた活性酸素は生体にどのような影響を与える?
    脳梗塞に対するt-PA治療や,フリーラジカル解析装置(FREE)について教えて!
    その他
  6. クリティカルな患者における体液変動と体液管理の考え方を理解しよう!
    血管透過性亢進が起きるメカニズムは? その結果,何が起きるの?
    体内水分量の分布は? 乳酸や乳酸リンゲルの行方は?──輸液の基本を理解しよう!
    等張電解質輸液,低張電解質輸液,代用血漿輸液,それぞれの違いは?
    細胞外液に組成がより近いのは,どの製剤?
    クリティカル領域における輸液の大原則とは?
    輸液反応を見るための指標には,どのようなものがあるの?
    その他
  7. 侵襲時,栄養・エネルギー代謝は,どのように変化するだろう?
    栄養低下が生体に与える影響は?
    飢餓時・侵襲時に,代謝はどのように変化するだろう?
    その他
  8. 栄養アセスメントから投与まで理解しよう!
    アセスメントの方法には,どのようなものがあるだろう?
    人工呼吸療法管理中の患者に対しては,どのように栄養管理する?
    NPC(非蛋白栄養素)/Nを推定する意義は?
    その他
  9. 経腸栄養の実際
    経腸栄養のメリットは?
    腸管バリアを保護するためには,どのような栄養が必要?
    その他
  10. クリティカルケア看護にまつわるオマケの知識

受講されることで得られる効果

  • 過大侵襲に対する患者の神経・内分泌・免疫の代表的反応が理解できる.
  • 過大侵襲による合併する患者の基本病態が理解できる.
  • SIRS(全身性炎症反応症候群)状態にある患者の病態が理解できる.
  • 敗血症ショック患者の特徴と対応が理解できる.
  • 過大侵襲下にある患者への看護ケアの基本を理解できる.

受講者の声 (カッコ内)はナース経験年数

●とても短い時間の中で,たくさんの知識を提供してくださるのでありがたく思っています.今回のテキストを基に再度学習を進めたいと思います.ありがとうございました.(13年)

●むずかしい生体侵襲を日常の場面をまじえて講義していただき,わかりやすく聞くことができました.1コマが短く,身体がラクでした.(12年)

●難しい内容を砕いて話して下さり,とてもわかりやすかったです.あっという間に終わってしまいました.集中できました.もっと患者さんのことが知りたくなりました.(1年)

●ICU/HCUの臨床に活かせそうです. ありがとうございました.(無記入)

●1枚のスライドで話題がどんどん広がっていくので勉強になりました.例えもわかりやすく,とてもイメージしやすかったです.(3年)
●閉鎖式吸引,開放吸引の肺モデルの動画がすごかった.他のスタッフにも見せたいです.(9年)

●途中難しい所もありましたが,先生の体を使った説明がとても分かりやすかったです.難しい事も楽しく聞けました.自分の知識が増えました.ありがとうございました.(10年)

●話し方がおもしろかったし,内容もおもしろかった!東北のお方ですか?復習して臨床で活かします!!Thank you very much!! また先生の講演聴きに来ます!(4年)

●スライドは見やすかったです.レベルは高いが細胞レベルの話がきけてよかった.(7年)

●多分テキストを読むだけでは理解しにくい難しい内容だと思いますが,道又先生の例の出し方や実演のおかげで,なぜ炎症が肺などにも飛んでいくのかが少し理解することができたと思います.まだ知識が乏しく,つながらないところもあるので,日々コツコツと勉強していきたいです.面白く楽しく講義に参加することができました.ありがとうございました.(2年)

●わかりやすい説明で,参加させて頂いてよかったです.とても楽しく,ワクワクできるセミナーでした.ありがとうございました.(PT 15年)

講師

  • 道又 元裕

    国際医療福祉大学成田病院
    看護部長
    道又 元裕

    1986 年〜   東京女子医科大学病院 ICU
    2000~8 年 日本看護協会看護研修学校
          救急・集中ケア学科主任教員,副校長,校長
    2008 年~   杏林大学医学部付属病院
          クリティカルケア部門統括マネジャー
          集中ケア認定看護師教育課程主任教員
    2009 年    看護副部長
    2010 年    看護部長
    2019 年より 国際医療福祉大学成田病院 看護部長に就任し,現在に至る.

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