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循環器リハセミナー、心不全の基礎と治療アプローチ

心不全の治療は、症状を見分けられるかどうかにかかっています

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2020年3月15日 開始:10:30 | 終了:16:30 | 開場:10:00
会場 サンピアンかわさき 第三研修室
神奈川県川崎市川崎区富士見[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸) / 心臓リハビリテーション指導士 真鍋 周志 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要


フィジカルアセスメントという言葉を聞いたことがありますか?

直訳すると身体診察技法と訳されますが、

要は体に表れる症状をいかに評価できるかということです。

内科的疾患は体に様々な症状が現れます。

・チアノーゼ

・バチ状指

・動悸や息切れ

・呼吸困難

・足や手のむくみ

様々な症状について考察することで、身体の中で起こっている病態を理解することができます。

あなたはきちんと理解してリハビリテーションを行えていますか??
このエポックセミナーを受けると・・・

・心不全の最近の傾向を理解することができます。
・セラピストには内部障害の知識は必要不可欠である理由を理解できます
・セラピストが心不全に強くなると何が良いのかを知ることができます。
・心不全の病態生理を理解することができます。
・心不全の治療の進め方を学ぶことができます。


高齢化社会においてセラピストには心不全の知識は必須です

超高齢社会を迎えた今、急性期?在宅まで、どの病期においても
循環器疾患を合併している患者さんは多数おられます。

心臓リハビリテーションは近年様々な分野で効果を表してきました。
しかし、心臓リハビリテーションを行っている施設が限られているため、
自分には関係ないと思っているセラピストも多いのではないでしょうか?



また、心臓リハビリテーションには関係ないからといって、
循環器病院以外の病院で働いているセラピストは循環器の知識が不要ということはありません。
特に、リスク管理においては血圧や心拍数など循環器に関わる指標が多くあります。

基本的なリスク管理には適切な病態把握が欠かせません。
リスク管理を行うためにはフィジカルアセスメントを理解し
その症状が安全なのか、危険なのかを理解できれば
効果的な治療を提供することができます。



このエポックセミナーを学べば、病棟で看護師から信頼されるセラピストになります!

プログラム

  1. ▼テーマ1▼
    なぜ、セラピストが心不全について知っておく必要があるのか?

    ❐心不全の最近の傾向
    ❍急性期だけでけではない
    ❍心不全パンデミック
    ❍これから求められる心不全ケア

    ❐高齢化社会においてはセラピストに内部障害の知識は必要不可欠
    ❍高齢化・医療の質の向上がもたらすハイリスク患者のリハビリテーション
    ❍高齢者を診るということ

    ❐セラピストが心不全に強くなると何が良いのか
    ❍最後まで人生を支えられるセラピストでありたい
    ❍心不全患者は生活で困ることがたくさんある

    ▼テーマ2▼
    心不全について知る
    ❐心不全ガイドラインより最近のトピックスを知る
    ❍ステージ分類の改定
    ❍終末期の在り方

    ❐心不全は臨床症候群である
    ❍心臓だけではなく、全身を診る目が必要
    ❍症状の羅列を覚えてもダメ、その機序やメカニズムを知らないと!

    ❐病態を理解するために必要な心臓・循環器系のバイオメカニクスを知る
    ❍収縮-弛緩サイクル
    ❍ポンプ機能の規定因子
    ❍心不全の病態生理

    ❐心不全の管理を知る〜フィジカルアセスメント、薬物療法、栄養管理〜
    ❍心不全患者に多い臨床所見
    ❍なぜ心不全患者は栄養状態が悪いのか
    ❍最低限知っておきたい薬物療法

    ❐心不全患者でよく使われる検査、分類を知る
    ❍胸部レントゲン
    ❍血液検査
    ❍超音波検査
    ❍NYHA、Forrester、Nohria

    ▼テーマ3▼
    薬物療法を凌駕する?心不全患者の運動療法を知る
    ❐なぜ、心不全患者は運動療法が必要なのかを知る
    ❍ただの廃用予防ではない
    ❍Disease Managementとしての運動療法

    ❐運動療法の効果とそのメカニズムを知る
    ❍運動がもたらす効果を知る
    ❍ただ歩くだけ、エルゴをこぐだけじゃない

    ❐運動負荷をどうとらえ、どう考えるかを知る
    ❍運動前〜中〜後の反応をしっかりキャッチする
    ❍負荷量の管理、指標を知る

    ❐心不全患者の運動療法におけるリスク管理を知る
    ❍今日は運動して大丈夫?
    ❍心不全サインは出てないか?
    ❍どんな症状が出そうかな?

講師

  • 理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸) / 心臓リハビリテーション指導士
    真鍋 周志 先生

     

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