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股関節・足部からみた歩行・バランス練習の考えかた

歩行動作練習を行う上で、転倒リスクが高い理由を知りたい。

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2020年9月13日 開始:10:30 | 終了:16:30 | 開場:10:00
会場 サンピアンかわさき
神奈川県川崎市川崎区富士見[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 昭和大学  保健医療学部理学療法学科  理学療法士 池田 崇 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

歩行動作練習を行う上で、転倒リスクが高い理由を知りたい。

機能解剖学的に足部の変形や股関節周囲の筋出力だけでは説明できない問題がある

下肢の運動連鎖についてもう少し勉強したい



このような悩みを持つあなたにおすすめのセミナーです。




術後の転倒リスクが高い理由はなぜか?

歩行動作に限らず立位姿勢において姿勢を保持する戦略は3つ存在します。

①足関節戦略
②股関節戦略
③ステッピング戦略

それぞれには役割があるとともに、はたらく順番があるということを知っていますか?

これらは床反力ベクトルに対して姿勢を保とうとする無意識下での働きによって制御されます。

しかしながら股関節術後や足部の変形などがあると

それが十分働かず、ほかの場所で代用することがあります。

そのため、変なところに力が入ったりして転倒しやすい環境を作り出しているのです。

それを改善するためにはあることをしなければなりません。

その方法をお教えします。


筋出力だけが原因にはならない。固有感覚や前提系の役割についても考えよう

前述したように、筋出力が問題なのであればそこを治療すべきですが、そうではない患者様をよく目にすると思います。

特に術後の患者様で荷重感覚がよくわからないため

患肢の使い方が苦手な患者様にあったことはないですか?



そういう場合は筋出力ではなく、固有感覚へのアプローチが必要になります。

でもその方法がいまいちよくわからないという若手セラピストをよく目にします。

ぜひこの機会に学んでみてくださいね。







このセミナーでは歩行やバランスを考える際に股関節戦略・足関節戦略は、治療介入を組み立てる要点となる。

股関節および足部の特性と歩行やバランスとの関連性、

転倒の予防や実際の介入について学んでいただきます。

プログラム

  1. 〇股関節の機能解剖と股関節戦略
    股関節の解剖
    股関節の運動学
    Hip Spine Syndrome
    股関節疾患の関連性
    股関節戦略

    〇足部の機能解剖と足関節戦略
    足部の解剖
    足関節の運動学
    股関節との関連性
    足関節戦略

    〇高齢者における転倒
    高齢者はどういう要因で転倒するのか
    高齢者のバランス戦略
    THAで実は多い転倒
    高齢者の足部障害

    〇足趾の変形と歩行
    浮き趾
    偏平足(Navicular Drop)
    槌趾
    高齢者の足趾変形・関節リウマチ
    糖尿病性足病変

    〇つながりを意識した介入を考える
    股関節と胸郭・肩甲帯のつながりを意識した姿勢・歩行の考え方
    症例検討・介入の演習(股関節)
    足部と股関節のつながりを意識した姿勢・歩行の考え方
    症例検討・介入の演習(下腿外旋・股関節内旋に対する舟状骨パットの活用)

講師

  • 昭和大学  保健医療学部理学療法学科  理学療法士
    池田 崇 先生

    昭和大学  保健医療学部理学療法学科  理学療法士

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