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病棟看護師のための認知症ケア集中セミナー(東京会場)

なぜ、私たちのケアが「拒否」を引き起こしてしまうのか

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開催日 2020年6月13日 開始:10:30 | 終了:15:30 | 開場:10:00
会場 LMJ東京研修センター
東京都文京区本郷1-11-14小倉ビル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 株式会社きらめき介護塾 渡辺 哲弘氏
定員 25名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考
関連資料

概要

”認知症”と”人”の両面から患者を理解し、病棟で安心して過ごしていただける工夫

このセミナーでは、普段、私たちの誰もが患者さんご本人のことを考え、「良かれ」と思ってしているのに、どうして上手くいかないのか?なぜ拒否がおこるのか?認知症の患者さんを、身体的・精神的・社会的側面からとらえ、その原因を紐解きながら、「相手の気持ち」を大事にしたケアについて考えます。

こんな方におすすめ

  • 病棟看護師、看護師と情報交換をする介護職など

プログラム

  1. 「その人らしさ」や「当たり前」の暮らしの尊重

    (1)認知症患者と向き合う
    ・「寄り添う」という言葉の意味
    ・認知症に向き合い、ひとに向き合う
    ・観察力、想像力があってはじめて見えてくるもの

    (2)脳のしくみ
    ・目の前の現象は全て脳の中で起こっている
    ・4大認知症ほか…それぞれの特徴とケア
    ・見えている行動を通して、目に見えぬものに目を凝らす

    (3)認知機能障害と行動・心理症状(BPSD)のつながり
    ・BPSDが起こる原因の理解
    ・その対応、支援方法は正解なのか
    ・認知症患者のBPSDへの支援と理解

    (4)多職種、家族を含めた看取りチームをつくるために
    ・目の前の患者さんはどんな支援、ケアを望んでいるのか
    ・聞こえている声を通して、聞こえぬ想いに耳を澄ます
    ・本人の言葉の中に答えはある

    (5)入院すると認知症が進行する!?
    ・疾患の特徴と病棟環境から効果的なアプローチを探る
    ・非日常的な空間と適応行動の理解
    ・脳の中では認知症は20年前から始まっている?

    (6)人の気持ちを理解できる専門職に
    ・身体的、精神的、社会的に統合された存在として
    ・「心づかい」そして「思いやり」、人としての行動の理解
    ・”わが手に託されたる人々の幸せのために”をカタチに

講師

  • 渡辺 哲弘氏

    株式会社きらめき介護塾
    代表取締役
    渡辺 哲弘氏

    ・認知症介護指導者
    ・社会福祉士
    ・介護福祉士
    ・介護支援専門員
    ・日本福祉大学 社会福祉総合研修センター 兼任講師

    愛知県出身。信州大学教育学部を卒業後、滋賀県の障害者施設・高齢者施設などの介護現場で20年間勤め、2014年に認知症ケアの研修講師として独立。現在は、介護事業所や病院での専門職向けの研修や公民館、学校等での地域住民向けの講演会など、日本・ハワイ・中国にて年間で約300回の研修・講演を実施している。その他の活動として、一般社団法人を立ち上げ「1日でも早く、一人でも多く、全国に伝えたい」を理念に、【認知症の基本】を職場や地域で分かりやすく伝えられる専門職の養成を実施している。

    -現場ケアでの自分の強み-
    なぜ?どうして?と常に理由を考えながら、自らのケアをふり返ることができる点

    -認知症の方への関わり方で重要視している点-
    「認知症」と「人」、2つの視点を大事に相手をみること

    -認知症の方の残存能力を奪わないために専門職として実践している事-
    「困った人を助ける」ではなく、「困らないようにする」ことの実践

    -参加のポイント-
    私達が普段から当たり前のように使っている「寄り添う」という言葉の意味を正しく理解した上で、認知症の“人の気持ち”を大事にしたケアについて考える

    -メッセージ-
    認知症の基本をふり返り、初心に戻ることを大切にお話させていただきます

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