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介護施設・事業所における新人職員と中途採用職員を即戦力にするためのセミナー(福岡会場)

なんとなくではなく、「採用」と戦力としての「定着」

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開催日 2020年7月17日 開始:10:30 | 終了:15:30 | 開場:10:00
会場 博多バスターミナル貸しホール
福岡県福岡市博多区博多駅中央街2-1[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 メンタルトレーナー/人財育成コンサルタント/わんハピ合同会社 代表 大久保 悦次氏
介護人材育成アドバイザー 知野 吉和
定員 25名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考 ※午前のみ:7,700円(税・資料代込み)
※午後のみ:7,700円(税・資料代込み)
関連資料

概要

やりがいだけに頼るのではなく、より選ばれる職場づくりとは!?

将来も生き残れる法人づくりのために考えるべき視点で大切なのは、目先のことだけを考えた小手先の対応ではなく、将来を見据えた統一性・継続性のある対応をすることです。今後、介護の需要は20年程度増加し続けることが予想されています。反面、人材を取り巻く環境は20年以上厳しい環境が継続していくということです。国内の全ての産業・分野で人手・人材不足が起こっています。未曾有の危機、未体験の危機にどう立ち向かえばよいのか。このセミナーでは、採用部分だけに目を向けるのではなく、人材確保から人財定着までのプロセスを「離職防止」の観点から考え、職員定着につなげるための一つひとつの具体策を、育成→定着→確保という流れを確立するための仕組みづくりを学んでいただきます。

こんな方におすすめ

  • 管理者、リーダー、職員教育を任されている介護職員、リハビリ職など

プログラム

  1. 全産業が未曾有の超人財不足時代…介護業界は需要と供給が追い付かない…人財づくりこそ今できること!

    【午前】10:30~12:30
    なぜ?採用が厳しいのか?どうして?定着しないのか?そこには必ず原因がある!!明日からできる職員のやる気UPの方法
    講師:大久保 悦次 氏(メンタルトレーナー/人財育成コンサルタント)
    (1)全産業が人財争奪戦、人財不足が進行した場合に与える影響
    ・訪問系サービスは資格要件があるので、同業での争奪戦が厳しさを増す
    ・施設系サービスでは未経験でも就労可能のため、採用の競合は同業者だけではなく全産業がライバル
    ・人財不足の進行で起こる負のスパイラル(希望休がとれない、残業が多くなる、夜勤が増える、疲れる…など)
    ・ストレス感情が増すと今までは気にならなかった事まで気になる(嫌な所ばかりが見え、イライラが募り、人間関係の悪化…結果、退職)
    ・残された職員はさらに激務に… ほか
    (2)最優先経営課題を考える
    ・現場からは「人が足りない、足りない」と毎日の連呼…確かに人が居ないと現場が回らない。
    ・経営課題は「採用」と考えがち!本当の経営課題は「定着率を上げ、一人ひとりをしっかりと育成する事」
    ・この先の最優先すべき経営課題、それは「人財育成と適正な評価」 ほか
    (3)「採用を増やす」「離職を減らす」…一番大切なのはどっち?
    ・「まずは採用」…それは大きな間違い
    ・「離職を減らす」が大切なワケ
    ・辞めない環境づくりに必要なこと ほか
    (4)退職理由の「本音」と「建て前」…その離職理由は本当なのか?
    ・「本音」と「建て前」の使い分け…退職者は本当の退職理由を教えてくれない
    ・退職における本質的な問題を掴むためには
    ・課題解決を遅らせて離職の連鎖を生み出さない ほか
    (5)人が成長しない、定着しない負のスパイラルを回避するために
    ・経営、管理層が抱える不満や課題、考え方は現場の考え方と全く違う
    ・ズバリ育成とコミュニケーションに問題が… ほか

    【午後】13:30~15:30
    介護現場の問題解決は仕組みづくりにあり!「事件は会議室で起きている!!」仕組みから考える人財育成と定着の方法
    講師:知野 吉和 氏(介護人材育成アドバイザー)
    (1)介護現場のモチベーション、スキルを分析する「スキルマトリクス」
    ・今、現場にある問題、課題を整理しよう
    ・スキルマトリクスでスタッフの現状分析 ほか
    (2)人財が定着した事例の紹介
    ・メンターの採用、ストレスケアの実践事例
    ・新人育成、内部研修の最適化をすること ほか
    (3)新人育成の具体的な方法
    ・一人前の基準を考えることが新人育成につながる
    ・マニュアル、伝え方の考え方、教えます ほか
    (4)スタッフの「不満」や「不安」を理解しよう
    ・新人の不安、課題は何か?
    ・チームワークができるプロセスを理解しよう ほか
    (5)面談、面接、会議の仕組みづくり
    ・面談の内容とすすめ方の基本
    ・当たり前のようでやっていない会議のPDCA ほか

講師

  • 大久保 悦次氏

    メンタルトレーナー/人財育成コンサルタント/わんハピ合同会社 代表
    大久保 悦次氏

    群馬県出身。高校を1年で中退後、飲食店勤務を経て陸上自衛隊入隊。除隊後、観光ホテル、ツアーコンダクター、不動産、大手人材会社、人材コンサル会社、高齢者専用賃貸住宅建設会社、一般社団法人代表理事を経て、2011年高齢者住宅・介護経営コンサルティング会社を設立、代表取締役に就任し独立。介護並みに離職が激しいと言われた、サービス業店舗責任者時代は3年間「離職ゼロ」を達成。飲食・宿泊・旅行・不動産・人財業という、それぞれ違う分野で人財育成スキルを学び、人財育成歴は19年。独立後は、高齢者住宅・介護施設・障がい者福祉施設を中心に採用・人財育成・教育を中心にコンサルティングを行う。空室率の高い物件の満室指導、稼働率の低い施設等の稼働率向上等のコンサルティング実績は多数。オープン前の満室高齢者住宅等を手掛け、法人解散後はストレスケアマネジメント・メンタルトレーニング・人財育成等、ポジティブ心理学をベースに「やる気」向上を図るコーチ・トレーナーとして活躍してる。2019年7月に愛犬への恩返しがしたいと愛犬とパートナー(飼い主)の幸せな暮らしを追求するという理念の基、「わんハピ合同会社」を設立し代表に就任。「愛犬共生型住宅」「ペット共生型福祉施設」「老犬ホーム」などのプロデュースや犬の訪問ケア・ドックトレーニングなどを行いながら、人と犬のメンタルケアの領域で現在奮闘中。

    -参加のポイント-
    離職もストレスも共通点があります。それは「人間関係」。その話も交えながら、「職員の離職防止」「やる気向上」を分かり易くお伝えします。

    -メッセージ-
    楽しく学び、明日から使えるがモットーです。是非、皆様にお会い出来ることを楽しみにしております!!

  • 知野 吉和

    介護人材育成アドバイザー
    知野 吉和

    新潟県出身。高校の時の担任からは『おまえはヤクザにもなれない中途半端なチンピラで終わる』と言われるくらい、どうしょうもない生徒だった。「おまえみたいなバカは人を動かすことを学べ」と毎週、担任の先生の自宅に泊まりがけで指導を受ける。介護系の専門学校に入学したのは、就職したくなかったから。介護に興味はなかったが、介護施設の実習で、チームワークで仕事をすることの素晴らしさと、現場の様々な問題課題が山積みの発展途上のこの業界にチャンスを感じて、介護施設への就職を決める。就職の初日、管理者に、『僕を主任にしてください』と直談判。当然、却下であったが、とにかく権限を持たなければ、現場の職員のモチベーションを守ることはできないと実感。介護業界全体の課題は教育で解決するしかないと、講師の仕事を始めたのが、27歳。やる気がなくなる介護職員の気持ちを代弁しつつ、日々、戦っている。問題の答えは現場にあるが信条。

    -現場での強み-
    新人、リーダー、外国人育成。モチベーションに関する分析。カウンセリング。

    -参加のポイント-
    介護現場は教科書のような理想論でマネジメントすることはできません。現実の現状を理解することが改善の第一歩です。介護職員の成長プロセスと、やる気がなくなる原因を知って、いろいろなタイプの職員に対する対応を学べます。

    -メッセージ-
    介護現場の改善は他力本願ではなく、自分自身が勇気をもって行動することが重要です。改善方法や考え方はたくさんありますが、そのアプローチ方法のひとつです。自分とは違う視点の考え方を知ることで、新しいアイデアが生まれると思います。

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