概要

2019年6月の通常国会で「ハラスメント防止法」が成立し、法人はハラスメントの発生防止、発生後の適切な対応等を義務付けられることとなりました。セクシャルハラスメントやパワーハラスメントといった言葉は、現在ではすっかり世間で定着していますが、それは現代の社会問題として深刻化しているという証でもあります。特にパワハラに関しては最近になり、現場の管理職が、部下にどのように指導していけば良いか悩んでいるという話が聞かれるようになってきました。「厳しく指導するとパワハラだ！と言われる」、「ちょっと注意しただけでも、部下の能力を伸ばしてあげたいと思い良かれと思って注意したことも、相手が不快に感じたらパワハラになってしまうのではないか」といった曖昧な知識のもと、漠然とした不安があるため、部下との良好なコミュニケーションまで阻害してしまうという状況に陥っています。本来パワハラとは優位的な立場を利用して、適切な業務範囲を超えた人権侵害や人格否定につながる言動・行動を指します。「厳しい指導」＝「パワハラ」ではありませんが、職場での正しい理解が進んでいない実態があります。管理職や一般職員がパワハラについて正しく理解することが、適切な部下指導、良好な相互コミュニケーション、生産性の高い働きやすい職場づくりをすることにつながってきます。本セミナーでは、現在、多くの法人でコンサルティングご支援をしているWJU方式の法改正に対応した①ハラスメントの境界線を正しく理解する　②適切な部下指導、育成方法　③ハラスメント防止策、内部通報制度の構築等働きやすい職場づくりをするなどのポイントを解説いたします。法人の人材確保、人材の流出にご不安をお持ちの経営者・事務長、人材マネジメントにお悩みの部門管理者の皆様にとって有益なセミナーとなります。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【プログラム】
Ⅰ．職場におけるハラスメントとは？　
　・ハラスメントはなぜ問題なのかを理解する ・ハラスメントをめぐる代表的な裁判事例
Ⅱ．セクハラ、パワハラ、マタハラの現状
　・明らかなハラスメント行為を理解する
　①パワーハラスメント
　②セクシュアルハラスメント
　③マタニティハラスメント
　・職場における微妙な言動を振り返る
Ⅲ．ハラスメントとコンプライアンス
　 ・パワーハラスメントの正しい理解
　 ・パワハラと指導の境目はどこか
　・民事上、刑事上の責任追及
　 ・パワハラが起きた時の対応について
Ⅳ．相談・苦情を受けた際の対応と流れ　
　・傾聴する際に必要な技術の具体例
　・関係者からヒアリングする際の主な注意点
Ⅴ．ハラスメント防止のための対策
　・パワハラにならないためのコミュニケーションと職場環境改善
Ⅵ．パワハラ防止法と働き方改革法対策で相互に補完できる人事制度

＊コンサルタント、メディア関係者、会計事務所、税理士事務所などの同業者はご参加をご遠慮ください。

お知らせ

※勤務先へのご連絡を希望されない方は、勤務先名称を空欄にし、
勤務先住所・電話番号の欄にご自宅等の住所・電話番号をご記入ください。

※参加人数が催行に満たない場合はセミナー開催が中止となることがあります。
その場合はセミナー開催日の10日前迄にご連絡させていただきます。
また、悪天候等によります開催日直前の緊急な延期・中止をさせて頂く場合も
ございます。皆様の安全確保のため、ご理解ご了承のほど何卒よろしくお願い
申し上げます。（パック旅券等の保証は致しかねます。予めご了承ください。）

※セミナーお申込み後のキャンセル受付につきましては、
セミナー開催日の８日前迄とさせていただきます。
既にご入金頂いている方には、メールまたはFAXにて返金確認書を
送付いたしますので、ご記入の上ご返送ください。

尚、お客様都合のキャンセルの場合、返金時の振込手数料は
差し引いて返金させていただきますので、ご了承ください。

セミナー開催日前７日を過ぎましてのキャンセルやセミナーの当日欠席につきましては、
参加料の返金は致しかねますので、代理の方に出席頂くか、
ＣＤ受講（カラー印刷資料付）への切り替えとなります。
その場合、別途送料(1100円､税別)をご負担いただきます。
未入金でも自動的にキャンセルとはなりませんので、ご注意ください。
この場合、後日請求書を送付させていただきます。

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