概要

先日見て見ぬふり出来ぬある報告書がアップされた。


作成元は日本医師会総合政策研究機構（日医総研）で依頼主は経済産業省。
※ご覧になりたい方はこちら（https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000037.pdf）
URLをコピーして検索すればサイトへ行きます。

テーマ「令和元年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業（公的保険外・医療周辺サービス実態調査）」


この中で、リハビリテーションの種類と定義について以下のように定義されている。
”医療機関が実施するリハビリテーションには、公的保険によるものと公的保険外によるものがある。また、医療機関以外の民間事業者が医療行為ではないサービスを「自費リハビリ」と称して提供している。本稿ではこれらの「自費リハビリ」を「自称リハ」と呼ぶ。”


昨今、理学療法士等の起業について様々な意見があるが、職業選択の自由において「理学療法士だから」と制限されることはあってはならない。「理学療法」を提供できるのは医療保険、介護保険内であることは間違いないが、健康予防のためのエクササイズ、ストレッチ、徒手を用いた施術、専門的な視点でのアドバイスを提供することは代替医療として認められたものである。その情報や技術は吟味洗練されたものが望ましいが、その選択肢はユーザーに委ねられているのが資本主義の基本である。


また「リハビリテーション」という言葉は、何も医学的なものに限って使用されるものではない。
・医学的リハビリテーション
・職業リハビリテーション
・社会リハビリテーション
・教育リハビリテーション
・リハビリテーション工学
リハビリとは身体に限らず、対象の全人的な復権を目的として行われるものである。身体や精神などの一側面から見るのではなく、人格や社会的立場、宗教観に即した関わり全てがリハビリテーションだ。


そこに「自称リハビリ」という言葉…

個人的には納得がいかない…


今回のZoomセミナーは、医療従事者であった私が独立起業し、医療以外の業界を見たことで得た知見や経験、感覚を共有します。


【テーマ】病院に必要とされない理学療法士
高齢化、人口減少時代において、医療・介護保険で身体の健康を賄うことは難しい時代が到来します。何故なら「税収」が減少するからです。ご存知の通り、医療・介護保険は税金で賄われており、人が少なくなることでその収入は確実に減少します。しかしながら、今理学療法士等は「過剰供給」にあると言われ、ほとんどの人が「転職は難しい」「新卒では選べない」という状況になっています。これから30年この業界で働いていくとき、今から考えておかねばならないことは何でしょうか？今回は「病院に必要とされない理学療法士」というテーマで一緒に考えていく１時間にしたいと考えております。


【ナビゲーター】福留良尚（ふくどめよしひさ）
総合病院での勤務後独立起業。地元で「予約が取れない」と言われるサロンを4年間運営する傍ら、年間50回以上全国各地で講演活動を行う。2019年株式会社設立後訪問看護ステーションを立ち上げ、現在教育事業、在宅医療での活動に携わっている。


【経歴】
2005年　理学療法士免許取得（総合病院10年勤務）
2015年　個人事業主として事業スタート
2016年　国際統合リハビリテーション協会認定講師就任
2018年　脳卒中包括的リハビリテーションアプローチ認定講師就任
2019年　株式会社BUILD COMMUNITIES代表取締役就任
2020年　訪問看護ステーションはな九州エリアマネージャー就任
2020年　脳梗塞特化型リハビリセンターはな博多所長就任
2020年　株式会社HANALAB特別専任講師就任

こんな方におすすめ

• ・自由参加【無料】
  ・PT・OT・ST（学生OK）
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講師