Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

【WEB開催】第58回日本医療・病院管理学会学術総会 データサイエンスで切り拓く医療・病院管理学の未来

データサイエンスで切り拓く医療・病院管理学の未来

このセミナーは受付終了しました。
セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。

開催日 2020年10月2日 開始:08:30 | 終了:14:40
2020年10月3日 開始:08:40 | 終了:19:10
2020年10月4日 開始:09:00 | 終了:13:25
会場 ZOOMによるウェビナー形式
福岡県※接続方法については改めてご案内いたします。  [地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 九州大学大学院医学研究院 鮎澤 純子
定員 1,000名
主催 九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学講座
受講備考 第58回日本医療・病院管理学会学術総会では、WEB開催に伴い、
参加者のみなさまに事前に参加登録をしていただきます。
(当日参加はできません!)

参加費は、会員・非会員にかかわらず、一律5千円となります。
支払はカード対応のみです。

一度お支払いいただいた参加費の返金はいかなる場合でも応じません。
予め御了承ください。

▼事前参加登録期間:令和2年7月1日(水)〜令和2年9月24日(木)(予定)
関連資料 ご案内チラシ

概要

第58回学術総会は、2020年10月2日(金)・3日(土)・4日(日)の三日間、
新型コロナウイルスの終息の見通しや関連する社会情勢の見極めが難しいなか、慎重に検討した結果、
WEB開催とすることに決定いたしました。

テーマは「データサイエンスで切り拓く医療・病院管理学の未来」です。
近年「データ」という言葉を聞かない日はありません。
実際いままでに経験したことのないような「データが活用できる環境」が整いつつあります。

データが活用できる環境は、研究、そして研究者にとっての大きなチャンスです。
医療・病院管理学の領域にとっての大きなチャンスでもあるはずです。質の高い研究のためには、
質の高いデータが不可欠です。質の高い研究のデザインも不可欠です。

学術総会では、そうしたデータの活用について、どこにどのようなデータがあるのか、
どのように活用できるのか、またそうしたデータが活用できるようになることのメリットと
デメリットについての整理も視野に入れながら、データサイエンスという視点で議論を深めて
いきたいと思います。

データを活用しておられる先駆的な研究事例をはじめ、そうした研究の成果と医療関連の施策との連携、
そしてデータサイエンスの世界の潮流についてもたっぷり聞いていただく予定です。

データが活用できる環境は、実務、そして実務者にとっても大きなチャンスです。研究の成果の実装、
そして医療の現場におけるデータの活用についても、いろいろなヒントをお持ち帰りいただく予定です。

例えば診療情報をどのように活用することができるか。インシデントレポートはどのように
データとして活用することができるか。現場の実務者の皆さんも是非ふるってご参加ください。

いうまでもないことですが、データが活用できる環境の実現は、一医療機関、
また医療界だけでできるものではありません。
「データ」を軸にした、他施設連携、地域連携、そして産学官連携のあり方についても、
進みつつある様々なプロジェクトのご紹介とともに、関係する領域の皆さんと、
「これからの可能性」を検討したいと思います。

第58回では、第57回で試みられた関連学会との連携などの企画の継承とともに、
しばらくなかった「企画の公募」も検討しています。詳細はまた追ってご案内させていただきます。
「データサイエンス」をキーワードに是非いろいろなアイデアをお寄せください。

多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

プログラム

  1. ※プログラムの概要案です(20200817現在)。今後も一部修正、変更があることがあります。

    第1日目 10月2日(金)【第1会場】
    【OCS】オープニングセッション(8:30〜9:20)
     開会のあいさつ(8:30〜8:35)
       鮎澤 純子(第58回日本医療・病院管理学会学術総会長)

     会長講演(8:35〜8:50)
     「データサイエンスで切り拓く医療・病院管理学の未来」
       演者 鮎澤 純子(第58回日本医療・病院管理学会学術総会長)

     基調講演(8:50〜9:20)
     「ヘルスデータと医療」
       座長 鮎澤 純子(九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学)
       演者 鴨打 正浩(九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学)

    【SP1】特別企画1(9:35〜11:25)
    「医療情報活用によるこれからの医療」
      座長 鴨打 正浩(九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学)
      演者 森 桂 (厚生労働省 医政局研究開発振興課医療情報技術推進室)
      演者 今村 知明(奈良県立医科大学 公衆衛生学)
    【SS1】共催セミナー1(11:40〜12:40) [株式会社 日本経営]
    「チームパフォーマンスを高める9つの心理因子とマネジメント」   
        演者 橋本 竜也(株式会社日本経営)
    【DS1】指定シンポジウム1(12:55〜14:45)
    「データベースからみえる医療の世界」
      座長 松田 晋哉(産業医科大学 公衆衛生学)
      座長 今中 雄一(京都大学大学院医学研究科 医療経済学)
      演者 今中 雄一(京都大学大学院医学研究科 医療経済学)
      演者 松田 晋哉(産業医科大学 公衆衛生学)
      演者 藤本 賢治(産業医科大学 公衆衛生学)
      演者 中島 直樹(九州大学病院 メディカルインフォメーションセンター)
    【SL1】特別講演(15:00〜16:00)
    「これからの日本の医療、これからの世界の医療」
      座長 鮎澤 純子(九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学)
      演者 横倉 義武(日本医師会名誉会長・元世界医師会長)
    【SP2】特別企画2(16:15〜18:15)
    「COVID-19をめぐって」
      座長 鮎澤 純子(九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学)
      演者 水本 憲治(京都大学白眉センター/大学院総合生存学館)
      演者 高山 義浩(沖縄県立中部病院 感染症内科・地域ケア科)
      演者 馬場 基 (奈良文化財研究所 都城発掘調査部史料研究室)

    第1日目 10月2日(金)【第2会場】
    【OS1】公募シンポジウム1(9:50〜11:20)
    「災害に強い地域づくりと高齢労働者支援の統合:Healthcare BCP」
      座長 有賀 徹 (独立行政法人労働者健康安全機構)
      座長 伊藤 弘人(独立行政法人労働者健康安全機構)
      演者 有賀 徹 (独立行政法人労働者健康安全機構)
      演者 野口 英一(戸田中央医科グループ)
      演者 中尾 博之(岡山大学大学院・医歯薬学総合研究科 災害医療マネジメント学)
      演者 山本 武史(東京労災病院 総合診療科)
      演者 正林 浩高(大森医師会・大田産業保健センター)
    【OS2】公募シンポジウム2(13:10〜14:40)
    「医療機関における健康経営の推進:データに基づくマネジメント」
      座長 尾形 裕也(九州大学名誉教授)
      座長 津野 陽子(埼玉県立大学 保健医療福祉学部 健康開発学科)
      演者 尾形 裕也(九州大学名誉教授)
      演者 津野 陽子(埼玉県立大学 保健医療福祉学部 健康開発学科)
      演者 渋谷 克彦(帝京大学 公衆衛生研究科)
      演者 髙田 昌実(医療法人玉昌会)



    第2日目 10月3日(土)【第1会場】
    【DS2】指定シンポジウム2(8:40〜10:40)
    「地域医療構想における再検証要請対象病院の指定をめぐって〜政策におけるデータ活用の検討」
      座長 尾形 裕也(九州大学名誉教授)
      座長 石川 ベンジャミン 光一(国際医療福祉大学大学院医学研究科 公衆衛生学)
      演者 松本 晴樹(新潟県福祉保健部長)
      演者 石川 ベンジャミン 光一(国際医療福祉大学大学院医学研究科 公衆衛生学)
      演者 竹中 賢治(公益社団法人全国自治体病院協議会 副会長)
      演者 織田 正道(社会医療法人 祐愛会織田病院)
    【EL1】教育講演1(10:55〜11:55)
    「データサイエンスとは何か?」
      座長 福田 治久(九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学)
      演者 井元 清哉(東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター)
    【SS2】共催セミナー2(12:10〜13:00)〔ヘルスデータサイエンティスト協会〕
    「3Dプリント可能な人工呼吸器開発プロジェクトの進捗とそのインパクト」
      座長 中島 孝(国立病院機構新潟病院 病院長)
      演者 石北 直之(国立病院機構新潟病院 臨床研究部医療機器イノベーション室)
    【DS3】指定シンポジウム3(13:15〜15:05)
    「世界最大の医療データベース・NDBの実際」
      座長 加藤 源太(京都大学医学部附属病院 診療報酬センター)
      座長 野田 龍也(奈良県立医科大学 公衆衛生学)
      演者 野田 龍也(奈良県立医科大学 公衆衛生学)
      演者 郡山 みな美(千葉大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学)
      演者 清水 央子(東京大学大学院薬学系研究科 ITヘルスケア社会連携講座)
      演者 大寺 祥佑(国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター)
    【OS3】公募シンポジウム3(15:20〜16:50)
    「費用対効果の世界」
      座長 福田 敬  (国立保健医療科学院 医療・福祉サ―ビス研究部)
      座長 池田 俊也 (国際医療福祉大学 医学部公衆衛生学)
      演者 白岩 健  (国立保健医療科学院 医療・福祉サ―ビス研究部)
      演者 五十嵐 中 (横浜市立大学医学群 健康社会医学ユニット)
      演者 馬場 俊明 (国立国際医療研究センター 国際医療協力局)
      演者 昌子 久仁子(神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション科)
    【SS3】共催セミナー3(17:05〜17:55)[クレコンメディカルアセスメント株式会社]
    「費用対効果評価制度で生まれる新しいキャリアパス」
      座長 坂巻 弘之(神奈川県立保健福祉大学)
      演者 村田 達教(クレコンメディカルアセスメント株式会社)
      演者 大野 慎也(中外製薬株式会社)
    【CP1】委員会企画1(18:10〜19:10)
    「研究倫理を考える —研究が社会に受け入れられるために—」
      座長 上條 由美(昭和大学大学院保健医療学研究科)
      演者 加藤 憲(愛知淑徳大学)

    第2日目 10月3日(土)【第2会場】
    【OS4】公募シンポジウム4(8:40〜10:10)
    「One Team Araoによる地域包括ケアシステムに向けた取組〜熊本県荒尾市」
      座長 伊藤 弘人  (独立行政法人 労働者健康安全機構)
      座長 安武 綾   (熊本大学大学院生命科学研究部(保健学系)地域看護学)
      演者 西山 幸喜  (荒尾市民病院 病院建設室)
      演者 宗 久美   (熊本県地域拠点型認知症疾患医療センター)
      演者 大嶋 俊範  (荒尾市民病院 脳神経内科)
      演者 岩本 理歌子 (荒尾市役所 保険介護課)
      演者 中村 光成  (一般社団法人 荒尾市医師会/西原クリニック)
      特別発言 石川 智久(熊本大学病院 神経精神科)
    【OS5】公募シンポジウム5(10:30〜12:00)
    「沖縄県における医療計画策定、がん計画策定と専門的がん医療機関の選定条件策定」
      座長 中村 幸志(琉球大学大学院医学研究科 衛生・公衆衛生学)
      座長 天野 慎介(一般社団法人 がん患者団体連合会)
      演者 増田 昌人(琉球大学病院がんセンター)
      演者 伊佐 奈々(琉球大学病院がんセンター)
      演者 埴岡 健一(国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科)
    【OS6】公募シンポジウム6(12:40〜14:10)
    「データを活用した病院経営の世界」
      座長 副島 秀久(済生会熊本病院 名誉院長)
      座長 西山 謙(九州大学病院 経営企画課)
      演者 西山 謙(九州大学病院 経営企画課)
      演者 來島 裕太(山口県立総合医療センター 診療情報管理室)
      演者 松本 卓(小倉記念病院 企画広報課)
      演者 松本 晃太郎(済生会熊本病院 医療支援部 医事企画室)
    【DS4】指定シンポジウム4(14:30〜16:00)
    「データを活用した看護の世界」
      座長 勝山 貴美子(横浜市立大学医学研究科 看護管理学)
      座長 濱田 正美(九州大学病院 看護部)
      演者 中川 朋子(福岡大学病院 看護部)
      演者 藤満 幸子(佐賀大学医学部附属病院 看護部)
      演者 宮田 千春(三重大学大学院医学系研究科 基礎看護学領域)
    【SP3】特別企画3 「遠隔医療・遠隔教育の展望」
    第Ⅰ部(16:20〜17:20)
    「New Normal時代の遠隔医療」
      座長 渡邊 直(一般社団法人 医療情報システム開発センター 顧問)
      演者 森山 智彦(九州大学病院 国際医療部)
    第Ⅱ部(17:40〜19:10)
    「遠隔教育によるケース・ディスカッション(デモ講義:株式会社麻生飯塚病院~内なる国際化~)」
      座長 鮎澤 純子(九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学)
      演者 星野 裕志(九州大学大学院経済学研究院 産業マネジメント部門)




    第3日目 10月4日(日)【第1会場】
    【SP4】特別企画4「COVID-19と医療安全」.
    第Ⅰ部(9:00〜10:00)
    「COVID-19と患者安全」
      座長 寺崎 仁(東京女子医科大学医学部 医療安全科)
      演者 長尾 能雅(名古屋大学医学部附属病院 患者安全推進部)
    第Ⅱ部(10:15〜11:15) [指導医講習会]
    「Withコロナ時代の病院管理・病院経営〜医療体制ガバナンス強化とそのための医療安全」
      座長 山本 光昭(東京都中央区保健所)
      座長 池田 俊也(国際医療福祉大学大学院医学研究科 公衆衛生学)
      演者 山本 光昭(東京都中央区保健所)
      演者 上田 英一郎(大阪医科大学 医療総合管理部QI管理室)
    【SS4】共催セミナー4(11:30〜12:20)[テルモ株式会社]
    「テルモ(株)におけるCOVID-19対策の取り組みについて」
      座長 濱田 正美(九州大学病院 看護部)
      演者 繁田 一伸(テルモ株式会社)
    【CCS】クロージングセッション(12:40〜13:25)
    表彰 (1)優秀演題賞(オンライン)
       (2)学会賞

    次回学術総会紹介 13:10〜13:20
      寺崎 仁(第59回日本医療・病院管理学会学術総会長)

    閉会のあいさつ 13:20〜13:25
      鮎澤 純子(第58回日本医療・病院管理学会学術総会長)


    第3日目 10月4日(日)【第2会場】
    【CP2】委員会企画2(10:00〜11:00)
    「もうすぐ始まりそうな医療・病院管理学会の「専門家」制度をともに考える」
      演者 今中 雄一(京都大学大学院医学研究科 医療経済学)

    【EL2】教育講演2(11:30〜12:20)
    「健診・健康保険・介護保険データの利用と医療政策」
      座長 前田 俊樹(福岡大学医学部 衛生公衆衛生学)
      演者 馬場園 明(九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学)

講師

  • 九州大学大学院医学研究院
    医療経営・管理学
    第58回日本医療病院管理学会学術総会 学術総会長
    鮎澤 純子

    「安全で質の高い医療」が「医療の効率化」と共に切実な課題であるという認識のもと、「マネジメント」の視点を基本に据え、「医療の安全と医療の質」の体系的な整理と、「安全で質の高い医療の提供」と「医療の効率化」の実現に向けた医療現場の組織論からの整理を通して、本講座の目的である高度専門職業人の育成に向けた教育・研究を行うとともに、医療の質・安全学会(理事)などの学会活動や、厚生労働省、医師会、日本看護協会などの社会活動に参加している。

レコメンドセミナー

もっと見る