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ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリー(境界線)セミナー

せっかく好きで始めた対人援助職の仕事なのに、毎日人間関係で疲弊していませんか?

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開催日 2020年11月7日 開始:18:30 | 終了:21:30 | 開場:18:20
会場 伊土ビル301号室(新宿三丁目駅より徒歩5分)
東京都新宿区新宿5丁目11-20伊土ビル301号室[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 AIDERS  山崎 正徳(公認心理師 / 精神保健福祉士)
定員 8名
主催 AIDERS
受講備考
関連資料 レジュメの1ページ目を公開しています。

概要

対人援助職の方の多くが、業務内容やスキルの問題よりも、同僚や上司、そして患者、利用者との人間関係で強いストレスを感じています。
あなたもそうではないですか?

・高圧的で声の大きな先輩に毎日気を遣い、言いたいことも言えない日々。

・患者さんとの関係で辛いことがあっても、「この仕事をしていればそれくらい当たり前」「嫌なら辞めれば?」としか言われず、お互いにサポートしあう環境には程遠い。

・仕事を抱え込み暴走する熱血タイプの同僚に巻き込まれ、仕事が増える。

・思い通りのシフトにならないと感情的になる同僚を怖がり、何も言えずに甘やかす上司。

・看護師が自分の思ったように動かないとすぐに不機嫌になる医者。

・入ってまだ半年もたっていないのに、ちゃんと夏休みはとって辞める新人。

・たまに現場に来て、現場の苦労も知らずに理想ばかり語って去っていく経営者。

・電話で無理な要求ばかりして、思い通りにならないと「それならあなた方はなんのためにいるのですか?」とキレて電話を切ってくれない患者。

・こちらが忙しくて話を聴けない時に、すぐに「死にたい」と言って無理に注意を引こうとする利用者。

毎日毎日人間関係に振り回され、援助職としての自分を見失い、途方に暮れていませんか。

そんなあなたに今必要なのは、自分の気持ちを大切にできる、もっと楽になる人間関係の距離感を学び、今よりもストレスを減らすきっかけを作ることだと思います。

そのためにまず、安全な人間関係の距離感であるバウンダリー(境界線)を軸に、対人援助職としての自分を振り返ってみることです。

バウンダリー(境界線)は、「私」と「あなた」は全く別の人間であり、別の価値観や考えを有している、という「お互いの違いを認めて尊重し合える安全な人間関係の距離感」です。

バウンダリーが守れている人間関係は、例え同僚とケースに対する方針が違っても、相手を責めたり陰で悪口を言ったりすることはなく、お互いを尊重してコミュニケーションをとることができます。

自分の思った通りに後輩が動かなくても、感情的になって責め立てず、気持ちを伝えることができます。

感情的になって要求を通そうとする患者さんに対しても、職場として「できること」と「できないこと」を落ち着いて伝えることができます。

仕事を押し付け合わずに、お互いの役割や責任を尊重して働くことができます。

見ていてあまりにも気の毒に感じる利用者さんに対しても、対人援助職としての自分の役割と、「助けてあげたい」「かわいそう」という個人的な感情とを切り分けて、適切な距離感で役割を果たすことができます。それにより、家に帰ってからも気持ちの切り替えがしやすくなり、体調も良くなります。

職場の複雑な人間関係、暴言暴力問題、いじめ、派閥、患者・利用者との関係など、あなたを悩ます様々な人間関係を、一度バウンダリーを切り口に整理してみませんか?

バウンダリーを学び、人間関係を評価できるようになると、どこまでが自分の責任なのか、そしてその人間関係において自分にできることはなんなのか、より現実的に考えることが可能です。

「私が悪いのかな?」「どうしてわかってもらえないんだろう」「なんで私はいつも押し付けられるのかな」

このようなモヤモヤした悩みが、「霧が晴れるように」客観視できるようになり、あなたが変わるためのきっかけにつながるのです。

毎日同じメンバーで顔を合わせ、家族的な距離感で働くことが多い対人援助職は、同僚とも、患者や利用者とも適切な距離感を保つことが難しくなり、人間関係の摩擦が生じやすくなります。

だからこそ、対人援助職にとっては、バウンダリー(境界線)を学び、人間関係を客観視して振り返るスキルを身に着けることは必須です。

訪問看護ステーション、訪問介護事業所、障害者施設などにおいて多くの講演実績のある「バウンダリー(境界線)」をぜひ学んでください。

こんな方におすすめ

  • ☆援助職の仕事を始めてから、明らかに体調が悪くなり、家族や友達から「疲れてるよね」と言われることが増えた。

    ☆自分に自信が持てず、利用者や患者に気を遣いすぎて言いたいことが言えない。

    ☆利用者、患者から恋愛感情を持たれやすかったり、恋人から暴言暴力を受けやすいなど、どうも人との距離感をうまく保てない。

    ☆何度も同じ話をしてくる患者にイライラしやすく、声を荒げてしまうことが増えた。周りから怖いと思われて辛い。

    ☆利用者に誰よりも一生懸命尽くしているのに、同僚から「やりすぎ」と言われて認めてもらえない。

    ☆ネガティブな性格で不安になりやすく、ストレスのコントロールができずいつも体調が悪い。

    ☆議事録や飲み会の幹事をはじめ、誰がやってもいいような仕事をいつも頼まれてしまい、断れずに引き受ける。

    ☆利用者さんの電話がいつも長くなってしまい、切ることができない。

    ☆利用者・患者からの暴言暴力に困り果て、限界を感じている。

    ☆利用者に対して感情移入しすぎてしまい、家に帰っても頭から離れない。

    ☆良かれと思って一生懸命やっているのに、患者や利用者から嫌われてしまうことが多い。

    ☆仕事が終わった後に買い物で浪費したり、過食に走ったり、行動のコントロールができなくて困っている。

    ☆悲しくないのに涙が出たり、仕事に行こうとすると急に体が重くなったりして困っている。

プログラム

  1. バウンダリー(境界線)とは?

    ・暴力加害者にありがちな考え、暴力被害者が陥りやすい考え方から、境界線の崩壊した人間関係を学ぶ。
    ・安全で対等な人間関係とは?
    ・バウンダリーチェックリスト(職場の人間関係、援助対象者との距離感をチェックする)
  2. バウンダリーが保てない時に何が起きるか。

    ・力のあるものが弱いものをコントロールする「支配・被支配の関係」
    ・援助職が、援助職として必要とされる必要がある「共依存の関係」
    ・相手に興味関心を持たない「無関心の関係」
  3. バウンダリーを保つために必要なのは、まず「援助職が精神的な健康を保つこと」

    ・燃え尽きのメカニズム
    ・援助職の現場ではなぜ感情が抑圧されるのか
  4. ストレスが減る人間関係の距離感を保つための具体策

    ・相手の感情に振り回されない方法 など

受講されることで得られる効果

  • 【受講者の声】

    ・これまで受けたクレーマー対策系の研修で一番実践に役立つと思います。相談での精神的負担を軽くするコツがわかりました。(訪問看護師)

    ・職場での入居者と職員との間で起きたトラブルが、何故起きたのか?が大変よくわかりました。お互いの距離感が大事であることが良くわかりました(児童指導員)

    ・少人数で、和やかな雰囲気の中セミナーを受けられたのが良かったです。 自分自身の問題も職員全体の問題もバウンダリーを意識することでかなり改善されるのではないかと思いました。 多くの人に知ってもらいたい内容です。 ありがとうございました(介護職)

    ・セミナーを受けていろいろ思いますが、自分自身に謝りたい気持ちがわきました。もっと信じて大事にしてあげれば良かった、と申し訳なく思います。今の職場は、各人が疲弊しレベル低下しており、人のことはまず置いておいて自分を立て直したいと思っています。(介護職)

    ・共依存についてもっと知りたい。まだまだ聴きたい!うちの施設全体に話してもらいたい。(知的障害者施設指導員)

    ・本当にすごく人間関係に悩んでいたのでお話を聴けて良かったです。明日から前向きにがんばれそうです。(診療所看護師)

    ・今まで健康だけが取り柄でしたが、今の職場に入り約1年半病気やケガが絶えません。休日も心身の疲労は取れず、自分の関わり方に問題があるのではないかと思い始め、今回のセミナーに参加させて頂きました。 結論、やはりバウンダリーを保つことができていなかったことがよくわかりました。すべてがつながりすっきりした感があります。今後はできることから初めて自分を変えていこうと思います。ありがとうございました。(訪問看護師)

    ・大変内容のある講座だった。相談員としての姿勢と、できること、できないことの判断など目から鱗の部分があった。(消費生活相談員)

    ・家庭でも職場でも共依存だと気づきました。(ケアマネージャー)

    ・職場内の関係性がストレスや疲れの原因だと気づきました。「チーム」を重視している職場なので、気づかない内に自分の気持ちを抑えて不満が蓄積していたのかもしれません。ストレスを感じやすい職場の特徴をお話しいただいた時、自分の職場と合致する部分が多く驚きました。バウンダリーの話では、苦手な同僚が思い浮かびました。客観的に捉えられて気持ちが楽になりました。(精神科病院臨床心理士)

    ・セミナーの感想を一言で表すと「自分の感情の扱い方を初めて教わった」これに尽きると思います。これからは自分の感情に目を向け、その感情を否定せず認めたいと感じました。 介護職と利用者の間には多くの感情のやりとりがありますが、介護職は常に利用者に共感し、受容することが求められます。それに伴う介護職員側の心(感情)については、まるで取るに足らないことのように扱われており、感情管理は本人任せです。
     今回教わった「バウンダリー」という人間関係の大原則を利用者や職場での人間関係に活用し、よりよいケア、そしてよりよい職場環境へと繋げていきたいと感じました。バウンダリーを身に着けるには、これまでの思考、考え癖を変えていく必要があり、簡単なことではないと思いますが、今後もセミナーを受講し、少しずつでも変わっていけたらと考えています。 (訪問介護事業所サービス提供責任者)

    ・セミナーに参加するのがこんなに待ち遠しいとは、1回目より2回目、もっと学びたいと思えるセミナーです。 そしてとにかくわかりやすく、学んだ感がしっかり実感できるセミナーです。 人生半ばを過ぎ、ある程度自分のことは理解しているつもりでしたが、セミナーで学んだ自己理解を深めていく中で悩みの本質を少しずつ整理できるようになりました。今まではその悩みにただ蓋を閉め、湧き上がってくるストレスにまた蓋を閉めての毎日だったのだと思います。今回は2回目の参加でしたが、1回目からすこぶる元気、何より心が楽になりました。 対人援助職の駆け込み寺のような存在、今回もありがとうございました。 (訪問看護師)

    ・対人援助職の自分というより、まずは一人の人間として焦点を当ててみようと思いました。(精神科クリニックソーシャルワーカー)

    ・職場で起きやすい問題点を先生が代弁して説明してくれて良かったです。この研修が活かせていけると良いと思います。(更生施設指導員)

    ・利用者に対して自分の考えを押し付けている感もありました。距離感を考えて援助していきたいと感じました。(更生施設指導員)

    ・研修資料を事務所に提出後、同僚達は興味津々で色々と質問が来ました。先生からの説明を話すと納得したりさらに質問が来たりで、かなりの反響でした。 我々の部署に、まさに必要な話で明確な説明でわかりやすく、もやもやしていたことが消えるような研修でした。今後関西圏で研修されることがあれば是非当事務所員全員を受講させたいと思います。ありがとうございました。(訪問看護師)

    ・最初から最後まで、思い当たることや納得することばかりで時間があっという間でした。本当に参加して良かったです。ケース支援をはじめ、職場での人間関係や友人との関係、親子関係等、引っ掛かりを感じていた場面の捉え直しができ、心が軽くなりました。早速、周囲の方に受講を勧めております。次回の日程が発表されるのを楽しみにしています。(保健師)

    ・援助者が変わる→相手も変わることを教えていただいた。これまで全くない考えで驚いた。(ヘルパー)

    ・1万円のセミナーよりもずっと役に立ちました!(精神科病院看護師)

    ・介護業界の中でメンタルストレスが重視されてきているので、現場研修として取り入れたいと考えています。(介護施設・研修担当)

    ・今までにない言葉で教えて頂き、考えるきっかけと理解の深まりを頂きました。具体的事例と切り口がとても良かったです。(精神科病院臨床心理士)

    ・なぜ自分がキレやすいのかわかりました。恥ずかしいです。(介護士)

    ・山崎さんの語り口調がとても明快で、勉強になりました。また参加させて頂きたいです。(精神科ソーシャルワーカー)

    ・ストレスフルな状態を「こんなの当たり前」っていう方が多いのは、感覚がマヒしてきているのだなあと思いました(中学校教員)

    ・看護の質は自分次第だとしか思っていなかったので、新たな発見で、本当に新鮮な気持ちです。とても有意義でした。また機会をみつけてセミナーに参加させていただきます。 これからもよろしくお願いいたします。(総合病院看護師)

    ・カウンセリングを受けようか悩んでいましたが、まずこのセミナーに参加してみて本当に良かったです。自分のことが本当によくわかり、力が抜けました。今日教わったことを生かして生活してみます。(保育士)

    ・「対人援助職あるある」、面白いですね。確かにあるあるです。(更生施設指導員)

    ・これまで受けた研修の中で1・2を争う面白さでした!(訪問介護ヘルパー)

    ・どれも当てはまることが多く、「だからこうなるのか」と理解できとても役に立ちました。また、エゴグラムで改めて自分のことも知れたのでよかったです。 ありがとうございました。また機会があれば参加したいです。 (有料介護老人ホーム介護福祉士)

    ・いいセミナーを開催して頂き有難う御座いました。 名古屋での開催を計画中です。 (有料介護老人ホーム介護福祉士)

    ・改めて、境界線の大切さを学ぶことができたセミナーでした。以前に一度受講していたので、その時と今の自分を比較することもできて、面白かったです。 境界線を引いていれば、カウンセリングで自分と全く違う意見のクライアントの話を聞いても疲れなくなる、という話が大変印象的でした。私は、相手の意見が自分には受け入れ難い・理解し難いような時、表面上は反論せず聞いていても後でとても疲れているので、心のどこかでコントロール欲求が働いているのかもしれないと気づきました。 また、同じ状況においても人によって感じる感情は様々であり、感情は自分の責任であるという話も印象的でした。感情は自分の責任であることは理屈では分かっていても、感情は自分の癖のようなものなので、反射的に湧いてきてしまう。私は感情が不快な場合は特に、相手に責任転嫁しがちになります。相手に責任転嫁すると余計に不快な気持ちになるし、疲れてしまいます。日々こうしたことの積み重ねが、疲労の原因の一つかもしれないと気づきました。 今回も具体例が豊富で、自分に関連付けて考えやすかったです。私も自分なりに消化して、患者様やご家族にも境界線に関する知識をわかりやすく伝えられるようになりたいです。 また参加させていただきたいので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 (精神科病院臨床心理士)

    ・2度目の参加ということで、前回学んだことを元に取り組んだことを思い浮かべながら聴講しました。受講したことで、以前よりも自分が対人場面で相手を優先し過ぎなくなっていたり、心理的な距離を取ることができるようになったように思います。また、仕事をしていてストレスを受けない日はあまりありませんが、自分で感じるダメージが軽減されているように思います。本当にありがとうございました。 (保健師)

    ・ありがとうございました。とても自分にとって有意義なセミナーでした。 自分に足りないところが、はっきり分かり今後やるべきことが見えてきた感じです。 ぜひまた参加させていただきたいと思います。 (ケアマネージャー)

    ・今回参加させていただき、何が会社にとって問題だったのか鍵を頂いた感じです。また、自分自身も何が足りないのか考えるきっかけになりました。更に相手の感情に振り回されないよう上手な距離の持ち方を学んで行きたいです。(ケアマネージャー)

    ・現場をご覧になっておられるかのような、臨場感を感じました。その続きが伺いたい…拗れた糸が解れ始めたように新鮮な驚きです。(ケアマネージャー)

動画でも受講できます!

詳しくは当方のホームページにてご確認ください。

「エイダーズ」または「AIDERS」で検索してください。
TOPページ → 「働く人」と「組織」を支えるセミナー → ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリーセミナー

※URL
https://www.aiders.net/seminar/boundary/

講師

  • 山崎 正徳(公認心理師 / 精神保健福祉士)

    AIDERS
    代表
    山崎 正徳(公認心理師 / 精神保健福祉士)

    エイダーズは、対人援助職のメンタルヘルスとパフォーマンスを支援するため、セミナー、職員研修、コンサルティング、カウンセリング、惨事対応(職場での自殺や事故、災害時のケア)を行っています。

    <講演の実績>
    ・みなとみらい福祉サービス様
    ・特別区人事・厚生事務組合社会福祉事業団様
    ・ことぶき介護様
    ・ケアステーションみなみ風 文京様
    ・東京都看護協会千駄木訪問看護ステーション様
    ・独立行政法人情報処理推進機構様
    ・立教大学大学院現代心理学部様
    ・埼玉県立大学保健医療福祉学部社会福祉子ども学科様
    ・新宿区福祉部障害者福祉課様
    ・東京更生保護施設連盟様
    ・東京更生保護施設連盟青年部様
    ・宇都宮市男女共同参画推進センター様
    ・ケアプランセンターえん。様
    ・日の出医療福祉グループ様
    ・神奈川県身体障害者施設協会様
    ・千葉県社会福祉協議会様
    ・神奈川県消費生活課様
    ・千葉県公的相談窓口様
    ・東京都公的相談窓口様
    ・都内更生施設様 他

    <メディア掲載・執筆実績>
    ・日経ビジネス(2020年2月17日号) シニア労働力の幻想 現場の本音「正直、足手まとい」
    ・臨床老年看護(日総研出版 / 2020年5・6月号)看護現場で今すぐ使える!「ストレスが減る人間関係の距離感」を保つ具体策

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